カウンターテーブルをDIYしよう
カウンターテーブルは、ちょっとした食事や仕事をするスペースとして便利な家具です。注文住宅であれば設計段階から作れますが、賃貸では備え付けのカウンターテーブルは難しいもの。
しかし作り方をマスターすれば、意外と簡単にDIYで作れてしまいます。ここではカウンターテーブルを自作する方法や、100均アイテムで節約する簡単テクニックなどを紹介していきます。
DIYできるカウンターテーブルの種類
キッチン対面カウンターテーブル
対面式のキッチンに設置するタイプのカウンターテーブルです。
朝食を食べたりコーヒーを飲んだりするカフェスペースとして使えるほか、夜にはミニバーのような雰囲気を楽しむこともできます。
キッチンで作った食べ物をすぐに置けるため、家事動線がスムーズになるのもおすすめのポイントです。
壁付けのシンプルな作りを選べば簡単にDIYで作れるため、初心者におすすめのカウンターテーブルとなっています。
キッチン収納併用カウンターテーブル
こちらは収納がたくさんついたカウンターテーブルとなっています。
作り方はいたって簡単で、市販の棚に引出しや扉を付けるだけでDIYできます。
キッチン周りは調味料や食器といったものが増えがちですが、収納スペースがあるとすっきりとまとめられて便利です。
部屋のインテリアに合わせてDIYできるため、オリジナルデザインの家具が欲しい方にもおすすめとなっています。
壁付けのカウンターテーブル
こちらは部屋の壁際に沿って、壁付けするタイプとなっています。
天板の奥行が30㎝程度あれば作業できるため、スペースの取れないワンルームタイプの部屋でも簡単に設置できるでしょう。
テレワークや在宅勤務でパソコンをするワークスペースや、書斎として活用するのがおすすめです。
すっきりと壁付けするためには壁に穴をあける必要がありますが、カラーボックスの上に天板を置く方式であれば穴あけ不要でDIYできます。
ソーホースブラケットカウンターテーブル
こちらはソーホースブラケットを使ってDIYしたカウンターテーブルです。
脚の部分がY字型になっているのが特徴で、木材を装着することで簡単にDIYができます。
見た目がシンプルですっきりしたカウンターテーブルのため、作業スペースにぴったりです。
作り方がシンプルなので、DIYの初心者にもおすすめのカウンターテーブルとなっています。
間仕切りカウンターテーブル
部屋の中間にカウンターテーブルをDIYすると、間仕切りのように使えます。
間取りが対面式でないキッチンの場合などは、簡単に部屋を仕切れて模様替えにもぴったりです。
壁付けタイプのカウンターテーブルのように天板だけを浮かせて設置するのは難しいため、カラーボックスなどを置いてから天板を置くようにするのがおすすめでしょう。
土台がしっかりして強度も安定するので、調理の作業スペースとして使うこともできます。
カウンターテーブルのDIY実例
L字型カウンターテーブル
部屋のコーナーに沿ってL字型に配置したカウンターテーブルです。
作り方はほかのタイプと同様で、天板を壁に固定するだけなので簡単にDIYできます。
比較的広めのスペースが必要となりますが、小物を置けたり広い作業スペースが確保できたりとメリットも大きいのが特徴です。
簡単に部屋の雰囲気が変えられるため、模様替えで気分をリフレッシュしたいときのDIYにもおすすめでしょう。
子供用ミニカウンターテーブル
こちらは天板の高さを低めに設計図を引いた、子供用のカウンターテーブルです。
小さい子供でも安全に使えるので、学習スペースとしても活用できるでしょう。
また本棚を設置したり、収納スペースを設けたりしたい場合には広めのサイズにするのがおすすめです。
一般的なカウンターテーブルの高さは85~90cmのものが多いですが、実際に部屋を測ってみて使いやすい高さか確認するのがよいでしょう。
ナチュラル系カウンターテーブル
一般的に木材だとナチュラルな雰囲気になり、アイアン素材を組み合わせるとおしゃれに見えます。
こちらは2台のカウンターテーブルをDIYして、アイランドキッチンの2面に設置しているのが特徴です。
全体的に木を使ったインテリアのため、カウンターテーブルもほどよくマッチしていておしゃれです。
あえて木を塗装せず、自然な風合いを残したカウンターテーブルとなっています。
カラーボックス活用カウンターテーブル
カラーボックスを使ってDIYしたカウンターテーブルです。
土台として4台のカラーボックスを置き、その上に天板を設置します。
カラーボックスは収納スペースとしても活用できるため、書類や小物を入れるワークスペースとしてDIYするのもおすすめです。
それぞれの部材を置くだけでも簡単にDIYできますが、ビスで固定すると強度が増して安心でしょう。
カウンターテーブルを100均でDIYするコツ
デコレーショングッズを活用する
カウンターテーブルは、100均グッズでもDIYすることが可能です。
ただし使える材料が限られ見た目がシンプルになってしまいがちなので、ウォールペーパーなどを貼って可愛くデコレーションするのがおすすめでしょう。
こちらの場合はレンガ調のウォールペーパーを張っており、100均とは思えないおしゃれな仕上がりとなっています。
100均にはほかにも貼ってから剥がせるシールタイプなどもあるので、気分に合わせて模様替えしてDIYするのもおすすめです。
折り畳み形式にする
100均で購入できる材料は、パーツが小さいものが多く大型のカウンターテーブルのDIYには向いていません。
そのため小さな木材を組み合わせて、折り畳み形式にすると簡単に組み立てられます。
100均には折り畳み家具製作用の棚受け金具も置いてあるので、一通り揃えてもプチプラで抑えられます。
折り畳み形式でDIYしておけば、使わない時にはコンパクトになるため部屋がすっきりと片付いて一石二鳥です。
おしゃれな小物アイテムで飾る
100均でおしゃれなカウンターテーブルをDIYするには、小物が欠かせません。
こちらではミニ黒板を置いて、カフェのような雰囲気を演出しています。
また花瓶に植物を飾ると、簡単に季節感が出ておすすめです。
あまりたくさんのものを置くとごちゃごちゃしてしまうため、2~3点に絞るか統一感のある小物をチョイスするようにしましょう。
木を活用する
100均グッズでカウンターテーブルをDIYすると、安っぽい仕上がりになってしまう場合があります。
その理由として、余計な模様が入っていたり色が派手だったりすることが挙げられます。
100均アイテムでもおしゃれなカウンターテーブルをDIYするには、木の素材を活用するのがおすすめです。
シンプルですがナチュラルでおしゃれな風合いになり、雑貨店で購入したような仕上がりになるでしょう。
カウンターテーブルはDIYで簡単に作ろう
カウンターテーブルがあると、ちょっとした軽食や作業に便利です。作り方が難しいイメージがありますが、部屋に最初から備わっていなくても簡単にDIYできます。
こだわり派なら一からオリジナルのカウンターテーブルをDIYするのも楽しいですし、手間を掛けたくなければカラーボックスタイプを組み立てると簡単です。
100均アイテムで折り畳み式にするなどプチプラに抑えることも可能なので、ぜひ自分のお部屋に合わせてDIYしてみてはいかがでしょうか。
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