一級建築士が選ぶセンス&機能性ありのリノベーション玄関事例4選

以前は一般的な大きさの玄関でしたが、リノベーションをして元の3倍以上の広さになりました。価格や立地の条件で、購入できるマンションの広さは決まってしまいますが、リノベーションをすることで広く見せることはできます。

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一級建築士が選ぶセンス&機能性ありのリノベーション玄関事例4選
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ゼロリノベ

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一級建築士が選ぶセンス&機能性ありのリノベーション玄関事例4選

リノベーション玄関事例

家のドアを開けて一番に足を踏み入れる玄関。それほど大きな面積を占めるわけではありませんが、マイホームの顔ともいえる場所です。

来客もまずは玄関を見て、その先はどんな場所かを想像するので、家の第一印象は玄関で決まります。だからこそ、リノベーションの時にこだわりたいポイントの1つです。

いろいろなこだわりを形にしたリノベーションで、素敵な玄関になった事例をご紹介します。

 

 

リノベーションするなら広々玄関を。広い玄関は家自体を広く見せてくれる

リノベーション玄関事例2


以前は一般的な大きさの玄関でしたが、リノベーションをして元の3倍以上の広さになりました。作り付けのオープンシェルフは、何十足も靴を並べることができる大容量。

いくら広い玄関にしても、脱いだ靴で埋まっていると雑然として全く広く感じられません。これなら脱いだらぱっと置くだけ。リノベ後も変わらぬきれいさを保てる優れものです。

全体的にシンプルな作りなので、ギャラリーのようにオブジェや絵画を飾るのにも適しています。アートに触れると生活が豊かになりますし、飽きたら別の物にすれば変化を楽しめます。

季節ごとのお花を置くのも良いですし、住む人の個性を示せる場所になります。また、玄関を入るとリビングまで遮る物のない縦長の視界が開けているので、奥行きのある家に見え、平米数以上の広さを感じられるでしょう。

見えている床面積は体感面積に比例しており、その意味でも片付けやすいオープンシェルフが一役買っています。価格や立地の条件で、購入できるマンションの広さは決まってしまいますが、リノベーションをすることで広く見せることはできます。

 

土間玄関でインダストリアルな雰囲気のリノベーション

リノベーション玄関事例3

最近流行のインダストリアルな雰囲気を持った室内。インダストリアルは辞書で引くと「工業の」「産業の」などと書いてあります。そこから派生して、使い勝手が良くシンプル、少し無骨で男前・・・そんなイメージを指しています。

土間の色合いとゴツゴツ感、機能的な使い勝手の良さは、正にインダストリアルな玄関といえます。リノベーションで設置した、あえてむき出しの電球も良い味になっています。

玄関を土間にすると「外内の中間のスペース」ができるので、様々な用途が生まれます。たくさんの買い物袋を抱えて帰ってきたときもドサッと荷物を置けますし、お子さんの部活道具を置く場所にもなります。

お砂場遊びの道具も躊躇なく置けて、DIYの時は床の汚れを気にせずに作業できます。他にも趣味の自転車を置き、整備をしている人もいます。砂がこぼれても汚れても、さっと掃除できるのが嬉しいですね。住む人に優しい玄関です。

土間玄関は、ちょっとした椅子を置いてご近所さんとおしゃべりをするのもおすすめです。昔、土間で隣のおばさんと母が話している光景をよく見ました。当時は何も感じませんでしたが、きっと涼しかったのだろうと今になって思います。

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玄関から続くウォークインクローゼット。収納にもこだわったリノベーション

リノベーション玄関事例4

宅配便で大きな物が届いたとき「この場に収納があったら・・・」と思ったことはありませんか?

そんな希望に答えたのが、玄関を入ってすぐの大容量ウォークインクローゼットです。

棚は可動式の作り付けなので、大物はもちろん細々とした物をとりあえず置いておくこともできます。

カーテンで仕切れば玄関先からクローゼットの中を見られることはありませんし、多少ごちゃごちゃしていても一切問題なし。

また、クローゼット内は土間エリアと室内履きエリアの両方があるので、収納した物を室内から取りに来るときも便利です。

また玄関自体を見ると、非常に幅広の作りになっています。

靴を脱いだり履いたりするとき座る部分が広いので、朝の玄関前渋滞が起こりにくく、スムーズな1日の始まりを迎えられます。

お子さんが小さい内はベビーカーを広げたり、お外遊びのおもちゃを用意したり、意外と玄関で過ごす時間は長く、その場が快適なのはとても重要です。

リノベーションで小さなストレスを1つ1つ減らし、笑顔で子供と向かい合う余裕を作り出します。

このような玄関とつながった大容量クローゼットは、家全体の動線を考えて設置しなければ使い勝手が悪くなり、最悪の場合、使わなくなってしまいます。

リノベーション設計前の段階で、設計士やコーディネーターに作りたい旨を伝えるとよいでしょう。

玄関と収納を広く取る分、居室は狭まってしまうので、バランス感覚も必要です。プロの意見を聞いて、話し合いながらリノベーションを進めてください。


 

大きな窓を活かして、明るい玄関にしたリノベーション

リノベーション玄関事例5

リノベーション前は居室だった場所を丸々玄関にしました。壁と床と家具の色は白で統一したので、光を反射してより広く見えます。

物をあまり置かないことで非日常感が生まれ、生活感のないホテルのエントランスホールのような空間。この先に続いている部屋に期待を抱いてわくわくする、そんな玄関です。

写真奥の大きな窓はルーフバルコニーに続いているので、家に帰ったら靴を履き替えずに出ることができます。縁側に行くような手軽さです。

よく「はじめは使ったけれど、だんだん洗濯を干すぐらいしかしなくなって・・・」との話も聞きますが、こんなに出やすければ「ちょっとお茶をしよう」「買ってきたお酒を飲んでみよう」など、思いたったときにすぐ出られますね。友達を呼んでホームパーティーも素敵です。

居室を減らすのは勇気がいりますが、壁を取り払ったことで、太陽光が奥まで届くようになり、家全体がワントーン明るくなりました。

また、余白のある間取りは、生活に余裕を与えてくれます。自然光が入り、余裕のある心地よい家は、日々の暮らしにゆとりを与えてくれます。

 

まとめ

玄関を広く取れば、その分居室スペースは狭まりますが、リノベーションをして広い玄関にした人たちは、口をそろえて満足度が高いと言います。

それは、設計段階で「その家族にあった大きさ」を熟考し、リノベ会社と話し合った結果だと思います。

もちろん時間は掛かりますが、そうするだけの価値があります。素敵な玄関を目指して、頑張ってみるのはいかがでしょうか。

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