北欧リビング実例集!
今回は北欧リビングを素敵に実現させたお家をご紹介。
北欧インテリアは不思議と日本人の琴線に触れるテイストで、いまだに人気が衰えないどころが、ますますファンが増しているようです。
その魅力は一言で語り切れませんが、シンプルでありながらスタイリッシュ、カジュアルでありながらエレガントというような、相反する特徴を併せ持っているからかもしれません。
そんな北欧インテリアを上手に自宅のリビングに取り入れて、素敵なお部屋作りをしている実例をまとめてみました。どうぞお楽しみください。
北欧リビング《収納家具》
1960年代にグンニ・オマーンがデザインしたサイドボード。
テーパー型の脚やチーク材の美しい木目が北欧らしいフォルムで、リビングにナチュラルであたたかな空気を生み出してくれそうです。
引き出しと引き戸式のキャビネットが一体となっているところも便利ですね。
こちらも前出と同様、1960年代のグンニ・オマーンによる大型キャビネット。
本棚やワークデスクとしても使えるので、リビングに機能的なコーナーを設けることができます。
デンマークのデザイナー、イブ・コフォード・ラーセンによるサイドボードです。
シンプルな美しさと機能美を兼ね備えたキャビネットは、リビングをおしゃれにしてくれるばかりでなく、使い勝手の良さで生活を快適にしてくれることでしょう。
ピータービッツ&オーラミュルガードニールセンのデザインによるバーキャビネット。
全体のフォルムはスクエアでシンプルなデザインですが、取っ手の部分が個性的で、味わいがありますね。ライティングデスクとしても使えます。
チーク材のデンマーク製チェストです。
チーク材の色合いやコーン型の脚、引き出しの取っ手部分に特徴があり、シンプルながらも置いているだけで北欧らしい雰囲気になりますよ。
こちらも北欧らしいデザインのチェストです。4段という高さは、圧迫感がなく使いやすい大きさですね。
テーブルやガラスのキャビネットなど他の北欧ヴィンテージ家具や雑貨と調和して、素敵な北欧インテリアのお部屋になっています。
北欧ヴィンテージ家具がうまく調和したお部屋。壁の棚はストリングシェルフといって、北欧では一般的なウォールシェルフです。
日本の住宅事情にもぴったりな北欧家具は、デザインばかりでなく、サイズ感や使い勝手もよさそうですね。
こちらも北欧テイストの家具が主役のリビング。木目や色合いが、お部屋におしゃれな印象を生み出していますね。
テーパー脚や木目を生かした素材の使い方、扉面のアールカーブなどに北欧テイストが散りばめられた収納家具。
モダンな空間にもナチュラルな空間にも、あるいはアンティークなインテリアとも合わせられそうですね。
大小の箱が積み重なったユニークなデザインの壁面収納シェルフ。北欧の遊び心のあるセンスが魅力的ですね。
飾り棚のような雰囲気ですが、本棚としても使うことができて実用性も◎
北欧リビング《テーブル&ソファ》
テーブル
人数が多い時には広げて楕円状にでき、使わない時にはコンパクトな正円形にすることができるテーブルです。
北欧家具はシンプルなデザインながら、機能的にも秀逸なものが多いのが魅力なんですよ。
デンマークのデザイナー、ウェグナーによるコーヒーテーブルです。シンプルな形状が美しいですね。
1950年代にデンマークで作られたヴィンテージのコーヒーテーブルです。アールがかった三角形のフォルムがとってもユニーク。
天板の縁が立ち上がっていて、ペンやお箸などが転がっても落ちづらいデザインになっています。
とってもシンプルなリビングローテーブル。アールのついた天板のフォルムが、北欧インテリアとよく合います。
角がアールになった三角形のテーブルも北欧インテリアの雰囲気にぴったり。ナチュラルベージュカラーを選ぶと、より北欧テイストに近づきますよ。
こちらのテーブルは、マスターウォールというインテリアショップのラインナップです。
シンプルなフォルムと落ち着いた色合いは、北欧テイストに通じるものがありますね。
北欧デザインのシエナ柄のクッションや、ダーリン・クレメンタインの洋ナシのポスターともマッチしています。
ソファ
デンマークのデザイナー、ウェグナーが学生寮用としてデザインしたソファ。ヴィンテージ家具とは思えないようなモダンなフォルムです。
ベッドにもなる2way仕様で、ソファとして使う時には背もたれの部分に物を置くことができる棚もあります。
こちらは1969年にウェグナーがデザインしたソファ。あたたかみのある木のフレームは機能性も兼ね備えているほか、デザイン的にも魅力が詰まっています。
1シートずつ分離して組み合わせを変えることもできますよ。
同じデザインのオットマンを組み合わせたコーディネート。今でも十分にモダンなデザインで、実用性も抜群なソファですね。
シンプルなフォルムなので、北欧インテリア以外のテイストにも幅広く合わせられそうです。
こちらもウェグナーによるソファ。前出のソファとの違いはひじ掛けがなく、よりシンプルなデザインになっているところ。
座面が後ろに傾いているため、ゆったりとくつろぐことができます。
こちらはウェグナーのソファを使っている実際のリビングです。
北欧柄のクッションやヤコブソンランプなどと合わせて、北欧テイストの素敵なお部屋にコーディネイトされていますね。
こちらはモーダエンカーサというインテリアショップのオリジナルソファ。
北欧をはじめとするヨーロッパ家具のセレクトショップから始まったメーカーで、現代ヨーロッパ家具風のインテリアのラインナップがあります。
こちらはインテリアショップ「unico(ウニコ)」のソファです。
unicoは日本のショップですが、日本の住宅事情にも合うお手頃な北欧風インテリアのラインナップがあります。
こちらはスウェーデン発祥の大型家具店・IKEAのソファです。IKEAには北欧デザインの家具が多く揃っていますよ。
北欧リビング《照明》
こちらのランプは、北欧ファンにとって憧れの「ルイスポールセン」のペンダントライト。この照明だけで、リビングがグッと北欧風の趣になります。
北欧ヴィンテージなお部屋にも、北欧モダンなお部屋にも不思議とうまく調和しますよ。
こちらはデンマークの建築家が立ち上げたブランド、「LE KLINT (レ・クリント)」の167モデルペンダントライトです。
デザイナーはポール・クリスチャンセンで、ウェーブを重ねた172Aタイプが最もメジャーなライトです。
こちらはスウェーデンのデザイナー、ハンス・アウネ・ヤコブソンによってデザインされたヤコブソンランプ。
パイン材でできているランプシェードが優しいぬくもりを放っています。北欧ナチュラルなインテリアにしたい方におすすめ。和室にも合いますよ。
こちらのライトもヤコブセンのデザインです。前出のデザインとはまた微妙に異なっていて、同じパイン材を使っていても少しモダンな印象ですね。
ペンダントタイプでは、他に丸いシルエットや樽型のシルエットのデザインもあります。
こちらのライトは、ソファでもご紹介したウェグナーのデザインによるもの。シンプルなフォルムで、柔らかな色合いの乳白色のランプシェードが素敵ですね。
ヴィンテージランプですが、モダンな印象も持つアイテムです。
北欧リビング《カーテン》
フィンランドのアパレル企業「marimekko(マリメッコ)」の有名なデザイン、ウニッコ柄のロールスクリーン。
お部屋の家具の色彩と調和するカラーをチョイスしているので、華やかな柄でありながら落ち着いた雰囲気ですね。
たくさんのバラの花が並んだヴィヒキルース柄。こちらもマリメッコのメジャーなデザインです。
バラの花が整然と並んでいて、賑やかなようでいても悪目立ちしませんね。
黒地に大きな白い円が描かれた大胆な柄、「 KIVET(キヴェット)」。
フィンランドにある岩だらけの島をモチーフにしたデザインの一つで、キヴェットは石という意味です。
こちらは「almedahls(アルメダールス)」社のもの。
さくらんぼの木に鳥が止まっている様子を描いた、「korsbarstradgarden(コルスバーストラードガーデン)」という生地を使ったカーテンです。
カラフルで楽し気なイラストに癒されますね。
「Kompotti(コンポッティ)」というタイトルの生地を使ったマリメッコのカフェカーテン。コンポッティはコンポートのことです。
色々な果物が描かれているキュートなデザインが魅力。少しレトロな雰囲気で味がありますね。
北欧リビング《タペストリー・ファブリックボード・アートフレーム》
壁面を広く彩るタペストリー・スクリーン
マリメッコの「KURJENPOLVI(クルイェンポルヴィ)」という柄の生地を使ったタペストリー。イエローカラーがお部屋を明るく彩っていますね。
落ち着いた北欧インテリアの中でもうまく馴染んでいます。
こちらもマリメッコの「LUMIMARJA(ルミマルヤ)」というデザイン。雪イチゴという意味ですが、桜の木にも見えますね。
現代アート調のデザインなので、シンプルなお部屋やホワイトインテリアの中のアクセントにもおすすめ。
フィンランドの家具ショップ・「artek(アルテック)」社の「SIENA(シエナ)」柄のタペストリー。こちらも、日本でとても人気のある北欧パターンです。
シンプルなデザインですが、チェックともドットとも違う独特の点線に味わいがありますね。
取り入れやすいファブリックボード
日本人ファッションデザイナー、皆川明による「ミナペルホネン」のファブリックボード。タンバリンをモチーフにした柄の生地が使われています。
北欧風の味わいのあるミナペルホネンのデザインは、北欧ファンに根強い人気があります。
日本人デザイナー、岡理恵子デザインの「フォレスト2PU」というタイトルのパターンを使ったファブリックパネルです。
淡い色彩で様々なシルエットの森の木々が描かれていて、楽しい雰囲気ですね。
カーテンのところでもご紹介した、マリメッコのヴィヒキルース柄のファブリックボードです。
スウェーデンの陶芸家、リサ・ラーソンのライオンの人形と並べて、北欧オブジェのコーナーを作っていますね。
北欧デザインのイラスト・ポスター
こちらの洋ナシをモチーフとしたイラストのアートフレームは、北欧ファンの間で大人気のアイテムです。
このフレームがあるだけで、北欧インテリアの雰囲気が高まりますよ。デザインしたのはノルウェーの作家、ダーリン・クレメンタインです。
こちらのリビングも洋ナシのアートフレームを飾ってありますね。
たくさん物を置かず、シンプルに北欧デザインを楽しみたい方は、北欧デザインのポスターやイラストのアートフレームを取り入れるのがおすすめです。
北欧リビング《雑貨》
雑貨を紹介する前に、雑貨を飾っているこちらのウォールシェルフのご紹介をします。
これはストリングシェルフと言って、主に北欧圏でポピュラーな壁掛け棚。スウェーデンの建築家、ニルス・ストリニングによって考案されたシェルフです。
北欧風のサイドテーブルの上にあるガラスのキャンドルグラスは、北欧を代表する工芸ブランド・「ittala(イッタラ)」の製品。
シンプルなフォルムですが、美しいガラスの色合いと、どこか北欧の香りがするデザインで人気があります。
デンマークの陶器メーカーである「KAHER(ケーラー)」の代表的フラワーベース、「Onaggio(オマジオ)」。
まるで機械で作られているかのようなボーダーラインは、実は手描きのものです。
天井から下げているこちらの飾りは、「himmeli(ヒンメリ)」というフィンランドの伝統的なアイテム。
本物は麦わらに糸を通して作るのですが、ストローでハンドメイドするのも流行っているようです。
こちらのモビールは 、「Flensted Mobiles(フレンステッドモビール)」という北欧のアイテム。60年余りの歴史があり、170点を超す作品があります。
ユニークなものからシンプルモダンなものまで幅広いデザインがありますが、どれも北欧のセンスが感じられますよ。
フィンランドの有名食器ブランド・「ARABIA(アラビア)」のソーサーやコーヒーカップが並ぶお部屋。
その他にもリサ・ラーソンの焼き物のお人形など、北欧製の食器やオブジェが空間作りに一役買っています。
シンプルなお部屋でも、クッションカバーにマリメッコのウニコ柄を投入するだけで、北欧らしくなりますよ。
白樺で作ったかごも北欧らしいアイテム。北欧アイテムのセレクトショップなどに行くと、必ずと言っていいほどラインナップされています。
白樺の独特の風合いが、お部屋に温かみをもたらしコージーな雰囲気にしてくれますよ。
陶器ブランドのアラビア社の壁掛けプレートです。北欧のメジャーな建築や建造物が描かれていて、北欧の景色を楽しめますよ。
一枚で飾っても、複数で飾っても素敵ですね。
北欧のガラス工芸で作られたカラスです。モダンな造形でありつつ、遊び心のあるモチーフで、お部屋の一角をスタイリッシュに見せてくれますよ。
モノトーンインテリアなどにも合いますね。
北欧リビングまとめ
北欧リビングインテリアの実例をご紹介しました。
全部が北欧で作られたアイテムでなくても、雰囲気の出るアイテムを組み合わせれば、十分に北欧テイストを楽しむことができますよ。
ご紹介したような北欧テイストのお部屋を参考にして、素敵なリビングを実現させてくださいね。
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