新生活を始めるためのワンルーム選び
春が近づいてきました。進学や就職などで1人暮らしを始めたり、新しい場所に移って新生活を始めたりする人も多いことでしょう。
ここでは、1人暮らしを始める人に人気が高いワンルームの選び方を4つのポイントに絞って解説します。
ワンルームを選ぶ時の4つのポイント
1.お部屋周りの住環境をチェックする
1人暮らしの場合、お部屋の周りの環境も重要なチェックポイントになります。駅近の物件は通学や通勤に便利で人気がありますが、駅に近いという事はそれだけ人の流れも多いということです。
電車や踏切の音、近くにスーパーやコンビニなどがあるかどうかも要チェックです。
2.ライフスタイルに合った設備をチェックする
ワンルームと一口に言っても、それぞれのお部屋についている設備はさまざまです。バスルームの設備も自分の暮らし方に合わせて選びたいもの。キッチンのコンロの数やスペースについても同じです。
3.家具のレイアウトを考えながらチェックする
何も置かれていないワンルームは、実際よりも広く見えてしまうもの。内覧時は家具のレイアウトを考えながら見るようにしましょう。使える壁の広さも要チェック。
窓が二面あると部屋は明るくなりますが、壁は少なくなるので高さのある家具が配置しにくくなります。
4.収納スペースをチェックする
ワンルームの収納は、扉が手前に開くタイプか、中に折れるタイプか、あるいは引き戸タイプかによって家具の配置に影響します。居室側にあるのか、玄関側にあるのかも要チェックです。
収納が無いワンルームの場合は、収納家具を置くことを想定して間取りを確認してください。
ワンルームのメリット
開放的に見える
ワンルームは、居室にユニットバスやトイレ、ミニキッチンが付いている間取りが一般的です。ワンルームは居室部分に仕切りが無いので、開放的に見えますし広々と使うことができるでしょう。
さらに、お部屋全体が1つの空間なので、玄関から居室まで温度差がありません。
掃除が楽にできる
仕切りの無いワンルームの場合、お掃除が楽にできる点もメリットです。ただし、玄関が居室に直結している間取りのワンルームの場合は、外からの風や土ぼこりが室内に入り込みやすいので注意が必要です。
家賃が安くなる
また、ワンルームは1Kのお部屋に比べると平均して1万円程家賃が安くなる傾向にあります。なるべく家賃を抑えたい人は、ワンルームのお部屋を探してみてください。
1人暮らしの場合は20平方メートル程の専有面積があればOKです。
ワンルームのデメリット
調理のニオイが部屋に広がる
ワンルームのお部屋のデメリットは、実はメリットの裏返し。キッチンにも仕切りが無いのでお料理をすると部屋中に臭いが充満してしまいます。
キッチンが居室に向かって設置されている間取りよりも、玄関から居室に向かう廊下部分に設置されている間取りがおすすめです。
玄関から居室が丸見えになる
ワンルームのお部屋では、玄関のドアを開けると外の空気が室内に入り込み温度を下げてしまうことがあります。
また、玄関からお部屋全体が丸見えになることも気になる点ではないでしょうか。かくっと曲がった間取りのワンルームもおすすめです。
間取り表示に要注意
ワンルームの間取り表示にはキッチンや通路部分も含まれるので要注意。7畳と表示されていても、実際の居室部分はそれよりも狭くなっています。
お部屋の広さを確認する場合は、専有面積をチェックしましょう。
自分に合ったワンルームを見つけよう
ワンルームには、メリットもデメリットもあります。自分自身のライフスタイルをじっくりと見つめなおすと、優先順位が決まってくるでしょう。
新生活を心地よくスタートさせるために、周辺の住環境も含め自分に合ったワンルームを見つけることが重要です。
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