普段あまり意識せず使っている廊下ですが、ちょっとした工夫で住まいの収納不足を解消してくれるかもしれません。
今回は間取りリノベーションで、廊下をおしゃれで便利な収納スペースとして活用したアイデアをご紹介します。
特に収納不足になりやすいマンションの廊下を活用するアイデアも解説しますので、お悩みの方はぜひ参考にしてください。
■一部屋二役の廊下収納アイデア
廊下は各部屋をつなぐなくてはならない間取りですが、長すぎると居住スペースや収納を圧迫して住まいが狭くなってしまうことも。
縦長マンションなど廊下が長いお住まいの場合、うまく活用すれば移動しながらアイテムを出し入れできる便利な収納にすることができます。
押し入れやクローゼットのように行き止まりがないため、ウォークスルークローゼットのように使えるのが廊下収納の大きなメリット。
通路と収納二つの機能を持たせることで、マンションの貴重な床面積を有効活用できるのも優れている点です。
大きな面積の壁面があるので、大容量の収納をつくることも可能です。
廊下をうまく活かし、おしゃれで便利な収納スペースにして住まい全体をスッキリ整理整頓してみましょう。
■おしゃれで便利な廊下収納間取り実例
実際のリノベーションでつくった、ユニークな廊下収納の間取りをご紹介します。
収納しているアイテムやデザイン性、動線など実際の使い勝手にも注目してみてください。
事例を見る:Case98「マンチェスター・テイスト」
玄関からリビングへの廊下を拡張し、通路とファミリークローゼットの二役を持つ間取りに変身しました。
事例を見る:Case98「マンチェスター・テイスト」
木製のクローゼット扉は空間のおしゃれなアクセントとしても活躍♪
扉上もデッドスペースにせず、ボックスを収納してきっちり活用しています。
事例を見る:Case98「マンチェスター・テイスト」
広い玄関ホールのおかげで圧迫感がなく、家族の衣類を効率的に出し入れできる通路収納になりました。
事例を見る:Case95「2つのロフトがある家」
こちらのマンションも廊下と一部屋を大胆につなげ、通路+大きなウォークスルークローゼットとして活用しています。
事例を見る:Case95「2つのロフトがある家」
扉なしで出し入れしやすいオープンクローゼットですが、カーテンで圧迫感なく生活感を隠しています。
事例を見る:Case95「2つのロフトがある家」
縦向きに引き出せるハンガーパイプのおかげで、仕事用・プライベート用など必要な洋服をサッと選べるのも便利です♪
事例を見る:Case95「2つのロフトがある家」
お出かけ前に今日の一着を選んで、スムーズに出かけることができる便利な廊下収納です。
事例を見る:Case93「収納☆大充実」
住まいの中心に寝室を配置し、ぐるりと囲むようにたっぷり廊下収納を配置したユニークなお住まいです。
事例を見る:Case93「収納☆大充実」
玄関を入ってすぐのメイン廊下は、壁一面の本棚で蔵書をしっかり収納。
まるで本屋さんを訪れたような気分になる、おしゃれなデザイン性も素敵です♪
事例を見る:Case93「収納☆大充実」
メインとは別ルートのサブ廊下は、布団や洋服をたっぷり収納できるウォークスルーのファミリークローゼットに。
二つのルートをつくることで、お客さんの目に触れず使いやすい収納になりました。
事例を見る:Case93「収納☆大充実」
アイテムが多い洗面所もウォークスルーレイアウトにして、広々使いやすくなっています。
事例を見る:Case58「ぐるり一周」
マンション全体をぐるりと回遊でき、通路全体を収納として活用することでムダのない間取りに。
事例を見る:Case58「ぐるり一周」
リビング・水回り・寝室につながる玄関廊下は、コート掛けやシューズ可動棚で移動しながら身支度を整えられます。
事例を見る:Case58「ぐるり一周」
寝室とリビングの間にもウォークスルークローゼットを設置し、最短ルートで必要なモノにアクセスできるようになっています。
ワークスペースでの作業からリビングで来客対応する際など、サッと着替えられるのが便利ですね。
事例を見る:Case58「ぐるり一周」
寝室から水回りを経由してリビングに抜けるルートにも、たくさんの収納を設けました。
距離の長い廊下も、有効活用すれば無駄にならずスッキリした間取りをつくることができます。
事例を見る:Case34「フレンチナチュラルで良いとこ取り♡」
LDKをぐるりと回り込む長い廊下を、たっぷり収納力のウォークスルークローゼットとして活用しました。
事例を見る:Case34「フレンチナチュラルで良いとこ取り♡」
メイン通路とは別の動線になるので、通路幅は最低限に抑えてコンパクトに設計。
間仕切りで家族ごとにスペースを分けられるので、一つのファミリークローゼットでも効率良く使えます。
事例を見る:Case34「フレンチナチュラルで良いとこ取り♡」
キッチンを経由するもう一つの通路も、可動棚式のパントリースペースにしてお料理効率をアップ。
アーチ開口のちょっとしたアクセントも、お部屋をおしゃれに彩ってくれます♪
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■使いやすい廊下収納アイデア
・可動棚
収納の使い方やしまうアイテムは、お子さんの成長や趣味などライフスタイルによって変化していきます。
可動レールやダボ穴式の棚板でカスタマイズできるようにしておくと、こうした変化に対応できてムダがありません。
左右の壁なしで棚板だけ設置するシンプルなレイアウトにもできますので、デザイン重視の方にもおすすめ。
廊下の凹凸や空きスペースに合わせて、ちょっとした可動棚収納をつくるのもとても便利です。
可動棚にしておけば、将来使わなくなったとき撤去して廊下幅を広くするといった対応もできます。
・動線との連携
廊下収納の「移動しながらアクセスできる」特徴を活かすために、生活や家事の際に通る動線の途中に設けるようにしましょう。
例えばリビングから玄関の途中にコートを収納しておけば、出かける際の動線途中でサッと羽織ってスムーズに出かけることができます。
掃除や洗濯などの動線と連携すれば、家事の時間短縮にもつながります。
どのようなシーンで使うのか、何をいれるのかも考えながら、廊下を通る動線と上手に連携してみて下さい
・通路幅とのバランス
一般的な廊下幅は75~80cm以上確保したほうが良いと言われています。
収納を広くつくりすぎて通りにくくなってしまっては本末転倒ですから、通路幅と収納量のバランスをしっかり考えましょう。
ただしメインとサブ、二つの動線をつくる場合はサブ廊下を狭くつくるなど、省スペース化して良いパターンもあります。
本棚や扉付きのクローゼットはきっちり通路幅を確保したほうが良いですが、洋服のように出幅ギリギリまで使わない収納なら多少狭くてもぶつかることはないでしょう。
廊下本来の通路としての機能、収納量や使い勝手のバランスを上手にとってみて下さい。
・家族の共有ストレージとして使う
家族全員が通る共有スペースである廊下は、ファミリークローゼットや共有のストレージとして活用するのも便利です。
全員分の洋服を収めるファミリークローゼットにすれば、畳んだ洗濯物を各部屋に配る手間が省けて時短につながります。
廊下の途中に設ければ自然とウォークスルーの間取りになるため、移動の途中にアイテムを出し入れできて動線面でも有利です。
あえて扉を付けないオープンクローゼットにして、アパレルショップのような雰囲気に仕上げるのも素敵ですね♪
■まとめ:マンションの収納が足りないときは便利な廊下収納♪
収納が不足しがちなマンション、廊下を上手に活用して使いやすくおしゃれな間取りを考えてみましょう。
大きなクローゼットをつくるより便利になるケースもあるので、収納不足でお悩みの方はぜひ廊下収納も選択肢の一つとして検討してみてください。
千葉・東京エリアで間取りリノベーションをお考えの際は、わたしたちSHUKEN Reにもぜひご相談ください。
たくさんの収納リノベーションをお手伝いしてきたノウハウをもとに、ライフスタイルにピッタリ合わせた使いやすい間取りをご提案します。
今回ご紹介した以外にもたくさんの収納リノベ実例をご紹介していますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
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東京世田谷のリノベショップと千葉浦安の本店では、お住まいの図面をお持ちいただければ間取りのご提案をすることも可能です。
「もっと便利にならないかな?」「話だけ聞いてみたい」といったお気軽なご相談も大歓迎ですので、お気軽にお声かけください。
オンライン相談も実施していますので、ご自宅や職場などからもどうぞ。
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