二人で作り上げる二人暮らしのインテリア
結婚や同棲などでカップルが二人暮らしを始めるとき、お互いの好みを反映したインテリアづくりがスタートします。
すべての家具を1からそろえる場合もあるでしょう。それぞれが実家や一人暮らしのお部屋で使っていたアイテムを持ち寄る場合もあります。それぞれの個性を持ち寄って作り上げる、二人暮らしのリビングインテリアをご紹介していきます。
モノトーンインテリアでの二人暮らし
落ち着きのあるインテリア
こちらは、リノベーションされた1LDKの賃貸マンションでの二人暮らしインテリアです。黒、グレー、白といったベーシックなモノトーンカラーと、ラスティックな風合いを感じるウッドの組み合わせが印象的。
落ち着きのあるシックな空間を作り上げています。テレビ台と、その横に配置された小さなスツール兼プラントスタンドの色合いがそろっている点もポイントです。
広々としたスペース
こちらは築40年以上の物件とのことですが、リノベーションで実現したLDKは圧巻の29.2畳。広々としたスペースだからこそ、ゆとりのある家具のレイアウトが楽しめます。
L字型のソファで空間をゆるやかにゾーニングし、ソファの背後にはホームオフィススペースをしつらえて。ダークグレーのアクセントウォールが効いている空間に、ご夫婦二人のデスクがそれぞれに置かれています。
アンティークの家具
DIYで手作りされた家具も多くあるお部屋ですが、こちらのデスクと引き出しはアンティークです。意匠がほどこされたアンティークのデスクは、見た目の美しさも魅力ですが機能性や実用性の面でも使い勝手の良いものを選んでいるそう。
浅い引き出しがたくさんあるチェストも同じです。選択眼の確かさが、おしゃれなインテリアを作っています。無垢材のフローリングとの相性も抜群です。
LDKの白い棚
ダークトーンが中心になっているLDKですが、こちらはLDKの入り口付近に設けられたニッチ棚。白い壁面をくり抜いたようなデザインがモダンな印象です。
フォトフレームにリース、小さな一輪挿しに写真集と、いろいろなものが間隔をおいてきれいに並べられています。ティッシュペーパーのような生活用品も、ケースのデザインや素材によっておしゃれなムードに。
おしゃれな家具や小物で彩る二人暮らし
9.2畳のリビングダイニング
こちらは白い壁面にサンバーストデザインの鏡を飾っているお部屋です。サイズ違いの2つのサンバーストミラーは、微妙にデザイン違いですが、色味のトーンが似ているので違和感はありません。
さらに、床置きされた大きなタテ型の鏡も、フレームの色味がそろっています。お部屋全体が明るいウッドと観葉植物、そして白の3点をメインにしたインテリアです。
引き戸を開けて一続きの空間に
引き戸でリビングダイニングと続いているお部屋は、ホームオフィスとして活用されています。ご自宅でお仕事をされるとのことで、余計なものを置かずにスッキリとした空間に。
本棚はリビングダイニング側からは見えない死角に配置されている点がポイントです。背の高い観葉植物が映えるスペースになっています。引き戸を開けて、リビングダイニングと一続きの空間として過ごすことももちろん可能です。
異素材ミックスでぬくもりのある二人暮らし
天然素材を取り入れて
2LDKのマンションでの二人暮らしインテリアは、和のテイストや手仕事感のあるアイテムがちりばめられたぬくもりのある空間です。窓が多いリビングダイニングスペースにも、天然素材がそこかしこに置かれています。
ダイニングテーブルに合わせたチェアや床置きされたバスケット、壁に掛けられたウォールハンギングなど、素材やテクスチャーは違っていても、テーマが共通しているので統一感があります。
無機質なテレビ周りのしつらえ方
テレビ台は、金属の取っ手が美しい引き出しが付いたタイプをセレクトしています。テレビやエアコン、冷蔵庫のような大きなサイズの生活家電は無機質なデザインが多いもの。
ぬくもりのあるインテリアを目指す場合は、そのミスマッチに悩まれる方もいるのではないでしょうか。こちらのお部屋では、テレビを置いたコーナーの家具や小物に天然素材を取り入れることで、冷たさをカバーすることに成功しています。
ゾーニングで美しく暮らす二人暮らしのお部屋
細長い間取りのLDK
細長いお部屋での二人暮らしは、完璧なゾーニングで美しくしつらえています。部屋の奥の孫際がダイニングスペースで、その続きにリビングスペース。さらに、画像の手前がキッチンになっている間取りです。
壁一面に設置された天井までの高さのあるユニットシェルフにテレビも組み込んで、対面する壁際にソファを配置。視界を上手に区切るレイアウトです。
余白を残した収納
シェルフを正面から見ると、ご覧のように余白が残されたディスプレイ収納になっています。テレビ周りのボックススペースには、だるまや民族玩具、木で作られた模型などを種類やテーマ別に収納。
下段は三段の引き出しを組み込んで、こまごましたものや見せたくないものを収納しています。たくさんのモノが詰め込まれているのに、圧迫感がないのは余白のおかげでしょう。
お互いの個性を活かしたインテリアに
おしゃれな二人暮らしのインテリアには、お互いの個性がバランスよくミックスされているようです。二人暮らしは、家具や食器、本や服など、持ち寄るアイテムの数も増えますが、どのお部屋もすっきりと暮らしています。お互いがお互いの存在を認め合い、尊重し合うことで快適なインテリアが作られるのではないでしょうか。
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