【連載】つくりたいお部屋のイメージに合わせた「ソファ」の色の選び方

ソファは大きな家具のため、リビングの場所をとるだけでなくお部屋のインテリアのイメージまで決まってしまいます。特にソファの色選びによってお部屋の印象も大きく変わります。ネットで見た色と実際の色が違っていることも多く、購入には注意が必要です。

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【連載】つくりたいお部屋のイメージに合わせた「ソファ」の色の選び方
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しかまのりこ

ライター

模様替え作家/一級建築士 ■メディア FMヨコハマ「Lovely Day」 テレビ東京「新shock感 それな!って言わせて」 日本テレビ「ZIP!」 テレビ東京「日曜ビッグバラエティ 芸能人の家を徹底診断!ハウスドクター」 日本テレビ「ヒルナンデス 女性一級建築士の家」 テレビ朝日「グッド!モーニング」 共同通信社「小学校ブロック塀倒壊事故について」 ■雑誌 「別冊週刊ダイヤモンド はじめての中古住宅」(ダイヤモンド社) 「住まいの設計」(扶桑社) 「週刊 女性セブン」(小学館) ■書籍 「狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール」(彩図社) ■経歴 大手ゼネコン設計部~大手確認検査機関を経て、独立。設計・審査・検査した住宅実績は5000件以上 現在は一般社団法人日本模様替え協会にて、模様替えに特化したサービスを展開中。

お部屋のイメージを決定するソファ

リビングで、ゆっくりくつろいだり家族と団らんするためには、欠かせない家具といえばソファですね。

しかしソファは大きな家具のため、リビングの場所をとるだけでなくお部屋のインテリアのイメージまで決まってしまいます。

特にソファの「色」選びによってお部屋の印象も大きく変わります。また、ネットで見た色と実際の色が違っていることも多く、購入には注意が必要です。

それでは、同じお部屋に置いた3人掛けソファを使ってソファが与えるインテリアイメージの違いを見てみましょう。

1. モノトーンのソファ

生成りのソファ

生成りは汚れが目立つため、小さいお子様がいるご家庭では敬遠されがちです。

しかし、白系はお部屋が広く、明るく見えるという効果があります。そのため狭いお部屋に置く場合にお勧めです。

 

 

黒のソファ

黒のソファは、応接室や事務室などで使われているため少し硬いイメージがありますが、家庭のリビングで使うと高級感がでます。

お部屋の他のインテリアを明るめにして、照明の色も昼光色から白熱灯色にすれば、暗くなることも防げ、効果的なお部屋のアクセントとしてソファを使うことができます。

 

2. 寒色のソファ

グレーのソファ

グレーのソファは、和風から洋風までどのような空間にも似合います。

しかし床が濃い色の場合は、シックになるとともにお部屋が暗くなりすぎる場合があります。

その場合は、クッションやカーテンなどを明るくすることで調整しましょう。

 

パープルのソファ

パープルのソファがあるだけで、個性的なお部屋になります。また、床や壁の色が明るいほどパープルの色が映えます。

パープルの色はおしゃれですが、冷たくなりすぎないようにクッションや置物などで、暖色系の色を加えるとよいでしょう。

 

ブルーのソファ

ブルーのソファは、お部屋の色合いが明るい場合はもちろん、お部屋の色合いが暗い場合にもうまくマッチします。

また、木目などとも相性が良く、若々しい印象を与えます。

 

ライトグレーのソファ

ライトグレーのソファは、多くのソファで定番色とされていることが多く、売れ行きのよい人気色です。

グレーのソファと同じく、和風から洋風までどのような空間にも似合います。

また生成りほど汚れも目立たなく、失敗のない色になりますが、無難になりすぎて若干、面白みに欠けます。

 

3. 暖色系のソファ

赤色のソファ

赤色のソファは、お部屋に明るく活発な印象を与えてくれます。

またブルーのソファと同様で、お部屋の色合いが明るい場合はもちろん、お部屋の色合いが暗い場合もうまくマッチします。

しかし、飽きやすい色でもあるので、高価な家具を購入する場合は慎重に色を選びましょう。

 

グリーンのソファ

グリーンのソファは、大変人気が高くどのようなお部屋にも似合います。

また木目や観葉植物などとも相性が良く、お部屋に落ち着いた印象を与えます。失敗の少ない色の一つです。

 

イエローのソファ

イエローのソファは、濃い色や暗い色のお部屋を明るくしてくれます。普通にレイアウトすればカジュアルな空間になります。

しかし、黄色は中世貴族の色としても使われた高貴な色であり、ゴールドや黒、ブルーのクッションや小物と合わせると高級感が演出できます。

 

4. アースカラーのソファ

ブラウンのソファ

高級感もあり汚れも目立たないため、大変人気です。

しかしお部屋が暗い場合には、黒のソファと違ってアクセントにはなりにくく、お部屋自体もぼやけてしまうので避けた方が無難です。

 

ベージュのソファ

ベージュのソファはどのような空間にも似合い、またお部屋も広く見える最も失敗の少ない色のソファです。

しかし、ソファの生地によっては安っぽく見えてしまいます。

糸の組み合わせが豊富なジャガード生地を選ぶなど、生地にはこだわりましょう。

 

革張りのソファ

革には本革と合成皮革がありますが、どちらも布製ソファに比べて高級感が高くなります。

色は濃いブラウンから明るいキャメルまで豊富で、飽きがこないことも革製ソファの魅力です。

 

ソファひとつで自由自在にイメージをつくる

いかがでしたか?ソファの色選びによってどのようなお部屋でも、イメージ通りの空間にすることができます。

ソファは、色にこだわって選んでみてくださいね。

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