お部屋のイメージを決定するソファ
リビングで、ゆっくりくつろいだり家族と団らんするためには、欠かせない家具といえばソファですね。
しかしソファは大きな家具のため、リビングの場所をとるだけでなくお部屋のインテリアのイメージまで決まってしまいます。
特にソファの「色」選びによってお部屋の印象も大きく変わります。また、ネットで見た色と実際の色が違っていることも多く、購入には注意が必要です。
それでは、同じお部屋に置いた3人掛けソファを使ってソファが与えるインテリアイメージの違いを見てみましょう。
1. モノトーンのソファ
生成りのソファ
生成りは汚れが目立つため、小さいお子様がいるご家庭では敬遠されがちです。
しかし、白系はお部屋が広く、明るく見えるという効果があります。そのため狭いお部屋に置く場合にお勧めです。
黒のソファ
黒のソファは、応接室や事務室などで使われているため少し硬いイメージがありますが、家庭のリビングで使うと高級感がでます。
お部屋の他のインテリアを明るめにして、照明の色も昼光色から白熱灯色にすれば、暗くなることも防げ、効果的なお部屋のアクセントとしてソファを使うことができます。
2. 寒色のソファ
グレーのソファ
グレーのソファは、和風から洋風までどのような空間にも似合います。
しかし床が濃い色の場合は、シックになるとともにお部屋が暗くなりすぎる場合があります。
その場合は、クッションやカーテンなどを明るくすることで調整しましょう。
パープルのソファ
パープルのソファがあるだけで、個性的なお部屋になります。また、床や壁の色が明るいほどパープルの色が映えます。
パープルの色はおしゃれですが、冷たくなりすぎないようにクッションや置物などで、暖色系の色を加えるとよいでしょう。
ブルーのソファ
ブルーのソファは、お部屋の色合いが明るい場合はもちろん、お部屋の色合いが暗い場合にもうまくマッチします。
また、木目などとも相性が良く、若々しい印象を与えます。
ライトグレーのソファ
ライトグレーのソファは、多くのソファで定番色とされていることが多く、売れ行きのよい人気色です。
グレーのソファと同じく、和風から洋風までどのような空間にも似合います。
また生成りほど汚れも目立たなく、失敗のない色になりますが、無難になりすぎて若干、面白みに欠けます。
3. 暖色系のソファ
赤色のソファ
赤色のソファは、お部屋に明るく活発な印象を与えてくれます。
またブルーのソファと同様で、お部屋の色合いが明るい場合はもちろん、お部屋の色合いが暗い場合もうまくマッチします。
しかし、飽きやすい色でもあるので、高価な家具を購入する場合は慎重に色を選びましょう。
グリーンのソファ
グリーンのソファは、大変人気が高くどのようなお部屋にも似合います。
また木目や観葉植物などとも相性が良く、お部屋に落ち着いた印象を与えます。失敗の少ない色の一つです。
イエローのソファ
イエローのソファは、濃い色や暗い色のお部屋を明るくしてくれます。普通にレイアウトすればカジュアルな空間になります。
しかし、黄色は中世貴族の色としても使われた高貴な色であり、ゴールドや黒、ブルーのクッションや小物と合わせると高級感が演出できます。
4. アースカラーのソファ
ブラウンのソファ
高級感もあり汚れも目立たないため、大変人気です。
しかしお部屋が暗い場合には、黒のソファと違ってアクセントにはなりにくく、お部屋自体もぼやけてしまうので避けた方が無難です。
ベージュのソファ
ベージュのソファはどのような空間にも似合い、またお部屋も広く見える最も失敗の少ない色のソファです。
しかし、ソファの生地によっては安っぽく見えてしまいます。
糸の組み合わせが豊富なジャガード生地を選ぶなど、生地にはこだわりましょう。
革張りのソファ
革には本革と合成皮革がありますが、どちらも布製ソファに比べて高級感が高くなります。
色は濃いブラウンから明るいキャメルまで豊富で、飽きがこないことも革製ソファの魅力です。
ソファひとつで自由自在にイメージをつくる
いかがでしたか?ソファの色選びによってどのようなお部屋でも、イメージ通りの空間にすることができます。
ソファは、色にこだわって選んでみてくださいね。
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