お手入れ次第で長く使える木目のアイテム
家具を始め、小物や収納雑貨など、さまざまな加工ができる木目素材。
特に近年はDIYの流行と共に、自分好みの家具や雑貨を木材でDIYする人も増えてきました。
そんな木目素材はただ持っているのではなく、お手入れをしっかりしておくだけで長く愛用できるのが魅力。
そこでこの記事では、木目素材の家具のお手入れ方法などをまとめていきます。
木目家具には種類がある
木目家具のお手入れ方法をご紹介する前に、木材を用いた家具には大きく二つの種類があります。
お手入れ方法が若干変わってくるので、まずは木目家具の種類から知っていきましょう。
無垢材家具
天然の木材から作られた家具のこと。
しっかりした作りと耐久性もあり、使っていけばいくほど味が出るのも魅力の一つです。
ただし、長年使えば木材の水分が失われひび割れなどが発生するため、定期的なメンテナンスが必要になります。
突板家具
主に合板素材を中心にした家具のこと。
表面に薄い木目のシートを貼ったベニヤ上の板を突板と言い、軽くて丈夫な上、価格的にも手に入りやすいのがポイント。
お手入れもそこまで必要ではありませんが、傷などがついた際にはある程度のメンテナンスが必要です。
無垢材家具のお手入れ方法
無垢材家具やオイルやワックスでコーティングされているものが多いので、お手入れもオイルやワックスを用います。
必要なモノはウエス(柔らかい布)とワックス又はオイル。
ご使用の家具の色に合わせたオイルやワックスを選びます。
若しくは、蜜蝋ワックスを用いるのもおすすめです。
まずは家具表面に目立つような汚れがある場合はサンドペーパーなどで取り除きます。
オイルやワックスを少しずつウエスに取り、全体に均等に塗っていきましょう。
オイルやワックスを塗ったら10分ほどなじませて、乾いた布で家具全体をもう一度拭きます。
突板家具のお手入れ方法
突板家具のコーティングとして用いられているのが、ウレタン塗装とラッカー塗装です。
ウレタン塗装は水に強く傷もつきにくいため、基本的にはそこまでメンテナンスは必要ないです。
ただテーブルなどの日常的に使うものは皮脂汚れなどがつくので、中性洗剤を水で薄めたもので汚れをふき取るようにします。
ラッカー塗装はウレタン塗装ほど強度はないため、テーブルの場合は鍋敷きやコースターを用いて負担を軽くします。
アルコールの消毒液は表面のコーティングを溶かすので、水拭きが妥当です。
木目家具は丁寧にメンテナンスを
木目素材の家具は、金属などと比べると強度もそこまで強いわけではないので大事に使っていきたいところ。
お手入れ方法も木目の種類によって違うので、しっかり把握して丁寧なメンテナンスを心がけていきたいですね。
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