賑やかさに住まい、明るさにくつろぐ
「一点もの」の住まいに出会おう。 カウカモでまさに一点ものの住まいに出会い、新生活を始められた皆さまを撮影させていただく「カウカモグラフ」。
今回は、街選びを大事に家探しをし、風通しのいい明るい空間を手に入れたご夫婦の住まいを訪ねました。
《プロフィール》
名前:A.Lさん / Y.Lさん
年齢:30代 / 20代
職業:会社員(営業) / 会社員(制作系)
趣味:お酒、スキー&スポーツ、自転車、食べ歩き
《この住まいについて》
場所:学芸大学駅
間取り:1LDK
面積:54.05m²
築年数:築51年(取材時)
追加リノベ:キッチンのタイル、リビングに壁付けテーブルおよび棚を造作、寝室のクローゼット、靴棚
支払い額(以前と比べて):広さは40㎡から54㎡になり、支払い額は3万円アップ。
家を探し始めたきっかけ:以前の住まいが狭かったこと、部屋が暗く隣家との距離が近いため、圧迫感があったこと
家探し期間:3ヶ月
内見数:9軒
Q1:以前の住まいは?
A.Lさん:以前は戸越と西大井の中間くらいの場所にある賃貸マンションに住んでいました。これまではふたりとも日中は仕事で家を空けるし、休日は出かけることが多かったので、職場へのアクセスを重視して住まいを選んできたんです。
でも、コロナ禍で家にいる時間が増えて、40㎡はさすがに狭いなと感じるようになりました。
Y.Lさん:家でなにをするにもスペースが足りないし、窓を開けるとお隣さんと「コンニチハ」してしまうほど距離が近くて。今まで気にしてこなかったことが気になり始めて、もっと住み心地のいい家で暮らしたいと思うようになりました。
ふたりとも将来は子どもが欲しいと思っていたので、タイミングとしてもちょうどいいかな、と考えたことも理由ですね。
Q2:この街《学芸大学》にした理由は?
A.Lさん:チェーン店よりも個人商店が多い戸越の雰囲気が好みだったので、街選びは住まい探しにおいて大きなポイントでした。学芸大学は戸越と同じように活気があって、雰囲気のいい店が多かったことが印象的で。
Y.Lさん:友人には「このタイミングで逆に都心に移るの?」と言われましたね。家を購入したタイミングが緊急事態宣言の真っただ中だったので、まわりはどちらかというと郊外志向の人が多くて。
でも、私たちはもともと家にこもるタイプじゃなかったし、近くにふらっと出かけられる場所があった方がうれしいなと。
Q3:この家に決めた理由は?
A.Lさん:家全体を通して感じられた “抜け感” です。ほかにもいくつか物件を見たんですけど、ここ以上に抜けのある物件がなかったんですよね。
以前住んでいた家の室内が暗かったこともあって、入った瞬間に玄関から明るかったり、三面角部屋で風通しがよかったり、気持ちのよいポイントが多いこの物件に一目惚れしてしまいました。
Q4:《リノベーション済みの中古マンションを買う》以外の選択肢は検討した?
Y.Lさん:もともとは中古を買ってフルリノベーションをオーダーする、の一択でした。戸越の家も、その前に住んでいた家もリノベーション済みの賃貸物件だったので、家を買うなら自分たちの手でリノベーションしたいなと。
A.Lさん:それでも家を買うというのはやっぱり大きな買い物なので、念のためにと思い新築のタワーマンションも内見に行きました。ただ、『ホテルみたいだな』というのが正直な感想で、私たちの心には響かなくて。
同じくらいの広さだと新築の方が圧倒的に金額が高いし、住みたい家に住むためには郊外じゃないと価格が見合わないということも、選択肢から外した理由です。
Q5: 購入にあたって不安に感じたことや乗り越えたことは?
Y.Lさん:いつか売却するときのことや耐震性を考えると、築古であることが気になりました。
でも、このマンションは補修工事が定期的に行われていて管理状態はいいし、調べてみたらこのエリアは地盤が強くて過去に災害が少ないらしく、安心しました。
Q6:カウカモで家を買ってみてどうだった?
A.Lさん:街も家も、すごく気に入ってます。近所をふたりで歩いていると、いつも『いい街に住んだなー』って話しています(笑)。
今でもカウカモのヘビーユーザーで、よく物件記事を読んでますよ。
Y.Lさん:先日、妹にも紹介しました(笑)。
Q7:この家のお気に入りの場所やこれから楽しみにしていることは?
Y.Lさん:うーん、バルコニーかな? いままでの家にはバルコニーがなくて、外に出られなかったんですよね。だから、テーブルとイスを出してここでふたりでお酒を飲んでる時間が楽しいです。眺望がいいので、夕日を眺めている時間も好きですね。
A.Lさん:以前の住まいから使っている家具が多くサイズ感が合わないものもあるので、これからこの家に合った家具を揃えていくのが楽しみです。玄関に物を引っかけるフックを付けたりとか、ちょっとずつ細かいアップデートをして暮らしを楽しんでいきたいなって思ってます。
これから実行に移していきたいんですけど、もしかしたら考えてる時間が一番楽しいのかもしれないですね(笑)。
Q8:これから家探しをする人にアドバイスがあれば
A.Lさん:なにはともあれ、まずは一度物件を見てみることをお勧めします。何軒か現地を見てみて、比べてみる。そのなかで気になる点が出てきて、自分が本当に重視しているポイントが見えてくると思います。もっと明るい方がいいなとか、間取りがもっとこうだったらいいなとか。
Y.Lさん:私は、内見が終わったらその街を探索してから帰るといいかなって思います。住むとなったら家の中だけじゃなくて、その街の中で暮らすことになるので。私たちの場合は街を重視したかったこともあって、かなり歩き回りました。
A.Lさん:内見を重ねていくなかで、街の情報と優先順位をエージェントさんに共有・整理してもらったら、少しずつ立地も絞られていくと思います。商店街がある街が好きだとわかったら、紹介してもらう物件も変わってきます。
あとは、タイミング。運命の物件と出会うべくして出会うこともあるし、『これ以上の物件は出てこないだろうな』っていう、自分なりの勘所もついてくるんじゃないかなって思いますね。
担当エージェント:鈴木 佳菜子、小田切 咲樹/撮影・取材:沢崎 友希/編集:清水 駿
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