ロフトで空間を2倍楽しむ+遊び心のある住空間

東京・練馬区中村橋は、住宅が建ち並ぶ閑静なエリア。Nさん家族が暮らすようになったのは、2018年春のこと。中古マンションをフルリノベーションしようと思い、自分たちのマンションを買うことに決めたという。

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ロフトで空間を2倍楽しむ+遊び心のある住空間
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ゼロリノベ

ライター

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ロフトで空間を2倍楽しむ+遊び心のある住空間

ロフトで空間を2倍楽しむ+遊び心のある住空間

東京・練馬区中村橋は、住宅が建ち並ぶ閑静なエリア。この地に1977年築の中古マンションをフルリノベーションしてNさん家族が暮らすようになったのは、2018年春のこと。

以前から同じエリアで、親御さん所有のマンションに住んでいたNさんは、当初、そのマンションをリノベーションしようと思っていたそう。

しかし、自分たちの所有ではないため、そのマンションをリノベーションしようと思うと、相続などいろいろ煩雑な手続きが必要と判り、断念。加えて少し狭かったこともあり、思い切って自分たちのマンションを買うことに決めたという。

 

 

リノベーションをした友人の話を聞き、お金の心配が消えたことで実現へ

リノベーションをした友人の話を聞き、お金の心配が消えたことで実現へ

いろいろな心配が払拭でき、思い描いた住まいに。楽しい家族の団らん。

ご主人も年齢的にもそろそろ買わないとローンなどが組みにくくなりそうと思っていたという。

「でも、いざ購入となると心配だったのは、お金のこと。子どもたちがまだ小さいので、これからいろいろなことにお金がかかってきます。その中で、家を買ってローンを返しながらというのが一番不安だったので、リノベーション専門の会社にそういう資金面も相談しました」と奥様。

その結果、ファイナンシャルプランをつくってもらい、購入するマンション価格の上限などが把握できたうえ、これからどのくらいのお金がかかるか、今後どれくらいの貯蓄があれば困らないかなど、具体的な数字を出してもらったので、安心して購入に進むことができたとのこと。

また「できてしまっている家に魅力を感じなくて。同じくらいの金額を出すなら自分たちでつくり上げた家の方が、愛着もあるだろうから、大切にもするだろうと思いました」と語る。

しかし、リノベーションがどういうものかは知っていたが、周囲に実現した人がおらず、「どんな感じだろう」と思っていました。

ちょうどその頃、”今リノベーションをお願いしている“という話を友人から聞いて、リノベーション専門会社のセミナーに参加。

決心がついたという。その時期には、子どもが入園する幼稚園が決まっていたため、できれば通える範囲でと思っていた。

そこで、一つの物件を見に行き”ここが売りに出たらいい“と思えるマンションがあったものの、そこはなかなか物件が出ず、難しいと思っていた。

ところが、たまたま売り物件が出たので、思いの外スムーズに中古マンションの購入まで進めることができた。

エリアも金額も決まっていたので迷うことはなかったが、61平米に家族4人で暮らすとなると少し狭いと思うので、暮らす空間をできる限り広く取ることを目標に、リノベーションのプランを考えていったそうだ。

 

空間を活かすロフトと、玄関からバルコニーまで抜けた設計で広さを演出

空間を活かすロフトと、玄関からバルコニーまで抜けた設計で広さを演出

バルコニー側から玄関を見通せるストレートに抜けた設計。左側にはロフトが。

そこで完成したのが、空間を2倍楽しめるロフト、そして玄関からバルコニーまでストレートに抜けた、開放感のある広さを感じさせるリノベーション。要は狭いのは仕方ないが、広く使えるようにというのがコンセプトとなった。

ロフトがある分、そこは開放感が少し削がれるが、クローゼットを設けることで収納も含めて機能的に暮らせるように、設計士にしっかり相談してプランをつくりあげたそうだ。

ご主人は「娘が二人で、女の中に男が一人なので、いつか女性陣の力が増して、立場的に厳しい時が来た時に、ロフトは逃げ場所みたいな感じに使えるかと…」と笑う。

 

空間を活かすロフトと、玄関からバルコニーまで抜けた設計で広さを演出

食器もすべて収納できる大きめサイズのシステムキッチン。広々と使えます。

また、キッチンにもこだわりが詰め込まれている。まずスペースは可能な限り広めに。

キッチン用品や食器の収納が心配だったため、食器棚を置く予定だったのを止め、キッチンの収納でまかなえるようにシステムキッチンは一番大きいサイズを選んだ。

そうして食器はキッチンの下の一番広いところ、カウンターテーブルの下に入れるようにし、それで収まるように食器も整理。そのため、食器棚のないすっきりとしたキッチンスペースが実現した。

 

空間を活かすロフトと、玄関からバルコニーまで抜けた設計で広さを演出3

特別につくったカウンター。料理の準備やホームパーティーでも活躍します。

さらに多用途に使える造作カウンターを設置。そのおかげで、ホームパーティーを開く際には、いろいろな場所で食事を摂ることができるようになった。

そして毎朝、お弁当をつくる際には、食材を手近なところに置いて調理ができるのでとても便利になったという。

 

カラーや素材をアクセントに、壁やドアにも遊び心をプラス

Nさんの住まいは基本的にシンプルではあるが、トイレのドアをシックなネイビーカラーにし、玄関から続く一部の壁をあえてブルーに塗ってアクセントに。そのせいか、室内は、落ち着きがあるが明るい雰囲気になった。

 

カラーや素材をアクセントに、壁やドアにも遊び心をプラス

ドアや壁の一部にカラーリングを施し、おしゃれなアクセントに。

さらにキッチンとリビングは続きのスペースだが、あえて床材を違えてイメージを変化させるようにするなど、広さとゆとりが感じられるようなインテリアにした。

こうして完成したNさんこだわりの住まいは、家族みんなの満足度も高い様子。

奥様も「リノベーションを絶対におすすめしたい。住まいに対するストレスというものが本当になくなったので。悩んでいるなら、オープンハウスなどに足を運んで、いいと思うもののメモを取ったりすると自分たちがつくる際に役立つでしょう。室内の見える部分は全部新しくなりますし、見えない部分はリノベーション専門会社が確認してやってくれるので安心。室内で生活するわけなので、多少外観が古く見える中古でも最初から除外せずに、リノベーションで好きな住まいづくりをする方が快適に暮らせそうですね」と話してくれた。

また、自分のイメージを膨らませて全体を見るのも大切だが、スイッチや蛇口などまで細かいところも見た方がいいとのこと。

自分自身の中にたくさんのイメージを蓄えられたらいいと思うと結んでくれた。Nさん家族は、お気に入りの住まいでの快適な暮らしを満喫しているようだ。

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