【プロ監修】4畳の広さで出来る寝室のレイアウト実例。ダブルベッドでも快適な空間を

プロが回答！そもそも4畳の寝室にベッドは置ける？

Q1. そもそも4畳の寝室にベッドは置ける？

A. 4畳の部屋は1人用ベッドなら広さは十分！

4畳の部屋でもシングルベッドなら十分置けます。

最近ではシングルよりさらにスリムなサイズなどベッドのタイプも増えているため、お部屋にぴったりなものを探してみるのがおすすめです。

 

Q2. 4畳の寝室にダブルベッドは置ける？

A. ダブルベッドは置けるが他の大きな家具を置くのは困難

4畳の寝室にダブルベッドは置けますが、余分なスペースが少なくなるため多少窮屈に感じるかもしれません。

ベッドのレイアウトを考える、大きな家具は置かないなど工夫するとよいでしょう。

 

プロが解説！4畳の寝室レイアウトのコツ

Q1. 快適に過ごせる4畳の寝室レイアウトのコツは？

A. 家具を減らして生活動線を確保する

4畳の寝室を快適なスペースにするには、動きやすい生活動線を確保することが大事。

生活をしてみて動きづらいと感じたら、レイアウトを変えてみるとよいかもしれません。

 

Q2. 4畳の寝室で快適に過ごせるおすすめのレイアウトは？

A. ベッドの面積を少なくし壁や床が見えるようにする

部屋の壁や床など余白部分が多いと、4畳の寝室も広々と見えます。

ベッドのタイプや高さなどを工夫するのも、快適に過ごせるポイントです。

 

Q3. 4畳の寝室におすすめの収納付きベッドは？

A. よく使うアイテムの収納には引き出し式がおすすめ

収納付きベッドは、収納したいアイテムの使用頻度によって選ぶのが◎。

大きな家具を置けない4畳の寝室は、収納付きベッドを上手に活用すると、快適さがグッとアップします。

 

コツ①ヘッドボードのないベッドを選ぶ

まずは4畳の広さを把握しましょう。4畳の広さは正方形の場合、約255㎝x255㎝です。

このスペースにベッドを入れるので、サイズはもちろんのこと他にもいくつかポイントがあります。

1つ目はヘッドボードのないタイプのベッドを選ぶこと。ヘッドボード付きのベッドは高級感がありますが、4畳の部屋では窮屈に見えることも。

壁を広く使えるヘッドボードのないベッドがおすすめです。

 

コツ②4畳の寝室ではロータイプのベッドを選ぶ

4畳の寝室には、背の低いロータイプのベッドを選ぶのもポイントのひとつです。

床からマットレスの天面までが高いベッドは、広さ4畳の寝室だと窮屈な印象に。高さ30㎝程度のものがおすすめです。

ただし低いベッドは下に埃がたまりやすい・足腰への負担が大きいなど、デメリットを知っておく必要もあります。

ご自身の環境にあった、快適なタイプを選びましょう。

 

コツ③生活動線を意識してベッドを配置する

ベッドを選んだら今度は配置を考えましょう。大切なのは、4畳の部屋でも快適に動ける生活動線を確保すること。

ドアを開ける度にベッドにぶつかる、起床後に足を下ろすスペースがない、クローゼットが開けづらいなど、生活する上で必要な動作に支障が出るとストレスになります。

広さが4畳の寝室でも、できるだけ生活動線を阻まないようベッドを配置しましょう。

 

コツ④ベッドカバーは明るい色で統一する

部屋の印象を大きく左右するベッドカバー。何色にしようか迷うところですが、広さ4畳の空間では「明度の高い色」がおすすめです。

写真のように白・アイボリ・グレージュなど明度の高い膨張色はその効果でお部屋も広く見えます。

もちろん使いたい色が決まっている場合は、自分にとって居心地よい空間づくりが一番。そちらを優先してくださいね。

 

コツ⑤必要最低限の家具から揃える

どんな内装にしようかあれこれ考えるのも、部屋作りの楽しみのひとつ。

おしゃれなフロアスタンド、観葉植物も…とイマジネーションは膨らみますが、広さ4畳の寝室には、まずは必要最低限の家具から揃えましょう。

お店で気に入った家具も、4畳の部屋にあれもこれもと配置してみるとイメージが異なる場合も。

収納家具などはサイズを確認し、少しずつ揃えていくのがおすすめです。

 

 

 

一人暮らし向け4畳寝室レイアウト実例

奥行きを生かしたベッドルーム

一人暮らし向け、4畳の寝室レイアウトの参考実例をご紹介します。

ご紹介する部屋は4畳ではないこともあるのでご了承ください。

部屋の短辺側に大きな窓が付いている、賃貸タイプに多い間取りです。

生活動線が確保される家具の配置で、快適な寝室になっていますね。

4畳サイズの寝室でも取り入れやすいレイアウトです。

 

 

ソファベッドを使ったベッドルーム

アメリカンモダンなインテリアが、とってもおしゃれなこちらの実例。

5.5畳の部屋ですが、上手な家具のレイアウトですっきりと広く感じますね。

一人暮らしの場合、1つの部屋で衣食住のすべてを行う場合も。ソファベッドなど一台二役の家具を上手に配置するのもおすすめです。

背もたれが倒せるタイプや収納付きタイプなど、好みに合ったものを探してみてください。

 

スモールベッドを使ったベッドルーム

北欧風のインテリアが可愛らしいこちらの部屋。

シングルベッドよりさらに小さい、無印良品のスモールタイプのベッドです。

短辺が約80㎝というコンパクトサイズは、圧迫感を出さずスタイリッシュな印象。配置によっては4畳の部屋がグッと広く感じられそうです。

部屋をおしゃれにデコレーションしたい方におすすめな4畳の寝室レイアウト。

 

趣味を生かしたベッドルーム

広さ4畳の寝室でもインテリアや趣味を楽しみたい！そんな方におすすめのレイアウトがこちら。

窓側にベッドを配置すると部屋に奥行きができ、自由にレイアウトしやすいというメリットがあります。

しかし一方で、冷気や熱気が伝わりやすく結露が起きるデメリットも。

遮熱・保温タイプの多機能カーテンを使う・ベッドを窓から少し離すなどの工夫で、より快適な寝室になります。

 

ベッドフレームなしのベッドルーム

広さ4畳の寝室を広く見せたい場合には、天井までの空間を生かした家具の配置が大切なポイントです。

フレームがないタイプのベッドを配置し目線を低くすることで、開放感のあるお部屋になっています。

やわらかい印象を与えるマットレスタイプのベッドですが、床に直接配置するためカビの発生が心配なところ。

すのこの上に除湿シートを敷くなどしっかりとカビ対策をして、快適な寝室にしましょう。

 

二人以上向け4畳寝室のベッドレイアウト実例

小さなお子様向けのベッドルーム

ここからは2人以上向けの広さ4畳の寝室レイアウトをご紹介します。

こちらは広さ4畳のお部屋にシングルベッドを2台配置した実例です。

部屋の形や家具の配置にもよりますが、短辺が約100㎝タイプのベッドなら2台は設置可能。

部屋の両端いっぱいにベッドを配置すると多少狭くは感じますが、小さなお子様の落下防止対策になります。

ベッド下に収納できるタイプのベッドがおすすめです。

 

シングルベッドを使ったベッドルーム

広さ6畳タイプの部屋にシングルベッドを2つ並べた実例。ご夫婦にもおすすめです。

4畳のお部屋にシングルベッドを2つ配置する際は、やわらかい色のカバーを使うと部屋に奥行きを感じられます。

ベッド下にスペースがある場合は、フタ付きのクリアケースなどを使うと収納場所として活用できて便利。

ちょうどよい大きさのおしゃれなランプが引き立つ、ミニマルで素敵なレイアウトです。

 

ダブルベッドを使ったベッドルーム

ダブルベッドを配置したベッドルーム実例がこちら。

4畳の部屋ではないですが、ベッドのレイアウトや小物のチョイスなど参考にしてみてください。

ベッドサイドや頭上の窓からたっぷりと差し込む陽によって、開放感を感じられます。

やさしい色合いのボーダー柄で揃えたカバーも、部屋を広々と見せていますね。

 

ホテルのようにおしゃれなベッドルーム

まるでおしゃれなホテルのようなこちらの寝室。

大きなベッドが印象的ですが、広さ4畳の部屋の場合には設置できるベッドの大きさが気がかりです。

一般的に、ベッドの長辺側はどのタイプも約200㎝。

シングルベッドの短辺側は約100㎝あり、セミダブルベッド・ダブルベッドとサイズが上がるにつれ、約20cmずつ大きさがアップしていきます。

 

プロジェクターのあるベッドルーム

ベッド脇にプロジェクターを置くレイアウトが新鮮なこちらの部屋。限られたスペースを前向きに楽しむ素晴らしいアイデアです。

4畳というスペースとベッドの大きさを逆転の発想で活用し、どこをゴロゴロしても映画鑑賞ができますね。

ベッドの奥行きを利用し、縦方向にプロジェクターを置くのも◎。

ファミリーはもちろん、映画好きな一人暮らしの方やカップルにもおすすめな4畳の寝室レイアウトです。

 

4畳の寝室でもレイアウト次第で快適に過ごせる

以上、4畳の広さでできる寝室のベッドレイアウトを特集しました。プロの方に教えていただいた、レイアウトのコツや収納ベッドの選び方なども参考になりましたね！

広さ4畳という限られた大きさでも、レイアウトを工夫すればおしゃれで心地よい空間が実現可能。家具を必要最低限にする・部屋の奥行きを利用するなど、ぜひいろいろなレイアウトを楽しんでみてください。

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