クールだけじゃない、素材ミックスで楽しむコンクリート打ちっぱなしの暮らし方
コンクリート打ちっぱなしのお部屋は、クールな印象を持つことが一般的。
でもそんな無機質な素材だからこそ、合わせるインテリアによって雰囲気やイメージをガラッと変化させることもできるんです。
様々な素材とミックスすることで、コンクリート打ちっぱなしの部屋での暮らしを楽しむ8人の方をまとめてみました。
text : ASAKO SAKURAI
落ち着いた部屋を作るには、まずは部屋の中の色数を絞ることが大事、というのはこれまで取材をしてきた方々に共通するポイント。
壁がグレーなことを利用して、インテリアも白や黒のもので統一したり、植物や壁紙などのワンポイントだけ色物を取り入れたり……。
シンプルだけど飽きの来ない、様々な素材とミックスしてお部屋作りをしている方々をご紹介します。
「革やシープスキン」とミックス
天井が高く、コンクリート打ちっ放しの壁がむき出しの、リノベーション賃貸に住む方の事例。
落ち着いた色合いのインテリアで統一しつつも、あえてシープスキンやドライフラワーなどの華やかな素材もプラスすることで、一層その素材が映えるようになるんですね。
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「ラフな木の家具」とミックス
コンクリート打ちっぱなしの壁と、木の材質の床、というなかなか見ないお部屋のタイプに住んでいる方の事例です。
床の材質に合わせて木のスツールやベッドフレームなどを取り入れることによって、部屋全体にクールさだけでなく、温かみも生まれています。
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「グリーン」とミックス
コンクリート打ちっぱなしの無機質な雰囲気が気に入って引っ越したという方の事例。
花などではなく、あえて葉が大きくグリーンが強調される観葉植物を、たくさん飾られています。クールなグレーと、鮮やかなグリーンのバランスがとっても良いんです。
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「ドライフラワー」とミックス
壁から床まで全面コンクリート打ちっぱなしの方の事例。置かれている家具も、部屋に合わせて必要最小限にミニマムな暮らしをされています。
そんな中にも、随所にドライフラワーを飾られているのが印象的です。あえて生花ではなくドライなものをチョイス。
部屋全体の落ち着いた雰囲気とてもマッチしていますよね。
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あえて「打ちっぱなし風」にする
ここからは、普通のお部屋でも自分で壁紙を貼って「打ちっぱなし風」を楽しんでいらっしゃるお部屋をご紹介します。
「モノトーンコーデ」
少し広めの1Kの間取りに住む方の事例。
部屋全体をモノトーン統一しているため、クールに見えますが、椅子やテーブル、デスクランプなどインテリアのフォルムが丸みを帯びていて、どこか柔らかい印象も受けます。
こちらの方はベッドやソファなどが置いてある壁をあえてグレーの壁紙に。
遊び心のあるかわいらしいアイテムも落ち着きのある色合いのものを選び、部屋全体の印象ともうまくなじんでいます。
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こちらもあえてグレーの壁紙を貼った方の事例。
余計なものはすべてウォークインクローゼットに入れて、リビングのインテリアの色味を統一しているせいか、ゆとりのある心地よい空間です。
グレーの壁の前に置かれているのは、クリスマスやお正月などの季節のアイテムを飾るディスプレイコーナー。
普通の壁よりも落ち着いた印象になり、毎日雑貨屋にいるかのような気持ちになれそうです。
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「ヴィンテージ家具」とミックス
無垢床のフローリングに差し込む光が好きで決めたという、リノベーション賃貸に住んでいる方の事例。淡いグレーの壁紙をあえて貼って暮らしています。
無垢床の色味に合う、木の素材を感じられるインテリアを多く置かれています。古道具屋さんなどで時を重ねたものを選ぶことで、部屋全体の色合いが整えられていますね。
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「対照的なカラー」と組み合わせ
壁だけでなく、天井から吊るされた布に至るまで、グレーのアイテムをふんだんに使ったお部屋。
無機質になりがちな壁の一面だけを、気分に合わせて鮮やかな色合いのものに変えることによって、部屋全体のイメージも大きく変わります。
壁紙で遊ぶってちょっと手間だけど、「自分で部屋を作ってる」という感じがして面白そう。
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