洗面室は家族が手や顔を洗ったり歯磨きをしたりするプライベートな空間でありながら、お客様が手を洗うために使うことも多いパブリックな空間でもあります。来客時に見られることを考えるとしっかり整えておしゃれにしておきたいですよね。
リノベーションの際、洗面室をどのようにしようか考えるタイミングで知っておきたい、洗面室リノベの3本柱とおしゃれな洗面室のポイントをご紹介します。実際のリノベ事例も参考にしてみてくださいね。
■洗面室リノベの3本柱
事例を見る:Case77「#ふたり暮らし」
フルリノベーションのうち洗面室について考える際、また洗面室だけをリフォームする場合に知っておきたい洗面室リノベの3本柱についてご紹介します。
・洗面台選び
洗面室におけるメインの設備なので、洗面室リノベでは洗面台選びが雰囲気を決めるといっても過言ではありません。
洗面室だけをリフォームする場合には既製品の洗面台を選ぶことが多いかもしれませんが、フルリノベーションでは造作洗面台を設置することも多いはず。
造作洗面台とは、洗面ボウルや鏡、キャビネットが一体になっている既製品とは違って、それぞれのパーツから好みのものを選んで造作棚を取り付ける方法。
おしゃれな洗面室にしたい方はデザイン性に意識が向きがちですが、実用性も重要なポイント。
洗面台を同時に複数人使うことがあるかどうかによって幅を決め、何をするか、何を置きたいかによって収納容量やボウルのサイズを決めるようにしましょう。
・色合いや素材
洗面台選びとも重複しますが、洗面台や壁紙、床材、収納などそれぞれの箇所において色合いや素材選びも洗面室リノベの柱の一つ。
色合いは洗面室の雰囲気を決めるため、好みのテイストや好きな色の中から選ぶと良いでしょう。
色を決める際には、色の種類を使い過ぎるのではなく、色味を揃えたりメイン+アクセントの2色に絞ったりすると統一感が生まれます。
素材選びは雰囲気にも関わってきますが、実用性やお手入れのしやすさとも関係しています。
特に床や洗面台まわりの壁は水が飛び散ったり濡れたままになったりすることも多いため、お手入れのしやすさという観点では水に強い素材を使うのがおすすめ。
また洗面台まわりに少しだけタイルを取り入れてワンポイントにしたり、デザイン性のある鏡を取り付けたりするとオシャレ感がグッとアップします。
・収納
洗面室では、収納も重要な柱の一つ。お風呂に入る際に使うタオルや着替え、洗濯に必要な洗剤や洗濯ネット、掃除道具、消耗品のストックなど、洗面室に置いておくと便利なものはたくさんあります。
収納スペースがたくさんあると、置いておきたいものを全て収納することができるため、ごちゃごちゃした見た目になることがありません。
おしゃれな洗面室は、デザイン性だけではなくすっきりしているかどうか、清潔かどうかも印象に関わってくるため、収納に余裕を持たせることもポイントだといえます。
■おしゃれな洗面室のポイント
事例を見る:Case78「COLORFUL × STYLISH」
洗面室リノベの3本柱をご紹介してきましたが、おしゃれな洗面室にするためにはその他にどのようなポイントをおさえておくと良いのでしょうか。
・日当たりや風通し
おしゃれさに直接関係がないと思われるかもしれませんが、日当たりや風通しもおしゃれな洗面室には欠かせないポイント。
他の部屋の日当たりを重視して間取りを決めると、洗面室は後回しになることも多いかもしれませんが、水をよく使う場所であることを考えると日当たりや風通しを良くしてカラッとさせておきたいもの。
窓を設置できる場所であれば窓を取り付けたり、他の部屋からの光や風が入ってくるように工夫すると、雰囲気の良いおしゃれな洗面室にすることができます。
・生活感をなくす
生活感をできるだけなくすこともおしゃれな洗面室のポイント。
リノベーションでおしゃれにデザインしたとしても、物で溢れて生活感が出てしまうとおしゃれさが半減してしまいます。
生活感をなくすためには余裕のある収納スペースを作ることが大切なので、リノベーションの際には収納にも重点を置いて考えるようにしましょう。
・清潔感を保つ
清潔感を保つこともおしゃれな洗面室にするためのポイントの一つ。
リノベーションの際にどれだけおしゃれな空間に仕上げたとしても、掃除が行き届いていなければ清潔感がなくなっておしゃれさが半減してしまいます。
リノベーションでデザイン性にこだわったら、実際に住み始めてからは清潔感を保てるように意識しながら生活するとより良い洗面室を維持することができます。
■おしゃれな洗面室のリノベ事例
事例を見る:Case2「海外のようなアンティーク感をまとう」
おしゃれな洗面室にするためのポイントを確認した上で、実際のリノベーション事例もぜひチェックしてみてください。
・ナチュラルな雰囲気の中に緑のアクセント
事例を見る:Case114「暮らしやすさもおしゃれさも」
木の洗面台とベージュの床というナチュラルな雰囲気の中に、鏡のまわりに緑を取り入れることでおしゃれなアクセントになっています。
洗面室の奥には生活感の出そうなものを収納しておけるスペースを完備。洗面台まわりの収納だけでは足りなくて物が出しっぱなし、ということを防げます。
・レトロなカフェのような洗面室
事例を見る:Case99「レトロカフェ」
グレーのスタイリッシュな素材と白い四角の洗面台がおしゃれな洗面室。
木枠の鏡や棚でナチュラルさをプラスし、レトロなカフェのような洗面室が完成しました。
・子育て世帯も洗面室をおしゃれに
事例を見る:Case96「子育て中でもカッコいい!」
「子育て中でもカッコいい家」をテーマにリノベーションしたこちら。
家族の人数に合わせて幅の広い洗面台を選ぶことで、朝の身支度タイムの混雑を緩和させることができます。
生活感が出がちな洗面室ですが、収納をたっぷり設けることで子育て中でもおしゃれな洗面室を実現しました。
・ピンクのクロスが鮮やかな洗面室
事例を見る:Case86「温もりヴィンテージ」
洗面台や収納棚、床をナチュラルな色味で揃え、鏡のまわりはピンクのクロスを選ぶことで鮮やかさをプラス。
LDKでは色選びで挑戦できないという方も、洗面室やトイレなどの比較的狭い空間でアクセントカラーとして取り入れるのがおすすめです。
・最低限の洗面ボウルでかっこいい洗面室
事例を見る:Case105「ビールが美味しい我が家」
おしゃれな洗面室と聞くと、広々とした空間をイメージする方が多いかもしれませんが、こちらは最低限の洗面ボウルでかっこいい洗面室に。
一人暮らしということもあり、洗面台とトイレ、脱衣所の役割を一箇所に集約しています。
洗面室やトイレを一つにまとめることで、LDKを広く取ることができました。家全体がバーのような雰囲気でおしゃれにリノベーション。
■まとめ
リノベーションの際、洗面室もおしゃれな空間にしたいと思っている方も多いはず。
洗面室リノベの3本柱とおしゃれな洗面室にするためのポイントをご紹介してきました。実際の事例も参考にしながらリノベーション計画を進めてみてください。
SHUKEN Reは、洗面所、キッチン、家具、建具の造作も含めたおしゃれなリノベーションと技術力の高い自社施工が好評です。
施主様の希望や好みのテイスト、求める収納力などを丁寧に聴き取り、一緒に楽しく家づくりをしていきます。
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