キッチンで毎日の作業を楽しくしたいという人は多いと思います。今回紹介するのは『白』に特徴のあるキッチン。さまざまな素材が使われるようになる中で、もう一度『白』の魅力を発見してみてはいかがでしょう。ひとえに白いコーディネートといっても、どこにどんな白を用いるかで印象は全く違います。奇を衒わずにオシャレにしたい人は是非おうちのキッチンと照らし合わせてみてください。
モールディングの『白』
白は白でも、キャビネットのパネル縁や天井回りにモールディング装飾を取り入れる。ヨーロッパの香るインテリアにしてみたい!という方にはオススメです。白いモールディングや回り縁は、陰影を繊細に見せる効果があるので、見た目を美しくしとやかにまとめてくれます。
異素材をミックス
白を背景とするからこそ、異なる素材も引き立てられます。壁とキャビネット、一番大きい面積を白でまとめて置くことで、真鍮色のフードやステンレスのコンロ、カウンターのウッドがくっきり。
板貼りの白
羽目板貼りの白をベースに、プレーンなキャビネットの白を組み合わせたキッチン。同じ白でも光の受け取り方が微妙に異なるので、複雑なニュアンスが加わります。窓際にちょっとしたヌックスペースが設けてあるのも素敵ですね~。
コンパクトなホワイト×ダイニングキッチン
床も白く、インテリアの基調となる白にあわせられているのがGOOD。ところどころに差し入れられるガラスやウッドの黒が引き立てられますね。モノトーンだけどどこか優しさのあるホワイトコーディネートです。
コンパクトキッチンの白
キッチンのスペースがあまり広くは取れない…そんなときのソリューションにも白は有効。白が生む壁面の空白は、空間に広がりを感じさせる仕掛けになります。
カウンターでリズムを刻む
白で統一されてはいるけれど、ダークグレーのカウンターで一旦白が分断されることで、上下にスッキリと分かれて見えます。白で統一していたら?ぼやけた感じになるのを、一箇所の暗色でグッと引き締める。女性らしさの中にもキビキビとした所作を感じさせてくれるインテリアです。
腰から上の『白』
カウンターから上を白で統一すると、フワッと上昇感のある軽やかなビジュアルに。柄や色ガラスなどを混ぜる上級者コーディネートで、白をベースにチャーミングさもプラスできますね。
天吊りキャビネットで魅せる白
色がメインのキッチンインテリアではありませんが、天吊りキャビネットの内部を照明で光らせることで、美しい効果が生まれていますね。框扉に嵌るガラスも、完全なクリアではなくて光を拡散する半透明の素材を選ぶことで、雰囲気が柔らかくなります。
食材が良く見える
カウンターをくっきりと白くするメリットは、やはり食材を置いて調理するときの色の見え方が安定すること。上部に手元灯りがあると眩しく感じることもあるので、この場合の白の選択は慎重に。くっきりとした白からオフホワイトやすこしベージュかかったホワイトなど、人工大理石にもいろいろあります。
タイルの白を活かす
白タイルの鈍い輝きがオシャレ。釉薬がかかっているので水や油汚れにも強いです。
白×カントリー
ナチュラルでカントリーらしさのあるキッチンインテリア。やっぱりホワイトコーデは光の差し込む明るいキチンを作りたい場合に向いていますね。オープンシェルフが所々に差し込まれているので、面一辺倒で退屈になるのも回避できています。
柄とあわせる『白』
巾の太い窓枠、天吊りとカウンター下のキャビネット、膨張色の白はどれもタップリとしたボリュームがあって、全体的に「濃い」感じ。それにあわせるローマンシェードの華やかさを見習いたいです。
バイカラー
造作があろうとなかろうと。でっぱりがあろうとなかろうと。「この位置から上を白くする」というルールで塗り分けられたバイカラーのインテリア。自分で塗りなおしたりするケースもあるならば、2色使いの方が融通が利きますね。
おわりに
いかがでしたか?白といっても一言ではくくりきれない多様な表情や色彩があるんですね。白のバリエーションだけで構成されている見本帳があるほど、塗装の種類も豊富にあります。キッチンは「白」で決めるなら、どんな白か、イメージを膨らませてみてくださいね。
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