あたたかな喫茶店のような雰囲気の二人暮らしの2DKインテリア
さまざまなストーリーを持つ、自分の好きなアイテムをたくさん並べて。
喫茶店のような有機的であたたかな空間がある、2DKの二人暮らしのお部屋を拝見しました。
text : Miha Tamura / photo : @kaiin48910
DIYで作った作業テーブルのあるダイニング
かいーんさんが彼女さんと二人暮らしをされていらっしゃるのは、2DKの賃貸のお部屋。
ダイニング・キッチンは10畳、そして6畳の部屋が2つという間取りで、襖は全て取り外して使われています。
部屋の決め手は、都心部へのアクセスの良さと、広さ。
「友達を呼んで楽しめそうな、開放的な部屋を選びました」とかいーんさん。
ダイニングには、3段ボックスを4つ使って簡単に安くDIYした作業台を置いて。アイランドキッチンの部屋に憧れて作られたとのこと。
「料理をするのが好きなので、一番使うことの多い場所です」
載せた板と棚とは四隅で万力で止められていて、簡単なのにおしゃれ。これは真似したいアイディアですね。
ストーリーのあるもので部屋を彩る
シンプルな部屋よりも、ものがたくさんあってごちゃごちゃしている方が落ち着くため、「あえてものが溢れているように見せている」とかいーんさん。
お部屋のあちこちに飾られたものは、どれもさまざまな来歴を持つものばかりで、それぞれが素敵な雰囲気を醸し出しています。
ダイニングの棚には、お気に入りのものばかりを置かれています。こちらのライトは、よく行く古道具屋さんで購入されたものだそう。
「1950年代ぐらいにあったライトを再現しているもので、一目惚れして買いました。光った時に絵が浮かび上がるのが部屋に合っていていいな、と思っています」
ブリキのピッチャーは、ご実家から持ってきたもの。
「形に惹かれるものがあって、ずっと持っています。思い入れがあるというわけではないんだけど、これがないとしっくりこない感じです」
リビングに飾られた洋梨の絵は、前の職場の先輩に描いてもらったもの。
「作家さんではなく、知り合いに描いてもらったもので、そういうストーリーのものが自分としてはすごく好きで、部屋に置いています」
リビングのちょっとした出窓も素敵に飾られていました。
塗装したIKEAの棚に載せられた赤いレコードプレーヤーは、ビクターの1960年代ぐらいのヴィンテージ品。今のレコードプレーヤーにはあまりないデザインが気に入っているそう。
「北欧系とか、アメリカンとか、そういうインテリアの系統には縛られずに、自分だけの世界をつくりたい」とかいーんさん。
自分の好きなものをたくさん飾られた空間はとても有機的で、ずっとここに居たいと思うようなあたたかさのあるお部屋でした。
かいーんさんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/kaiin48910/
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