まるで本物!紫陽花ドライのフェイクスワッグ
セリアの造花を使って、リアルなドライ紫陽花スワッグを作ってみましょう。
100均の造花に一手間加えることで、本物のアンティーク紫陽花と見間違うほどリアルなドライフラワーを作ることができます。
リアルなフェイク・スワッグ
落ち着きのあるフェミニンなアンティークカラーが魅力の「ドライ紫陽花スワッグ」。
壁に掛けるだけでワンランク上のインテリア空間へと誘ってくれる人気のアイテムです。
どこから見ても本物にしか見えないこちらの紫陽花スワッグですが、実はこれ、セリアの100円造花をペイントリメイクして作ったフェイク(偽物)なんです。
今回はリアルなアンティーク スワッグの作り方を、じっくりと詳しくご紹介してみようと思います。
材料はセリアの100円造花
材料として使ったのがこちらのアイテム。
- ミルキーハイドレンジア 7本
- ユーカリスプレーグリーン 3本
色違いの紫陽花とユーカリの造花ですが、どれもセリアで販売されている商品です。
このままでも十分リアルなアイテムですが、これにペイントを加えることで本物のドライフラワーのようなアンティークスワッグを作ってみようと思います。
ポイントは「染色」!アンティーク紫陽花スワッグの作り方
パステルカラーの紫陽花を、ドライフラワー風に染色リメイクします。
使う塗料は、木部ペイントでおなじみの浸透性塗料「水性ステイン」。
浸透性の特色を活かすことで、木材だけでなく紙や布といったものを染めるように着色することができます。
ステイン塗料を容器に入れ、水で薄めて染色液を作ります。
染める色味に合わせて希釈濃度(水量)を調整してください。
作った染色液に造花の花房をドボンと漬け込み、塗料が全体に染み渡るよう手で軽く揉み込みます。
葉や枝といった部分にも染色液を付けていきます。
塗料がうまく染みこまない部分でも表面に着色することはできるので、まんべんなく全体に付着させましょう。
ユーカリにも同様に、染色液で着色します。
上が染色前、下が染色後の造花です。
パステルカラーの鮮やかな花々に、うっすらと味わいのある枯れ味が加わりました。
フレッシュな柔らかさが抜け、色褪せたドライフラワーの質感を表現することができました。
アンティーク染めを施したドライフラワーを束ねてスワッグを作ります。
まずは3本のユーカリの枝部分を手で束ねて1つにまとめます。
ユーカリの葉先が隠れてしまわないよう注意しながら、数本の紫陽花を手前正面に束ねます。
葉の付け根部分を紐でギュッと縛って仮止めし、全体を1つにまとめます。
束ねた先の余分な枝はニッパーでカットし、長さを整えましょう。
仮止めした紐の上からさらに何重にも紐を巻き付けしっかりと固定し、同時に「吊り輪」をひとつ付け足します。
リボンやタグなどで装飾を加えれば、アンティークドライのリアルな紫陽花スワッグが完成です。
紫陽花スワッグのインテリアアレンジ
壁に掛けるだけで部屋の雰囲気がパッと明るく華やかに。
落ち着いたアンティークカラーが、ホワイトの壁面にやさしく溶け込みます。
クリーンな空間にフェミニンなエッセンスをプラス。
紫陽花の小さな花房ひとつひとつの愛らしさがより一層引き立ちます。
レイアウトする背景によって、スワッグが魅せる印象もがらりと変わります。
ダークな空間ではしっとりとした大人っぽい表情に。
造花なので花がちぎれたり、葉が落ちてしまったりする心配もありません。
創作心広がる染色リメイク
100均の造花を使ったドライフラワーリメイク how to をご紹介しました。
木部に使う水性ステイン塗料をうまく応用することで、まるで本物のようなドライフラワーの質感を表現することができました。
買うと高価なアンティーク紫陽花スワッグも、100均リメイクならわずか数百円。
みなさんもぜひ作ってみて下さい!
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