10畳以下のコンパクトルームのベッドスペース
10畳以下のコンパクトなスペースでは、ベッドの配置にもいろいろな制限がかかってしまうことがあります。
壁の形や窓の位置、ドアの開閉などを考えて、少しでもおしゃれに使い勝手の良いベッドスペースをしつらえたいもの。
ベッド以外の家具も、デッドスペースをできるだけ作らずにレイアウトしている一人暮らしのインテリア実例を見ていきましょう。
パラレル型レイアウト
ナチュラルインテリアを楽しむ7.3畳の1K
コンパクトなスペースのお部屋の中で、ベッドはサイズが大きな家具の1つ。
限られた床面積のほとんどをベッドが占めてしまうことにもなりかねないので、レイアウトを考えることは大切です。
人気が高いレイアウトは、パラレル型。ベッドとTVボードなどを対面するように配置する方法です。
窓前に家具を置かないので、採光を遮ることがありません。家具の色味や素材をそろえると、統一感のあるインテリアになります。
白を基調にしたホワイトインテリアの8畳1K
テレビ台や脚立タイプのチェストなど、家具の色を白でまとめたホワイトインテリアのお部屋です。
大きな家具だけでなく、ローテーブルやクッション、サーキュレーターなども白にすることで、おしゃれ度がぐっと上がります。
家具を壁に沿って置くことで、お部屋の中央にスペースが出現。
窓の前には極力モノを置かないようにして視線の抜けを作り、すっきりと見せています。
おしゃれでホテルライクな8.1畳のワンルーム
幅が狭く細長い間取りのワンルームですが、パラレル型のレイアウトにすることでベッドとデスクの間に動線を確保しています。
デスクは天板が長めなので、食事をとることも勉強することもできます。
ベッドのフレームとデスクトップの木の色味や質感がそろっているので、ホテルライクなインテリアともいえるでしょう。
2.8メートルの天井は一般的なお部屋に比べると高めです。そのため、圧迫感がありません。
レトロスタイルが魅力的な8.3畳のワンルーム
白い壁、白いフローリングのお部屋に、飴色の木の家具やブラウンの張地のソファがパラレルに配置されています。
レトロでヴィンテージ感のある北欧風インテリアを、そこここに置かれた観葉植物や壁面にデコレーションされているドライフラワーがブラッシュアップ。
ベッドとソファを別ラインに置くことで、ワンルームをXラインで使うことができるようになっています。
個性が光る9.3畳のワンルーム
ラスティックな風合いを感じる木の家具と、はがれかけたような壁のしつらいが印象的なワンルームのインテリアです。
デスクと対面にくるように設置されたベッドには、ブルーのグラデーションが楽しめるベッドリネンやクッションカバーをセレクト。
個性があふれるインテリアになっています。ちらりと映っていますが、ベッドが置かれている壁面もブルーにペイントされています。
コの字型レイアウトのベッドスペース
北欧インテリアを取り入れた6畳の1K
続いてご紹介するのは、コの字型のレイアウト。
お部屋の奥の窓辺や壁面に沿ってベッドを設置し、対面している両方の壁際にも家具を置くレイアウトです。
こちらは、6畳の1Kのお部屋です。コンパクトなスペースを最大限に活用できるよう、デッドスペースを作らないレイアウトを取り入れています。
北欧テイストの家具やテキスタイルでまとめられています。
白木の家具がガーリーな7畳1K
白木の家具がガーリーな印象を与えるインテリアも、デッドスペースを作らないコの字型のレイアウトにぴったりです。
純白のピュアホワイトよりも、やわらかなイメージが強まるオフホワイトやベージュを組み合わせて、リラックスできるインテリアをしつらえています。
テーブルと棚は同じショップから購入したそう。色味だけでなくデザインにも共通点があるシリーズを選ぶと、統一感が高まります。
DIYを実践している9畳の1K
スクエア型の間取りを存分に活用している一人暮らしのお部屋です。壁紙もご自分でDIYされたそう。
お部屋の壁面全ての壁紙を張り替えることは、経済的にも時間的にも大変ですが、一面だけのアクセントウォールなら手軽に挑戦できるのではないでしょうか。
窓の前にローチェストと一人掛け用のチェアを配置し、ベッドの対面にはチェストとハンガーラックが置かれています。
その他のレイアウトで作るベッドスペース
L字型のレイアウトの8畳ワンルーム
コンパクトなスペースにもおすすめの、パラレル型とコの字型のレイアウトでしつらえるベッドスペースインテリアをご紹介してきました。
最後に、それ以外のレイアウトアイデアを見ていきましょう。こちらは、L字型レイアウトです。
壁面に沿ってベッドを、窓に向かってソファを配置しています。
ソファは左右どちらのサイドも動線が確保されているので動きやすいレイアウトです。
Iライン型のレイアウトの8畳1K
タテに長いお部屋の奥をベッドスペースとしているIライン型のレイアウトアイデアす。
壁の凹凸でスペースがコンパクトになっている分、落ち着きとこもり感のあるベッドスペースになっているのではないでしょうか。
白を基調としたホワイトインテリアに、ブルーグレーと明るい白木のアイテムをナチュラルな差し色として取り入れています。
限られたスペースでもあきらめずに
10畳以下のコンパクトなワンルームや1Kのお部屋での一人暮らしは、限られたスペースをいかに使いきるかがポイントになっています。
お部屋の中で存在感を発揮するベッドを中心とするベッドスペースにも、同じことが言えます。
デッドスペースを作らず、機能性とおしゃれさを共に楽しめるようなレイアウトで、ベッドスペースをしつらえてみませんか。
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