近所で見つけた理想郷
「一点もの」の住まいに出会おう。 カウカモでまさに一点ものの住まいに出会い、新生活を始められた皆さまを撮影させていただく「カウカモグラフ」。
今回は、リノベーション済みの中古マンションを購入したカウカモエージェントの自邸を訪ねました。
《プロフィール》
名前:守岡 加奈多(もりおか かなた)
年齢:30代
職業:カウカモエージェント
趣味:ジム / 観葉植物 / インテリアショップ巡り / 歌舞伎鑑賞
《この住まいについて》
場所:駒沢大学
間取り:1R
面積:約35m²
築年数:築43年(取材時)
追加リノベ:なし
支払い額(以前と比べて):広さは1.4倍になり、支払い額はほぼ変わらず
家を探し始めたきっかけ:気分を変えたくて
家探し期間:2週間
内見数:1軒
Q1:以前の住まいは?
守岡:以前はリノベーション済みの賃貸物件に住んでいました。カウカモエージェントになってから、実際リノベーション物件ってどんなもんなんだろうと思い住み始めて、『リノベっていいな!』って肌で感じられたお家でした。広くはないけど、内装のテイストや南西角部屋・二面採光だったのが結構気に入ってたんですよね。
Q2:この街《駒沢大学》にした理由は?
守岡:正直そこまでエリアにこだわりはなくて、物件ありきで選びました。とは言っても、前の家もこの近くなので馴染みはあるんですよね。住宅街なので静かだし、駅前にはスーパーやパン屋さんがあって暮らしやすいことがわかってましたし。
交通の便で言えば、世田谷線の駅も近くて、京王線や小田急線にもアクセスしやすいのが魅力かな。インテリアショップに行くのが好きで、お気に入りのお店がある下北沢なんかによく出かけてます。
Q3:この家に決めた理由は?
守岡:このマンションは以前別の部屋をお客様にご紹介したことがあって、もともと知っていたんです。築40年を超えてるけど、全体的に古さを感じなくて好印象でした。
それに来年実施予定の大規模修繕で、窓サッシや玄関扉の交換も検討されているから管理面でも心配ないなと。
守岡:家に人を呼ぶのが好きなので、対面キッチンのあるワンルームって間取りも気に入ったんですよね。前の家はキッチンとリビングが離れているのが残念で、家を買うならこんな空間がいいなってイメージしてました。
この広さならキッチンは壁付が一般的ですけど、そうじゃないのはやっぱり “リノベ物件ならでは” ですね。
Q4:《リノベーション済みの中古マンションを買う》以外の選択肢は検討した?
守岡:自分でがっつりリノベーションをオーダーするのは手間がかかるので、最初から自分好みに出来上がってるものが理想でした。
ここはシンプルだけどさりげなくアクセントクロスが貼られていたり、使いやすいそうな間取りが気に入って、特別手を加えなくてもいいなって思えたんですよね。
今まで色々なリノベ済み物件を見てきた中で、どうしても『ここに住むなら、こう変えたい』と感じるポイントがあったんですけど、ここはそんなことがなかったというか。
Q5: 購入にあたって不安に感じたことや乗り越えたことは?
守岡:やっぱりローン審査ですね。40㎡以下のワンルームって審査が通りづらいんです。銀行さんによって、〇〇㎡以上じゃないと貸し出してくれないとか色々制限があって。
私はエージェントなので、どこの銀行さんであれば審査が通りやすいかは知っていたけど、やっぱり結果が出るまではドキドキでしたね……
Q6:家を買ってみてどうだった?
守岡:もちろんよかったです(笑) 前の住まいと月々の支払い額はほぼ変わらないのに、LDKはもちろん、トイレやお風呂までひとつひとつの空間にゆとりができたなと。
やっぱり家が広くなると、家具の選択肢も増えて楽しいですよね。
昔、知人に譲ってもらった立派な無垢の板材がずーっと家に眠っていて、いつかDIYでダイニングテーブルにしたいなって思っていたんですが、置く場所がなくてなかなか実現できず……それがここに越してきてやっと叶ったのがすごく嬉しかったです!
コロナ禍が明けたら、このダイニングテーブルを囲んで、みんなで美味しいご飯を食べたいですね。
Q7:この家のお気に入りの場所やこれから楽しみにしていることは?
守岡:緑の多い窓辺ですかね。毎朝、グリーンたちをベランダに出して日光浴させるのがルーティンになってます。
園芸店を営んでいるお客さまから、『朝日だけでも直接浴びせてあげるといいよ』ってアドバイスをいただいて実践してるんですけど、本当に元気に育ってます。
守岡:ちなみに季節が変わると違う鉢に植え替えていて、今は秋冬バージョンになってます。 使ってない鉢はレンジフードの上に飾ったりして、たまに衣替えさせたりしています(笑)
守岡:あとはドライフラワーのコーナーもお気に入りかな。飾っているのは、人生の節目節目でいただいた花束で作った思い出深いものたちなんです。
ハンギング用の金具は自分で設置したものなんですけど、“追加リノベ” までいかなくても、こんなふうに少しずつカスタムするぐらいが自分には丁度よくて楽しいですね。
Q8:これから家探しをする人にアドバイスがあれば
守岡:伝えたいことはたくさんありますが、まず「部屋に入ったとき、自分が暮らしているイメージが湧くか」を大事にして欲しいなと思います。
ここをこうして、あれを置いてみたいだとか、あれこれ妄想が膨らむといいですよね。違和感なくそんなイメージが湧いてきたらぜひ購入を検討して欲しいです!
取材・文・撮影:本多 隼人
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