食器を出しやすく見た目もよい収納
いくつかの料理を同時進行で作るため盛り付けは調理の合間に行うことが多いですよね。食器を探したり取り出したりするアクションはシンプルなのが理想的。
けれども器はさまざまな形状でサイズも一つではないため、最適な収納にたどり着くのは難しいです。
ちゃちゃっと進めるには使用回数、利用場所、ゆとりの3つの観点で食器を収めるのがコツ。上手く整理ができれば実例のように器が引き立ちストレスがなくなりますよ。
食器の収納方法:引き戸
アイテムを絞ってゆとりのある収納
奥行きのある引き戸を開けると洗練された素敵なシルエットのカップやプレートが整理されています。
手に入れたときの思い入れが強い食器を、平面いっぱいに収納せずにあえて余白を残した実例は、取りやすさが抜きんでています。
キッチンの主役のようで引き戸を開ける度に癒されますね。
食器は時の経過とともに好みが変わったり、いただいたりして増えてしまうため、定期的に思い切って処分して片付けることも必要です。
引き出しを投入して使いやすい収納
使用回数が中程度のものを収める引き戸棚の床近くには、引き出しタイプの容器を2つ差し込み、片方に丼皿を入れています。
下方面は直に置くより引き出す方が取りやすいことも。定期的に使用する食器をスムーズに取るコツです。
容器はジャストサイズを探してレイアウトすると見栄えもアップ。
収納がワークトップより下にある場合、よく使う食器は上から2段を目安にしまうといいですよ。
細長いケースを利用した収納
お椀やお茶碗といったベーシックな食器は出し入れしやすい所に置きたいもの。こちらでは引き戸の上から3~4段目が適しています。
実例ではケースに種類別でひとまとめにしているため、家族全員分を一気に取り出せます。
優し気なホワイトの食器はまとめるときれいに見える他、食事のジャンルを問わないので有効活用ができます。
グラス類はお子様自身で取り出しやすい高さに整理するといいですよ。
食器の収納方法:引き出し
一目で欲しいものの場所がわかる収納
引き戸は開けてもスペースを取らないので、通路が狭かったり数人でキッチンに立ったりしても干渉しにくいメリットがあります。
引き出しはそれに対して全食器を一望できるのが魅力です。
実例ではグラスやカップを子供でも手にしやすい1段目に収納し、2段目には重量感のあるプレートが整理されていますね。
食器は異なる種類を混ぜずに柄ごとに片付けてあるので、直感的に使いたいデザインを手にできます。
かごや仕切りを駆使した収納
ワイヤーかごや無印のかごを引き出しに組み合わせて仕切りにした実例です。
その中もプラスチック製や星形の仕切りを使って、あつらえたかのように整理されていますね。
小さな食器はごちゃついてきれいに見えないときもありますが、積み重ねたり縦置きしたり整然と収納されています。
引き出しごとに食器のジャンルをまとめるのも合理的な方法。お茶碗類は見つけやすくなるようひっくり返して柄を見せるのがコツです。
細々としたカトラリー収納
カトラリーは種類が多く細々しているので頭を悩ませる収納の一つ。
ケースを横置きして長さに応じた仕切りを差し込んでいるので、引き出した反動で崩れることもなく整理されていますね。
箸置きもすっきりと収まっている実例です。端にはお茶碗が収まっていますが、炊飯器の近くで一番効率がよいそうです。
いつもの調理の動線に合わせて食器の位置を決めるテクニックで無駄な動きがなくなります。
食器の収納方法:ウォールキャビネット
すっきり見える技の詰まった収納
参考にしたいコツがちりばめられたウォールキャビネットの1枚がこちら。
食器の種類によって適切な方法が異なるので、出番数や使い道に応じて食器をカテゴリー分けしましょう。
吊戸棚の最上部分は普段は使わないものを収納しますが、ファイルボックスなら取りやすさも抜群です。
カップホルダーは棚の上部を無駄なく整理できますよ。実例のようにお茶のアイテムをひとまとめにすれば、丸ごと運ぶだけでブレイクタイムが可能です。
ワイヤーの棚を使った収納
比較的に手が届きやすいウォールキャビネットの下方部分なら、普段使いのお茶碗やプレートなどの食器も置けますよ。
ワイヤーのコの字型の仕切りを使えば収納力が2倍になり、しまう量が多くても収まります。
上下段とも重ねる食器の高さは手の入るスペースを十分に空けて片付けます。余裕をもって整理すれば出し入れもノンストレス。
上方部分は実例のように取っ手のついた収納ケースを利用するとよいですね。
器の高さに応じた収納
グラスやカップに合わせて棚板の高さを調節した実例です。
高さにゆとりがないと奥の食器が取りにくくなりますが、ここではキャビネット内を横1列で整理しているので問題ありませんね。
カップの取っ手は出しやすいよう手前に向けるといいですよ。
プレートを積み重ねる場合はできるだけ同じデザインのものだけにしましょう。種類は絞った方が下にある食器でも取りやすいですよ。
食器の収納:フロアキャビネット
ディッシュスタンドを使って収納
デッシュスタンドは選びたいものを瞬時にチョイスできるので、大きさやデザインがそれぞれ異なるプレートを収納するのに適したグッズです。
フロアキャビネットの一番下は使用回数が中程度のものを整理するのに向いています。
積み重ねるのではなくディッシュスタンドに片付けているので、膝をつかずにパッと取れます。
モノトーンをテーマに食器をまとめているので見た目も美しい実例ですね。
プチプラを使ったおしゃれな収納
キャビネット内を使いこなすには収納グッズが便利ですが、数が多くなるのでリーズナブルに済ませるのがコツ。
実例のファイルスタンドはダイソーの製品で、デザイン別に納めるときに重宝します。垂直に起こせば多くの枚数が整理できますよ。
無印のアクリルスタンドはカップ類のデザインを邪魔せずスタイリッシュに決まります。
高さのない棚はニトリのトレー上に置けばスムーズに食器が引き出せますね。
奥にあっても手が届くケース収納
フロアキャビネットの向かって右側には収納ケースを駆使してやカップを入れていますが、隈なく整理できる上に手にする動作もスマート。
かごにはお茶碗が入っていますが、家族分をまとめれば配膳の手間が省けそうですね。
実例では左側の上段のトレー上によく使う小皿を数種類まとめて整理しています。
それまで奥の食器を取り出すのは面倒でしたが、ストレスが感じられなくなったそうです。
食器の収納方法:その他
コーヒーメーカーのそばに収納
コーヒーが好きで飲む回数か多い方は、食器はあえてしまわずに、実例のようにコーヒーメーカーのそばをカップの定位置とするのはいかがでしょうか。
天然素材のボックスに収納すれば、おしゃれなコーナーの出来上がりです。食器を取りに行く必要がないので動線を短くできる整理方法ですね。
お菓子も一緒に楽しめるように小皿もセットにして置いてもいいかもしれません。
地震が来ても安心な収納
地震が度々起こる昨今、食器を壊さないような収納にしておくとよいですよね。
こちらの実例では上段の棚に壊れにくいメラミン食器やプラスチックのお皿だけを整理しています。
セリアのケースやファイルケースには、水筒やお弁当で使うピックなどを収納してラベルを貼り、中身がわかるようにしています。
高い場所で使うことが多くてもファイルケースにしまえば取り出しは楽ちんです。
お弁当グッズをひとまとめに収納
お弁当にまつわるアイテムを1つにした実例をご紹介します。
無印のファイルボックスハーフにお弁当箱だけではなくお箸やバンド、ナプキンまでを一緒に整理していますね。
別に片付けがちなナプキンまでをセットにすれば忙しい朝も時短になります。
パントリーに収納されているそうですが、コンパクトなので食器棚で使っても快適に。
食器をグループ分けして使う場所に配置すると無駄な動作を省けます。
食器をスマートに収納する方法
詰め込むと食器の在処がわかりずらくなり、手前のものをよけないと奥のものが取り出せなくなってしまいます。
自分の目線から腰の部分には一番使用回数が多いもの、次は腰より下に、ほぼ使わないものは目線より上へと食器を分割しましょう。
種類や使用目的が同じものをひとまとめに整理すると動きがコンパクトに。実例のように空間に合ったケースやかごを利用して仕切ると有効活用ができますよ。
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