くつろいだソファ周りを作ろう
リビングルームでソファは大きな面積を占める家具です。そのため、インテリアのムードを決める最大のピースといえるでしょう。ソファをどのように配置するのかがポイントです。
基本的にソファは壁を背にして配置しますが、オープンプランのリビングではソファを使ったゾーニングも可能です。
ソファ周りに何を配置するのかを考え、くつろぎのあるソファ周りの空間をしつらえてみましょう。
多機能に使えるサイドファニチャー
観葉植物の台にもなるサイドシェルフ
まずは、ソファの横にサイドファニチャーを配置するアイデアから見ていきましょう。こちらは、30.9畳もの広い空間のワンルームです。
キャメルカラーのレザーソファとブルーのファブリックソファをL字型になるように配置したリビングスペースは、フロアラグとコーヒーテーブルがあしらわれています。
ソファのサイドには、ひじ掛け的な高さでシェルフをセット。観葉植物の鉢を並べた花台としても活用しています。
色をそろえた1段チェスト
白を基調にしているリビングインテリア。もちろんソファも白です。ソファサイドには、引き出しが1段ついているサイドチェストが置かれていますね。ソファ前のコーヒーテーブルとおそろいの直線的なデザインです。
チェストの上にも白いデスクライトをのせていますが、フタ付きの小物入れなどはダークカラーをセレクト。色数を抑えたインテリアに合わせて、サイドチェストの上の小物の色も統一させている点がポイントです。
サイズ違いのサイドテーブル
こちらは15.4畳のワンルーム。リビングスペースには、二段になった大き目サイズのサイドテーブルと、コの字型のサイドテーブルの2つが置かれています。
大き目サイズのサイドテーブルは、天板が格子状になっているデザインもおしゃれです。ソファの背後に見えている窓付きの壁は、実は引き戸。
引き戸の向こう側はベッドスペースになっています。もちろん引き戸を開けて、オープンプランで使うことも可能です。
パソコンデスクにもなるZ型サイドテーブル
10.7畳のワンルームに配置されたソファ。対面にはベッドが置かれたリラックスゾーンになっています。レザーとウッドを組み合わせたローソファには、Z字型のソファサイドテーブルをセットして。
飲み物やスマートフォンをちょい置きするサイドテーブルとしてはもちろん、ノートパソコンを置いてソファでくつろぎながらお仕事をすることも可能です。
心を落ち着かせる観葉植物
存在感のある背の高い観葉植物を
続いてご紹介するソファまわりに置きたいものは、観葉植物です。それも、背が高く存在感のあるタイプがおすすめ。観葉植物をインテリアに取り入れると、心を落ち着けるリラックス効果が期待できます。
ソファに座る時間も、リラクシーな瞬間であることが多いでしょう。座り心地の良いソファに身を預け、大きな観葉植物を眺めながら心地よいひと時を過ごしてみませんか。
天然素材のバスケットをカバーに
2021年のインテリアでは、ナチュラルな自然を感じさせるデザインや素材がトレンドになっています。
観葉植物そのものが既にネイチャーアイテムですが、鉢カバーを天然素材を編んだバスケットにすることで、よりトレンド感が高まります。
ここでは、ブランケットを入れているバスケットやコーヒーテーブル、サイドボードもウッディなデザインをセレクトしておしゃれ度の高いリビングをしつらえています。
ゾーニングにもなるプランター
こちらは、8.4畳のワンルームです。変形の間取りですが、コンクリート調のプランターをソファ横に配置。
背の高い植物を植え、スペースを分けるゾーニングの役割を果たすだけでなく、目隠しになるようなパーテーションとしても活用しています。
男性の1人暮らしらしくハンサムな家具が多い空間に、大きなコンクリートのプランターが良くなじんでいます。
ほかにもこんなアイテムを
背が高いフロアスタンド
ソファ周りに配置したいアイテムは、ほかにもいろいろあります。ソファに座って本を読んだりスマートフォンを見たりすることが多い人は、手元を明るく照らしてくれる背の高いフロアスタンドはいかがでしょう。
間接照明にもなるので、おしゃれでリラクシーな空間を演出してくれます。シンプルでモダンなデザインの照明と、経年変化が楽しめるレザーソファとの組み合わせもおしゃれです。
コンパクトスペースならではのベッド
こちらは8.7畳のワンルーム。コンパクトなスペースなので、家具の配置にも工夫が必要です。窓が2面ある部屋のコーナーを利用して、ベッドとソファをL字型にレイアウト。
ソファに座っている間は、ベッドが視界に入らないので生活感もなく落ち着いた雰囲気が楽しめます。ソファの前に置かれているのは、上でも紹介している小さめサイズのZ字型サイドテーブルです。
ディスプレイスペースにもなっている作り付けの棚
オフィスとして活用している8.3畳のワンルームには、どっしりとしたブルーグレーのチェスターフィールドソファが置かれています。クラシカルなボタン留めのデザインと、しっかりカールしたアームが美しいソファです。
スペースに余裕がないワンルームの場合、家具はあまり多くできないのが現状。ここでは作り付けの棚がディスプレイスペースにもなるサイドチェスト代わりになっています。
ソファまわりをおしゃれにしつらえよう
ソファの周りにサイドファニチャーを置いたり、観葉植物を置いたりすることで、より落ち着きのあるスペースを作ることができます。
サイドファニチャーを置くと、ソファに座ってくつろぎのひと時を過ごすときに飲み物やおやつを置いたりすることもできるでしょう。
観葉植物は心を穏やかにするだけでなく、パーテーション的な役割も果たします。お気に入りのアイテムを配置し、ソファ周りをおしゃれにしつらえてみませんか。
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