プロが教える8畳ワンルームをおしゃれにするレイアウト講座
Q1. 8畳ワンルームはどのくらいの広さ?
A. キッチンで2〜3畳取るため生活スペースは5〜6畳な場合も
8畳ワンルームは、キッチンが別になっている1Kの間取りと異なり8畳の中にキッチンが入るため、生活スペースは5〜6畳になってしまう場合も。
快適な生活スペースを確保するためには、家具の配置を工夫してみましょう。
8畳ワンルームは台所を含めた居室が8畳ですので、8畳1Kのお部屋よりも1〜2畳狭くなります。同じ8畳でも1Kはくつろいだり眠ったりする生活スペースが8畳ありますが、ワンルームの場合、廊下の配置によっては家具を置くスペースが5〜6畳しかないことも。一人暮らしなら6畳でも暮らせますが、やや狭く感じることもあるでしょう。
Q2. 8畳ワンルームはどんな人に向いてる?
A. コンパクトさが好きな人や家賃を抑えたい人向き
8畳ワンルームは、すべて1部屋でまかなえる家事効率のよさがメリット。コンパクトな空間が好きな一人暮らしの人に向いています。
また1Kに比べて家賃が安い場合が多く、住居費を抑えたい人にもおすすめです。
8畳1Kに比べて実質的な生活スペースが狭くなりがちなので、「コンパクトなほうが落ち着く」「家賃をできるだけ抑えたい」という方におすすめです。また、台所との仕切りがなくてアクセスしやすいため、家事を効率よく済ませたい方にも向いています。逆に向いていないのは、広い部屋でのびのびと暮らしたい方や、料理の匂いが部屋に残るのが気になる方です。
Q3. 8畳ワンルームを広く見せるレイアウトのコツは?
A. 直置きの家具を少なくして床を多く見せるのがコツ
見えている床の面積が広いほど、部屋が広々として見えます。家具は少なめにして壁にぴったりと配置するのがコツ。
空間を活用した壁掛け収納を取り入れるのもおすすめです。
ニトリや無印などでもさまざまな収納アイテムがあるので、実際に店舗で手に取ってみるとよいでしょう。
部屋を広く見せるコツは床を見せることですので、アイテム数を絞って壁際にレイアウトしましょう。理想は床が2/3以上見えている状態です。これを踏まえると、生活スペースが5〜6畳となる8畳ワンルームの場合、家具が床に占める割合を2畳程度に収めるとよいでしょう。
Q4. 8畳ワンルームの収納スペースを確保するコツは?
A. ベッド下や隙間などのデッドスペースを活用するのがコツ
収納スペースが確保しづらい8畳ワンルームの間取りでは、ベッド下や家具と家具の間の隙間など、デッドスペースを有効活用しましょう。
目に見えない場所に収納すると、部屋全体がすっきりと感じられます。
生活スペースが5〜6畳だとあまり大きな収納家具を置けませんが、デッドスペースを活用することで十分な収納を確保できます。例えば、ベッドの下はシーズンオフの布団や洋服、家電などの収納場所として便利です。また、8畳ワンルームはキッチンが小さめですが、冷蔵庫とキッチン設備の間に入るスマートなワゴンを使うと、隙間を活用できます。
8畳ワンルームのレイアウト《縦長》
ソファをメインにしたワンルームレイアウト
3人用のソファを部屋の主役として取り入れているワンルームレイアウト。
縦長8畳スペースにおしゃれなお気に入り家具を揃え、女子らしいインテリアコーディネートに仕上がっています。
リビングスペースにはアロマディフューザーや雑貨を飾り、一人暮らし女子の癒し空間に。ベッド周りはすっきりとまとめ、休める空間になっています。
空間を分けた8畳ワンルームレイアウト
ワンルームをカラーボックスで仕切った一人暮らし8畳。ボックスの置き方を変えるだけで、おこもりできる空間を作れます。
ホームセンターやニトリ、無印などには使い勝手のよいシンプルなカラーボックスがたくさん。ぜひチェックしてみてください。
ワンランクアップした一人暮らしの女子部屋に憧れる人にイチオシのレイアウトです。
低めの家具を活用したワンルームレイアウト
低めの雑貨や家具でお部屋をコーディネートしていくと、8畳ワンルームでも圧迫感を軽減できておすすめ。
どこにでも自由に座れる部屋は、一人暮らしならではの快適なリラックス空間です。
グレージュやホワイトでまとめられたインテリアは、統一感がありスタイリッシュ。女性らしさも感じるおしゃれな8畳になっています。
シンプルで洗練されたワンルームレイアウト
すっきりとした印象のシンプルなワンルームのレイアウト実例。
厳選した家具をそれぞれ離して配置することで、各アイテムに主役級の存在感が生まれます。
無印やニトリのシンプルな家具で統一するのもおすすめ。レイアウトするアイテム数を少なくすると、8畳ワンルームに開放感が出ます。
シンプルなお部屋のレイアウトはミニマリストさんのコーディネートも参考になりますよ。
色味を揃えた8畳ワンルームレイアウト
観葉植物のグリーンがアクセントになった縦長8畳のこちらの部屋。
ホワイト・ベージュ・グリーンのナチュラルな色味でコーディネートされた、センスのよいインテリアです。
家具を壁に寄せて配置しているため、ワンルームでもすっきりとした印象に。
狭く感じがちなワンルームは、全体の色味を揃えたインテリアにするのがおすすめです。
壁を上手く活用したワンルームレイアウト
縦長の間取りを上手に使ったこちらのワンルームレイアウト。
中央に余白を作り、空間ができるだけ広く見えるよう工夫されています。
壁にディスプレイされたドライフラワーが女子らしさを演出。壁面を有効活用しておしゃれなインテリアを楽しんでいますね。
全体をホワイト系カラーで統一し、すっきりとした印象です。
8畳ワンルームのレイアウト《横長》
ベッドを壁際に置く8畳ワンルームレイアウト
狭いイメージのあるワンルームですが、一人暮らしなら8畳ワンルームでも問題なく暮らせます。
ベッドを壁に寄せて配置すると、8畳スペースがより広々と見えて◎。
ベッドの反対側のスペースが空き、余裕のある空間を作れます。家で作業をしたい人ならコンパクトなデスクを置くのもおすすめです。
ガラステーブルで抜け感を出すレイアウト
ワンルームにガラステーブルを配置すると、見える床の面積が増え抜け感が出ます。
部屋のセンターにレイアウトしても圧迫感がありませんね。ガラスのインテリアは部屋になじみやすい点も魅力。
実例のようにガラステーブルの下によく使うアクセサリーや小物を置いても、雑貨屋さんのディスプレイのようで可愛いですね。
カラフルな8畳ワンルームレイアウト
こちらはピンク・ブラウン・グリーン・ブルーなどたくさんの色を使ったカラフルなワンルームレイアウト。
アメリカ西海岸を思わせるようなおしゃれなインテリアコーディネートになっています。
センターに置かれているラグジュアリーなソファが、存在感抜群。一人暮らしをエンジョイできる女子インテリアは、参考にしたいところです。
大きな鏡が印象的なワンルームレイアウト
海外の一人暮らし女子のようなキュートなレイアウト。トレンドを意識したラグ・造花など、可愛いアイテムがたくさん詰め込まれた実例です。
壁に立てかけた大きな鏡が部屋のアクセントに。全体をベージュトーンで統一し、やわらかい印象に仕上げています。
真似したくなるおしゃれなワンルームレイアウトですね。
一人時間を楽しめる8畳ワンルームレイアウト
8畳ワンルームにはテレビを置かず、プロジェクターを活用するのもおすすめ。縦長・横長どちらの部屋にも使えるアイデアです。
壁をスクリーン代わりにすれば、場所を取るテレビ台を置かずに済むため省スペース。
狭さを感じさせない広々とした空間で、映画やドラマを楽しめます。おしゃれな一人暮らしライフに取り入れてみてください。
ワントーンでまとめたワンルームレイアウト
8畳のワンルームにより広さや開放感を求めるなら、ベッド・ソファ・ラグなどを同系色で揃えたワントーンコーデのテクニックを使ってみましょう。
ホワイトカラーでまとめられたこちらのワンルーム。ゆったりとしたおしゃれな印象に仕上がっています。
差し色のベージュやグリーンが可愛い大人女子の部屋は、積極的に人を招きたくなってしまうでしょう。
白を多く使ったワンルームレイアウト
カラーバランスのよい大人っぽいインテリア。壁紙と同系色のホワイトのカーテンが、お部屋を広く明るく感じさせています。
家具やドライフラワーのベージュカラーが差し色となり、部屋全体に安らぎを与え、リラックスできる一人暮らしの空間に。
ロータイプの家具を壁に寄せてレイアウトしているので、すっきりとした印象です。
8畳ワンルームのレイアウト《正方形・その他》
ローテーブルを使ったワンルームレイアウト
縦長や横長8畳のワンルームに比べ、空間分けが難しい正方形の部屋。
正方形の部屋におすすめしたいのが、ローテーブルを使ったインテリアコーディネート。
高さのないローテーブルは、8畳という限られたスペースを開放的に見せてくれます。
部屋に一体感が出るので、雑貨や小物の映えるおしゃれなインテリアコーディネートになりますよ。
ソファを置かない8畳ワンルームレイアウト
雑貨や小物を飾ったインテリアを楽しみたい人は、椅子やソファを置かないようにすると8畳スペースを広く使えます。
可愛い雑貨をたくさん持っている人にもうってつけのレイアウト。
白いカラーのインテリアをチョイスすると、統一感のあるおしゃれな女子部屋に感じますね。
チューリップが可愛らしいアクセントの役割を果たしています。
壁収納を活用した8畳ワンルームレイアウト
雑貨や本の収納場所に悩んだら、壁付け収納を活用するのもおすすめです。
こちらはベッドボードとウォールシェルフを上手に使って、収納スペースを作っている実例。収納場所を設けにくいワンルームに使える便利なアイデアです。
IKEAやニトリ、無印などでもさまざまな壁付け収納があるので、ぜひ探してみてくださいね。
ナチュラルインテリアが気になる方はこちらの記事もおすすめです。
ソファとベッドを離したワンルームレイアウト
こちらのワンルームはシェルフユニットで部屋を2等分しています。
シェルフユニットをセンターに置くと、空間をしっかりと分けられるのでおすすめ。
実例はソファとアートの色が同系色でまとめられていて、洗練された素敵なインテリアになっています。
風景の写真や絵のポスターなども、部屋のワンポイントになってよいですね。
キュートでシンプルな8畳ワンルームレイアウト
可愛いアイテムを取り入れつつ、ホワイト系カラーで甘さを抑えたインテリアコーディネート。
ロータイプのベッドを使うことで、圧迫感が軽減されているのもポイントです。寝具もホワイトで統一し、清潔感たっぷり。
空間を区切るのが難しく間延びした印象になりがちな正方形の間取りは、高さのない家具を選んですっきりと見せるのがレイアウトのコツです。
壁付け収納棚を使ったワンルームレイアウト
IKEAで人気のウォールシェルフを活用したおしゃれな部屋の実例です。
ドレッサーを置くかどうか迷うワンルームですが、引き出し付きのウォールシェルフを使えばドレッサー代わりになります。
可愛いミラーやおしゃれな椅子を置いて、オリジナルのドレッサーコーナーを作るのもよいですね。
海外風インテリアが気になる方はこちらの記事もおすすめです。
中央にベッドを配置したワンルームレイアウト
正方形を生かしてベッドを部屋の真ん中に置いた、センスあふれるレイアウトアイデア。
ベッドをメインとした大胆なレイアウトが、おしゃれな一人暮らし空間を作り上げています。
部屋の雰囲気にマッチしたクラシカルなデザインのチェストもおしゃれ。ホテルのような自分だけの快適空間を作ってみてください。
おしゃれな8畳ワンルームに仕上げるおすすめの家具
Q. 8畳ワンルームにおすすめの家具サイズ&選び方は?
A. シングルベッドをソファ代わりにするアイデアも◎
8畳ワンルームには大きな家具をいくつも置けないため、兼用できるアイテムを選ぶのがおすすめ。
食事とデスクワークが両方できるテーブルを選んだり、シングルベッドをソファー代わりにしたりと工夫してみましょう。
食事や作業ができるリビングテーブルはあったほうがよいですが、ベッドやソファ、テレビ台は人によって要不要が変わります。もしベッドを置くならサイズはシングルが基本で、ベッドとテーブルの他に置ける家具は1m前後のテレビ台と、小型の棚です。ベッドとソファを同時に置くと窮屈に感じますので、ベッドをソファ代わりにするか、座椅子や小型ソファを選びましょう。
8畳ワンルームのレイアウトにおすすめのソファ
8畳ワンルームにソファを置くならコンパクトなものがおすすめ。幅106cmのこちらのソファは、一人暮らしのワンルームに最適です。
アームレストのないすっきりとしたデザインが、圧迫感を軽減してくれます。
カラーはブラックやアイボリーなどの定番から、レッドやグリーンなどの差し色まで全7色展開。インテリアに合わせたコーディネートが楽しめます。
8畳ワンルームのレイアウトにおすすめのテーブル
ちょっとした作業や食事ができるロータイプのテーブルは、ワンルームに取り入れたいアイテムのひとつです。
ガラスと木目調のコンビデザインがスタイリッシュなこちらのテーブルは、幅80cm×高さ42cmと、一人暮らしのワンルームにちょうどよいサイズ。
引き出し付きなので、リモコンや文房具などごちゃごちゃしがちなアイテムを隠して収納できるのも魅力です。
8畳ワンルームのレイアウトにおすすめのその他家具
8畳ワンルームという限られたスペースを有効活用できる壁付け収納。こんなおしゃれなウォールシェルフなら、見せる収納が楽しめます。
壁へのダメージを最小限に抑えた構造で、簡単に組み立てられるのも嬉しいポイント。キッチンや洗面所などにお揃いでレイアウトするのもおすすめです。
8畳ワンルームをおしゃれにレイアウト
今回は8畳ワンルームのレイアウトを特集しました。一人暮らしを快適にする気になるレイアウトはありましたか?
8畳ワンルームを広々と見せるには、シンプルな家具を取り入れるのもコツ。IKEA・ニトリ・無印などのアイテムは手頃な価格なものも多く、一人暮らしの人にもおすすめです。
部屋の間取りによってレイアウトの工夫もさまざま。ご紹介したプロの意見を参考に、快適なワンルームライフを楽しんでくださいね!
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