これからのリビングにもとめられるものは《可変性と機能性》
トレーニング、自宅学習、在宅勤務……。在宅時間が増えて、リビングダイニングに求められるものが増え、その在り方が変わってきています。
しかし、目的に応じて家具を増やしていくと、リビングダイニングは物であふれ、ますます狭いお部屋になってしまいます。
そこで、限られた空間を有効に使うには、シーンに合わせて変えることができる「可変性」と「機能性」を併せ持った家具を選ぶことが大切になります。
奥行45㎝のワークテーブルが大活躍!
「可変性」と「機能性」を併せ持った家具として、注目したいものが上図のようなワークテーブルです。
ワークテーブルとは、幅120㎝×奥行40㎝~45㎝×高さ72㎝程度のテーブルのことで、パソコン作業やお仕事をするカウンターテーブルとして、オフィスなどで使用されているものです。
このワークテーブルですが、そのサイズ感から、ダイニングテーブルとしても使えます。例えば、4人家族で使う一般的なダイニングテーブルのサイズは幅120㎝×奥行80㎝×高さ70㎝です。
上図のように、ワークテーブルを向かい合わせに2つ使用すれば、幅120㎝×奥行80~90㎝×高さ72㎝程度のテーブルとなりダイニングテーブルとほぼ同じサイズになります。
上から見た、家具のレイアウトです。
上図のようにワークテーブルが2つあると、ダイニングテーブルの機能も兼ねることができます。
在宅勤務や自宅学習には、L字レイアウトが便利!
在宅勤務や自宅学習の場合は、上図のように「L字型」のレイアウトがおすすめです。専用のデスクを買い足さずに、ワークテーブルのレイアウトのみで対応できるので、無駄がありません。
ワークテーブルは、幅が120㎝もあるので、上図のようにパソコンや資料などの作業スペースも確保できます。
壁を背にすれば、オンライン会議の背景にも気を使いません。
また、お仕事をしながら、お子様の自宅学習を見守ることも可能です。このL字レイアウトは、上図のように対面で座るより心理的圧迫感が少なく、声をかけやすい適度な距離を保てます。
気分を変えたいときは、カウンターレイアウトもお勧め!
いつもの食事風景を変えたいときは、上図のような、カウンターレイアウトもお勧めです。
上図のように、ワークテーブルを、キッチンカウンターに2台平行に並べるだけで、カフェ風のダイニングに変身できます。
調理をしながら対面でおしゃべりをしたり、手軽に気分を変えて、食事を楽しむことができます。
また、上図のようにリビングサイドにスペースができますので、子どもたちが遊んだり、ヨガや筋トレなど、軽い運動をするスペースにも使えます。
フレキシブルな家具を使い、限られた空間を有効に使う
いかがでしたか?このワークデスクは、ホームセンターやネットショップなどで販売されており、価格は1万円以下と、とてもリーズナブルな商品です。
リビングの使われ方の変化とともに、家具に求められる機能も変化しています。無駄な買い物をしないためにも、フレキシブルに対応できる家具を検討してみてください。
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