フローティングシェルフとは
フローティングシェルフとは、棚板シェルフのなかでも壁に固定する金具がシェルフボード内に隠された形のシェルフのことです。
一見すると、サポートブラケットが見えないので、浮いているように見えるところからつけられたネーミングです。
ミニマムで美しい収納スペースとして人気が高まっているフローティングシェルフの実例アイデアを見ていきましょう。
キッチンにしつらえるフローティングシェルフ
ナチュラルな棚板で
フローティングシェルフは、シェルフ自体の見た目が美しいことも特徴の1つです。
そのため、見せる収納やデコレーションスペースとしても活躍します。
白いタイルを背景にしたこちらのフローティングシェルフは、明るい木の色がナチュラルなインテリアを作ります。
カラフルなカップアンドソーサーを見せる収納に。クッキーも、ガラスのジャーに入れておしゃれに置いています。
ラスティックな棚板で
こちらも白いタイルの壁面に設置されたフローティングシェルフです。ラスティックな色味が印象的な棚板が、インダストリアルなインテリアや塩系インテリアによくなじみます。
こちらのキッチンでは白やガラスの食器を中心に、明るいブルーをアクセントとして効かせています。また、ところどころに観葉植物を置いている点にも注目です。
リビングにしつらえるフローティングシェルフ
モールドのような棚板で
フローティングシェルフはキッチン以外の場所でも活躍します。リビングスペースでも、ちょっとした小物をデコレーションしたり観葉植物を置いたりすることが可能です。
こちらのフローティングシェルフはシンプルな棚板ではなく、モールドのようなデザインになっています。ダークブラウンの色味が白い板壁ともよくなじんでいます。
北欧アイテムと相性の良いフローティングシェルフ
フローティングシェルフはDIYで設置することもできます。こちらのフローティングシェルフの棚板はブラウンの色味。
シェルフにデコレーションしている北欧デザインの木製オブジェとも、カラートーンがそろっています。
ほかにも白樺の樹皮を使ったかごバスケットのミニチュアや白いダーラナホースなど、北欧を代表するアイテムをおしゃれに飾って。
白い壁に化粧板で
こちらはホームセンターで購入されたという化粧板を大工さんに設置してもらったフローティングシェルフです。
白い壁面に白い棚板がマッチしています。取り付ける金具類が目に入らないので、すっきりとしたウォールシェルフになっています。
デコレーションしているアイテムも白が中心。2つ置いている黒いフレームが空間を引き締めます。
ディスプレイのテクニックにも注目
オープンスタイルのの一角、キッチンカウンターヨコのスペースに設置されているフローティングシェルフです。壁のくぼみを利用して作られています。
淡いグレーの背面と白い壁、白い棚板で明るくモダンなスペースになっています。おしゃれ見せするポイントは、デコレーションするアイテムの並べ方。
すべての棚で飾るものを5つにしぼり、それぞれ等間隔になるように並べているのですっきり見えます。
おしゃれな活用アイデア
おしゃれなフローティングシェルフの活用例がこちら。壁掛けテレビの下に設置して、シンプルなテレビボードとして活用しています。
テレビの幅に合わせて棚板を用意するとバランスも美しく整います。
築22年のマンションをリノベーションして生まれたナチュラルでモダンなLDKに、シンプルなフローティングシェルフが似合います。
こんな場所にもフローティングシェルフ
小上がりの入り口に
床面積が72平方メートル、元は3LDKという間取りのマンションをフルスケルトンにしてからリノベーションしたそうです。
以前の形でも和室だったスペースは、小上がりと土間というユニークなスペースに変わりました。
その土間部分の突き当りの壁に、こぢんまりとしたフローティングシェルフがしつらえられています。
玄関ホールの壁に
マンションのリノベーションで実現したフローティングシェルフ。玄関ホールの廊下は、おしゃれなヘリンボーン柄のフローリングです。
コンクリート打ちっぱなし調の壁面に取り付けられたフローティングシェルフには、小物をおしゃれにディスプレイしています。
玄関ドアを開けてエントランスに入ると目に入る場所なので、お客様の目線も意識してディスプレイを楽しんで。
ちょい置きスペースとしても
こちらも玄関に設置したフローティングシェルフです。玄関からリビングへ続くドアのサイドに、小さなサイズ感でさりげなく設置。
ディスプレイスペースとしてはもちろん、カギを置いたり宅配受け取り用の印鑑やボールペン、小銭などをちょい置きするスペースとしてもおすすめです。
アロマキャンドルやディフューザーを置いても良いでしょう。
フローティングシェルフでおしゃれな収納を
取付金具を見せないことで、壁面に浮かんでいるような印象を与えるフローティングシェルフ。
収納スペースとしてはもちろん、ディスプレイスペースとしてもおすすめの壁面収納です。
棚板の色や素材、サイズによってさまざまな表情を見せてくれる点もフローティングシェルフの特徴になっています。
キッチンやリビング以外の場所にもおすすめです。
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