和室の寝室がワンランク上がるベッド
間取り的に和室を寝室に活用したいときがありますよね。けれども「慣れているベッドを使いたい」「野暮ったいインテリアにはしたくない」「床に比べて畳は柔らかいのでベッドを置いても大丈夫?」など実践するには躊躇することも。
そこで、注意点を踏まえた後悔しないおすすめをご紹介します。おしゃれに映りやすいカラーやマテリアル、デザインの特徴も合わせてお届けしますね。
和室を格上げするベッド|ロータイプ
和空間にしっくりと馴染むローベッド
和室は畳に座って生活することを前提に作られた部屋なので、インテリアは低いものでまとめるのが成功する選び方。
ロータイプは重心を下げるのでおすすめです。和室にしっくりとくるのはウッド素材。
洋ではなく和を意識してまとめた方が失敗なくおしゃれに決まります。
重量があるベッドは柔らかい畳に跡をつけてしまうので、かかる重さが分散するように接触面が大きいものにしましょう。
風通しがよく快適なすのこベッド
ホコリや湿気が溜まりやすい畳の部屋では、カビ・ダニを防ぐ対策が必要です。通気性に優れたすのこ状のものなら清潔さをキープできますよ。
ウッド素材の色味は和室の柱や鴨居の風合いと合わせるのがおすすめ。明るい場合は、こちらのようなナチュラルカラーを選ぶとおしゃれに仕上がります。
インテリアを設置したときに脚の接触部分が凹まないよう、ベッド下の部分だけにコルクマットやウッドカーペットを敷くのもおすすめです。
和にも合うブラックカラーのベッド
自然界に存在するグリーン、ブラウンなどのアースカラーは、和室に馴染みやすいとされています。
シングル・セミダブル・ダブルの3つのサイズが揃うこちらのベッドはブラックカラー。
あわせてモノトーンも和室に加えると、ワンランク上のインテリアになりますよ。
ブラックなら大人っぽい印象になり、寝室をおしゃれに引き締めます。お好みのカラーはアクセントとして少しだけ取り入れるのがおすすめです。
洗練度が増す漆喰ホワイトのベッド
ホワイトは和のテイストでいうと漆喰のカラー。畳上に置くとコントラストがくっきりとでますが、しっくりと馴染むのでおすすめです。
ヘッドレスになったデザインはより布団のイメージと重なり、ピッタリなインテリアですよ。
ロースタイルであるだけでなく、ふすまや障子など直線のラインで構成されている和室。
へッドボードも同様に直線を意識したデザインを選ぶと、おしゃれで洗練された和室になりますよ。
自由に材質やカラーを選べるベッド
こちらはフレームカラーと、9種類のマット素材を組み合わせて選べておすすめです。
和室の雰囲気に合わせておしゃれにコーディネートができますよ。国産で熊本県のい草を使用した畳のローベッドからは、よい香りがしてきそうですね。
ほぼ布団と同じ感覚で使用でき、和室に置いても全くの違和感のないインテリアです。
和室以外にもフローリングの床上に置いて小上がりとしても利用できそうな製品です。
和室を格上げするベッド|脚付き
脚付きを選ぶなら脚面積が大きいベッド
脚付きのベッドを選ぶときには注意が必要。重量を支える面積が小さくなるので、脚が太く本数が多いものを選ぶのがおすすめです。
さらに、脚の下にコルクマットなどを敷くと凹み対策になります。
こちらのパインウッドでできた商品は脚が多く、明るい木肌のインテリアを基調とした和室にマッチします。
ストレートラインで構成されているので、スタイリッシュな要素を感じるおしゃれな部屋になりますよ。
畳のマットを用いたすっきりしたベッド
マットが畳なら難なく和室に合って、一層落ち着きのある空間に。
ハイセンスにまとめるには、脚付きでもへッドボードはできるだけ装飾を抑えたインテリアを選びましょう。
和室の窓にはカーテンでなく木製のブラインドを合わせたり、ウッド素材のラックのようなインテリアを置いたりすると、和室のイメージを保ちながらおしゃれにセンスアップができますよ。
直線的なグレーファブリックのベッド
セミダブルやダブルも揃っている脚が4本以上あるベッドは、グレーカラーの布張り。
和室に木製以外のものを選ぶなら、レザー調よりもファブリック素材がおしゃれに映えますよ。
無彩色のグレーはくすんだトーンの和のカラーに合い、直線的なヘッドボードは和室に馴染むタイプでおすすめ。
洋風のインテリアでもカラーや素材を間違えなければ、十分に和室でも対応ができますよ。
高さを調節できる脚を持つ便利なベッド
木製ベッドフレーム「Mjuk(ミューク)【ヘッドレスタイプ】」 (SD(セミダブル), ナチュラル)
すのこ状に板を張ったヘッドボードのないデザインのベッドは、和室を開放感たっぷりの空間に変えるのでおすすめ。
高さ4.5センチのロースタイルも含んだ、3段階に脚の高さを調節できます。和室の真ん中に設置すればおしゃれな高級旅館の雰囲気も味わえます。
模様替えをするときには持ち上げたり、滑りがよくなるものを敷いたりしてインテリアを移動すると傷つきませんよ。
アースカラーでまとめると映えるベッド
シンプルな作りが和室に似つかわしいですね。こちらのシングルサイズも脚の着脱が可能になっています。
インテリアを和モダンにするときには、ベッドと同様に寝具のカバーリングもアースカラーでまとめると全体がおしゃれになります。
さらに剥がしやすい壁紙を利用するのも◎。
ホワイトカラーをチョイスした場合には、和室の1面だけをグレーのアクセントウォールにすると雰囲気がよりよくなりおすすめです。
和室を格上げするベッド|バラエティ
キャスター付きの収納があるベッド
こちらはナチュラルカラーでフレームと床との接触部分が多いため和室にもピッタリ。キャスター付の引き出しがありおすすめです。
すのこ状ではないものの、湿気対策が取られているのでカビの心配はありませんよ。
和室に置く際に避けたい素材は、スチール製のベッド。置くインテリア次第では、ちぐはぐな印象になりおしゃれから遠のいてしまいます。
古民家風になるダークブラウンのベッド
10種類の畳表から選べる大容量の収納が付いたベッドです。ダークブラウンのフレームは古民家風の深い色味の和室に置くとおしゃれになります。
フラットな凸凹のない形状でシャープさが際立ちますね。照明や小物を飾りたいときには、サイドにテーブルをおくのがおすすめ。
曲線ではないすっきりとした木製のインテリアをセレクトすると、一体感がでてまとまります。
一人暮らしが採用しやすいローベッド
組み立て時間が一人でも10分と簡単で、オフシーズンの衣類などを収められて一人暮らしの方にもおすすめ。
ロータイプは視線の高さを低くし、十分な広さのない一人暮らしの住まいを居心地よくするインテリアです。
直線的でヘッドレスになったデザインは、和室をモダンに変えますよ。和紙製シェードの照明を合わせると、光が柔らかになりおしゃれに決まりそうですね。
小物次第でアジアン風にもなるベッド
引き出しと照明が付いているブラウンフレームのベッドです。インテリアの形状は装飾がなく、すっきりとしていて和室におすすめです。
畳のくすんだグリーンと木のブラウンに、ホワイトのカバーリングを合わせるとグンとおしゃれに。
こちらは籐を編んだかのようなマガジンラックをレイアウトして、アジアン風にも感じ取れます。写真ではフローリングですが和室でも再現できそうですね。
コンパクトに畳める清潔感のあるベッド
こちらは23.5センチの高さで、万が一ベッドから落ちても大きなケガにならないためおすすめ。
低めなので和室に設置してもすんなりと馴染み、おしゃれになりますよ。
除湿力があるヒノキのすのこを床板に使い、消臭・抗菌・防ダニ効果が期待できます。
重さがキャスター部分に集中しない作りで、和室向けの製品です。折り畳むこともでき、わずか31センチの厚さで他のインテリアを邪魔しませんよ。
和室にベッドを置いてコーデを楽しもう
ご紹介したベッドは、寝る面にすのこや畳を採用したものを中心に選びました。和室らしい雰囲気を保ちつつスタイリッシュに決まるものがおすすめです。
インテリアは単品だけでテイストの雰囲気を作ろうとせずに、寝具カバー・サイドテーブル・照明・カーテンなども合わせて、トータルにコーディネートするとおしゃれになります。体を休めるのにふさわしい静かなゆとりも感じられる空間作りを目指したいですね。
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