窓が多い部屋のレイアウトは難しい……。
外からの日差しもたっぷり差し込む、窓の多い部屋。開放感のあるお部屋にはよいイメージも多いですが、難しいのは家具や収納アイテムの配置ですよね。
今回は、インテリアレイアウトにお悩みの方向けに、メリットの多い配置アイデアをお届け。限られたスペースを有効活用する人気のテクニックや、ぜひ試していただきたい部屋配置のアイデアをお届けして参ります。一人暮らしの方をはじめ、ご家族でお住まいの方もぜひチェックしてみてください。
窓が多い部屋のレイアウト|リビング
窓の下にソファを置くレイアウト
窓が多いと、大きなソファを置くのも一苦労ですよね。そんな時に試していただきたいのは、少し背の低いソファを窓の下に置くこと。
実例のように横幅が同じぐらいのソファであれば、お部屋全体のバランスもよくなりおしゃれで居心地の良いレイアウトが作れるでしょう。
ソファを置くほどの余地はないというときや、場所的に厳しいというときには座椅子やスツールなどでもOK。
くつろぎながら見上げる外の風景は、きっと格別でしょう。
窓の前にソファを配置するレイアウト
大きな窓が多いお部屋の場合は、その前にソファを配置するのも一考です。
ソファは、少しゆとりをもって配置すると掃除もしやすく、湿気などもたまらないので安心です。
レイアウト実例のように、ソファやテーブルは背が低く圧迫感のないデザインのものにすると、部屋全体も落ち着きある空間になるでしょう。
カーテンとファブリックの色をあわせると、統一感が出ます。
ソファの後ろに棚を置くレイアウト
窓が多い一方で、間取りの都合上収納スペースが満足に取れない……という方にチェックしていただきたいのは、思い切ってソファの後ろに棚を置くレイアウトです。
実例のような背板のないタイプの棚であれば、物が多いご家庭でも圧迫感なく収納やディスプレイが可能。
思い切って大きなサイズの棚を置くと、物量が多い方でもお部屋がスッキリさせられるうえ、お部屋にメリハリが生まれます。
棚はできるだけシンプルなデザインで、まわりのものと色味を合わせるとスッキリするでしょう。
窓の前にカフェコーナーを作るレイアウト
外の風景が気に入っているという方や、ティータイムをとことん楽しみたいという方には、窓の前にカフェコーナーを作るレイアウトがよいのではないでしょうか。
ゆっくりお茶を飲みながらくつろぐことができるので、使い勝手も抜群のお部屋となるでしょう。
また、ソファではなく華奢なテーブルセットを選べば、移動もさせやすく光も遮らないというのがうれしいポイントです。
リビング学習やテレワークコーナーとしても使えるレイアウトです。
窓が多い部屋のレイアウト|ダイニング
天井からテレビを吊るすレイアウト
窓が多い部屋で、収納スペースがないとお悩みの方にぴったりなのは、天井から吊るすというテクニックです。
こちらの実例では、なんとテレビを天井から吊るしています。ダイニングからも見やすく、また空間を有効活用するテクニックは、ぜひ参考にしてみたいですね。
テレビを吊るすのはさすがにハードルが高い……という方は、植物やライト、ファブリックなどを吊るしてみるのもよさそうですね。
軽量の雑貨類なら押しピンなどでも吊るすことができます。
ベンチを配置したレイアウト
窓が多いダイニングに、椅子が満足に置けない……という時に参考になるのは、背もたれのないベンチです。
見た目がスッキリするうえ、何人でも座ることができるのでホームパーティーの時などにも重宝することは間違いなし。
実例のように壁と色味やデザインを合わせると、作り付けのようにスッキリと見えますよ。クッションなどで座り心地をよくするのもよいですね。
どちらかといえば、ダイニングでくつろぐことが多いという方にもぴったりのレイアウトです。
間仕切りを活用したレイアウト
窓が多い部屋は明るい反面、明るすぎてしまったり外からの目線が気になったりすることも。
そんな時には、間仕切りをレイアウトすると程よく落ち着いたお部屋を作ることもできます。
間仕切りを壁のように使うこともできるので、カレンダーやポスターなどのディスプレイボードになるのも魅力的。広いお部屋を区切ることもできますよ。
実例のように窓を少し見えるように配置しておけば、解放感を損なうこともなくおしゃれなレイアウトになります。
窓が多い部屋のレイアウト|寝室
ベッドを斜めに置くレイアウト
窓が多い部屋の場合、ベッドをまっすぐ置くというのは意外と難しいもの。そんな時は、実例のようにベッドを斜めに配置してみるというのも一考です。
掃き出し窓の場合はちょうど出入り口になる部分を開けておけば、ベランダやお庭への移動も楽々。
ベッドを斜めに配置することでお部屋の間取りにもメリハリが生まれ、おしゃれに見えるのもポイントです。
今までにないレイアウトを試してみたいという方にもぴったりの実例です。
窓枠を上手に活用したレイアウト
ベッド近くに窓が多いという方にぴったりなのは、その窓枠を収納やディスプレイ用のシェルフとして使うことです。
ベッドサイドテーブルや棚を置く必要がないので、お部屋を快適に使えますよ。
窓が多いだけ収納スペースも多いということになるので、より使いやすくなるでしょう。
ただし割れやすい物をたくさん置いてしまうと、災害時に大変になってしまうので、割れづらい物や軽量の物を中心に置くのがよいでしょう。
壁全体にカーテンを取り付けるレイアウト
窓が多い部屋というのは、その分だけカーテンが多いということ。
開け閉めも意外と面倒ですし、インテリア的にもごちゃつきを感じてしまう方もいるかもしれません。
そんな時に試していただきたいのは、壁全体にカーテンを配置することです。
カーテンの開け閉めが1回でできるだけではなく、壁面をスッキリとさせられるメリットもあります。
特に寝室でカーテンから漏れる光が多いのが気になっているという方にも、ぴったりのアイデアです。
窓が多い部屋のレイアウト|その他
窓の外にデスクを向けたレイアウト
間取りの利点を生かしながら作業をしたいなら、窓の外に向けてデスクや椅子を配置するのもよいのではないでしょうか。
光もたっぷり入るので明るいのもうれしいポイント。外からの視線が気になるという時には、ブラインドやカーテンで目隠しをすると安心ですね。
デスクを華奢なデザインのものにすると光や視線が抜けやすいので、圧迫感も感じずお部屋を広く見せることができます。
窓に棚を取り付けるレイアウト
窓周りに収納やディスプレイスペースが欲しいという方にぴったりなのは、窓枠に沿って棚板を取り付けること。
実例のように中央部分を活用するほか、窓の上に付けるのもよいですね。窓が多ければ多いほど収納の可能性が広がるので、使い勝手のよいお部屋になりますよ。
間取り上、棚の配置に悩んでいるという方にもぴったりでしょう。
なお、実例のように高い位置に棚を取り付ける場合は、軽量なものにするか落下防止策をとるのが重要です。
テントを置いたレイアウト
窓が多い子ども部屋は解放感がある一方、どこか落ち着かないと感じる子も多いもの。
そんな時にはテントなど個室感のあるアイテムをプラスすると、子どもにとって居心地のよいお部屋になります。
実例のようにテントにはライトをプラスすると、明るさもしっかりキープできますよ。
おしゃれな子ども部屋を作ってあげたいという方や、間取りの都合上リビングにキッズコーナーを置きたいという時にもよいおしゃれなアイデアです。
窓が多い部屋のレイアウト|まとめ
模様替えをお考えの方にもぜひ試していただきたい、さまざまなレイアウトアイデアをお届けしました。インテリアの配置もしづらく、また外からの視線や紫外線など気になることも多い窓の多いお部屋ですが、換気がしやすく、またお部屋を明るい印象にしてくれるなどうれしいポイントもいっぱいあるんです。
ぜひお届けした配置を参考に、居心地のよいお部屋をより素敵に整えてみてください。きっとおうち時間がより楽しくなるはずです。
こちらもおすすめ☆
新規登録
ログイン
お買い物