ヴィンテージインテリアコーディネート集
年代物の家具やブロカント雑貨で、センス良くコーディネートしたヴィンテージインテリア。
おしゃれな雑誌や情報番組などでも特集が組まれていて、自分の部屋をヴィンテージインテリアにコーディネートしたいと思う女性も増えています。
そこで今回は、ヴィンテージインテリアの特徴やコーディネートのポイントなど実例を交えてご紹介します。
ヴィンテージインテリアのポイント
古材やアイアンを使った無機質な内装が◎
ヴィンテージインテリアの特徴は、古い木の質感と工業的な素材感。
無垢のフローリングやレンガ壁、ペイントドアといった建材や建具を使うのがおすすめです。
新築やリノベーションなら、よりクオリティが高いスタイルが完成しますよ。
賃貸でも壁紙や床をリメイクシートやクッションフロアに貼りかえるだけで、簡単にヴィンテージテイストな内装になります。
ダークトーンをベースにした配色にする
ヴィンテージインテリアのベースカラーには、茶色、黒、グレーといったダークトーンが使われます。
カーテンや家具などもベースカラーと同じダークトーンを使うことが多いので、全体的に暗めの配色になります。
アクセントとしてグレーや白をポイントに使うと都会的で洗練された雰囲気に。
赤や緑などビビッドな色だと、カジュアルな雰囲気のヴィンテージインテリアになりますよ。
使い込んだ古い素材感の家具を配置
ヴィンテージインテリアをコーディネートするのに欠かせないのが、古い素材感の家具。
ヴィンテージインテリアでは、使い込まれた古い家具のほか、エイジング加工したものやDIYしたものなどが使われています。
そのため、自分の好きなテイストでコーディネートできるのもポイントですよ。
また使う家具やテイストによって、同じヴィンテージでもアメリカン、北欧、英国など様々なインテリアが存在します。
ヴィンテージ雑貨と観葉植物を置く
ヴィンテージインテリアは、お部屋に雑貨や小物を飾るのがポイント。
ブロカント雑貨と呼ばれる、欧米で大事に使われていた古道具を取り入れるとコーディネートがぐっと本格的になります。
女性らしい可愛い置物やドライフラワーもおすすめ。またヴィンテージインテリアには、観葉植物も欠かせないアイテム。
フレッシュなグリーンが加わることで、ヴィンテージ家具や雑貨の古びた味わいが引き立ちますよ。
DIYで気に入った雑貨を作る
手作り感のあるアイテムもヴィンテージインテリアに欠かせません。
木材や金属を使って収納家具や雑貨をDIYすると、お部屋のいいアクセントになりますよ。
木を使ったDIYアイテムは、ワックスなどを使って加工をすると簡単に古材のような雰囲気が作れます。
金属製のアイテムは100均の焼き網や、アイアンバーを使えば女性の力でも簡単にリメイクできますよ。
ヴィンテージインテリアの実例☆リビング
茶色をメインカラーに使ったリビング実例
節のしっかりしたフローリングに白い壁のリビング。床の色に合わせて明るめの茶色の革ソファとラグでお部屋をコーディネートしています。
アイアンの黒をアクセントにしたヴィンテージインテリアの基本ともいえる配色の実例です。
茶色だけだと単調ですが、観葉植物で緑色をふんだんに取り入れているので、メリハリのあるインテリアになっていますね。
緑色を効果的に取り入れたリビング実例
古材の床にコンクリート壁を合わせた無機質な空間。
無垢材の家具やデニムのラグマットなどダークトーンが多めに使われているので、落ち着いた雰囲気のコーディネートになっています。
面積の大きなソファはカーキを選んで、観葉植物と共に無骨なヴィンテージインテリアに癒しをプラスしています。
空間を黒で引き締めたリビング実例
しっかりした節のフローリングに白っぽいコンクリート調の壁紙を合わせています。
カーテンも白で明るい雰囲気ですが、レンガのクロスをアクセントにしているので、ヴィンテージテイストがしっかりとありますね。
ソファやラグなどを黒にして引き締めるとともに、バスロールサインや鉢カバーなどの雑貨も黒で統一。
メリハリがあり男前なリビングインテリアです。
赤色をアクセントに使ったリビング実例
一人暮らしの女性のお部屋に、北欧のヴィンテージ家具を取り入れたインテリア実例です。
細身の脚の家具は、レトロでも洗練された雰囲気がありますね。
ゴージャスなアフガンラグとの相性も抜群です。
白い壁にはお気に入りの雑貨やアートを飾ってお部屋のフォーカルポイントに。グリーンのコーディネートにもセンスの良さを感じます。
グレーを基調にしたリビング実例
無機質なコンクリート床ですが、ラグとこたつを置いてアットホームなインテリアコーディネートに。
古民家を改築したような空間に絶妙にマッチしていますね。
グレーのソファや黒いペンダントライト、梁の色に合わせたようなテレビボードとラダーが和テイストをヴィンテージインテリアに。
ヴィンテージインテリアの実例☆寝室
デニム素材をアクセントに加えた寝室実例
古材の床に白く塗ったコンクリート壁。海外のような内装の寝室に、デニムのカーテンを合わせてヴィンテージテイストに仕上げています。
ベッドフレームもアイアンなので、よりヴィンテージ感が高まりますね。
ベッドカバーやピローもあえてダメージ感のあるファブリックでコーディネート。インダストリアルな雰囲気がカッコいい寝室です。
レンガ壁にグレーを合わせた寝室実例
和室を洋室にDIYしたという寝室です。レンガ調の壁紙とブルックリンスタイルのヴィンテージドアがカッコいいですね。
お部屋全体がダークトーンなので、寝具はグレーをチョイスして明るい雰囲気に。
古めかしい雰囲気を残しながらも清潔感のあるインテリアがお見事です。
サイドテーブルに使っているのはケーブルドラム。DIYでテーブルや棚などにリメイクできますよ。
コンクリ調の壁が印象的な寝室実例
一人暮らしの女性にもおすすめなヴィンテージテイストの寝室インテリアがこちら。
賃貸に良くある茶色のフローリングはアイアンの家具と相性がいいので、置くだけでインダストリアルな雰囲気をプラスできるんです。
ベッドに使っているのは貨物用のパレット。ベッドフレームの代わりになるうえ、見た目もヴィンテージインテリアにぴったり。
不要になったら処分しやすいのも嬉しいですね。
白をベースにした寝室実例
シンプルなホワイトは、ヴィンテージなイメージがあまりありませんが、コーディネート次第でヴィンテージな雰囲気を演出できます。
大理石調の床にグレーのアクセントクロス、寝具を白で統一した寝室。
ベッドの横のラダーから必要なものがさっと取り出せるように工夫しています。
傍らに置いた石油ストーブは、クラシカルな見た目がインテリアとしても◎。モダンなのにどこかレトロな雰囲気がおしゃれです。
木の素材感を活かした寝室実例
重厚感のある木の壁と大きな本棚がレトロな雰囲気の寝室。それもそのはず、こちらは築60年のヴィンテージマンションの一室だそうです。
センス良く並べられたブロカント雑貨やアートがおしゃれですね。
インテリア雑貨を選ぶ時は、家具の色に合わせてダークトーンのものにすると馴染みますよ。
黒を使って引き締めると、ヴィンテージインテリアならではのカッコいい雰囲気が増します。
ヴィンテージインテリアコーディネートまとめ
ヴィンテージインテリアコーディネートのポイントを実例を交えてご紹介しました。
一口にヴィンテージといっても、様々な色合わせやスタイルがあるのがこのインテリアの面白いところです。
皆さんも好きなテイストや色を基調にして、ぜひ自分ならではのヴィンテージインテリアを作ってみてくださいね。
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