インテリアのプロが伝授!赤ちゃんが快適に過ごせる部屋作りのノウハウ
Q1. 赤ちゃんの安全性を確保する部屋作りの注意点って?
A.壁も床も物を減らしすっきりとさせるのがポイント!
赤ちゃんが過ごす部屋には、物をたくさん置かないことがいちばんのポイント。
ねんねの期間は上からの落下物に注意し、動き回るようになったら床や棚の上に気を配りましょう。
テレビ台やローテーブルなど、赤ちゃんが過ごす部屋は家具のレイアウトにも注意が必要です。
まず、誕生〜6ヶ月頃までは横になって過ごすことが多いため、上から物が落ちないよう部屋のレイアウトに注意しましょう。棚の上には極力物を置かないようにし、ポスターなどの壁掛けアイテムも外します。6ヶ月以降はおすわりやハイハイ、つかまり立ちを始めますので、部屋を掃除しやすいように床に物を置かないようにしましょう。段差がある部分には、登らないように柵も必要です。
Q2. 大人と赤ちゃんが快適に過ごすレイアウトのコツは?
A.視界を広くのびのびと過ごせるスペース作り
スペースを広々と使えるレイアウトがおすすめ。
いつも赤ちゃんに目が届くよう、余計な物は置かず視界を広く取るのがポイントです。
部屋には赤ちゃんと一緒にお昼寝できるスペースがあると、大人もリラックスできます。
部屋の家具はできるだけ壁に寄せ、広いスペースで赤ちゃんと一緒にのびのびと過ごせるレイアウトにしましょう。視界を遮るものがなくなると、常に赤ちゃんに目が行き届きます。不安や心配がなくなると、大人も安心して過ごせますよ。
赤ちゃんのいるリビングのレイアウト例
Q1. 子育てしやすい部屋づくりにはどんな物が必要?
A.月齢や成長に合わせたアイテムを活用しよう
赤ちゃんの月齢や成長に合った育児グッズを上手に活用すると、子育てしやすい環境になります。
部屋のインテリアにマッチするおしゃれなデザインを選べば、大人の気分も上がりますね。
赤ちゃんを育てやすいリビングにするためには部屋に赤ちゃん用のスペースが必要で、成長に合ったアイテムを活用しましょう。生まれてすぐはベビーベッドや折り畳めるサニーマットなど、ハイハイを始めたらプレイマットやベビーサークルがおすすめです。ベビーサークルは部屋の場所をとるデメリットもありますが、赤ちゃんを中に入れると安全を確保できます。
Q2. 赤ちゃんのいる部屋をおしゃれにするコツって?
A.部屋全体の雰囲気を調和させるのがコツ
赤ちゃんが使う部屋の家具を選ぶ際には、もともとの部屋のテイストになじむ物を選ぶとおしゃれな雰囲気に。
色や素材などを合わせて、全体に統一感を持たせましょう。
安全にさえ注意してレイアウトを考えれば、無理に「赤ちゃんらしい部屋」にする必要はありません。
「赤ちゃん用」ということを意識せず、空間に調和する色やデザインを選ぶのがコツです。特に部屋の床に敷くマットやラグは、部屋の印象を大きく左右します。自宅のリビングインテリアの雰囲気に合うものを選び、おしゃれに部屋をレイアウトしましょう。
赤ちゃんのいる洋室リビングのレイアウト
同系色でまとめたシンプルなレイアウト
ソファや椅子を置かず部屋を広々と使ったレイアウト実例です。
ベビースペースには同系色のラグとマットを配置。
部屋全体のレイアウトがシンプルで、お掃除がしやすそうです。
のびのびと過ごせるベビースペースは、ハイハイするようになった赤ちゃんも自由に動き回れておすすめ。
お世話グッズはバスケットやソフトボックスに入れて、シェルフに収納しています。
移動式バウンサーで省スペースなレイアウト
ねんねの多い新生児の部屋のレイアウトには、移動式バウンサーが人気。
リビングでの赤ちゃんの居場所も省スペースで済みます。
普段はリビングに、家族の食事中にはダイニングに移動すれば、赤ちゃんも一緒にお食事タイムを過ごせますね。
赤ちゃんのお世話グッズやおもちゃを近くにまとめておけば、生活動線もスムーズ。
新生児の赤ちゃんと暮らしやすい、おすすめの部屋レイアウトです。
ベビーベッドを使ったおしゃれなレイアウト
リビングにベッドを置いてベビースペースにしているレイアウト。
お部屋の色味に合わせるとシンプルにまとまってとてもおしゃれです。
ママの授乳チェアや赤ちゃんのお世話グッズを近くに配置した工夫で、育児のしやすさも抜群なレイアウトです。
赤ちゃんもママも安心して部屋で過ごせる空間になっています。
ゆらゆら動く可愛いモビールや壁掛けは、目が見えてくる頃の赤ちゃんにも人気です。
家族でくつろげるソファベッドのレイアウト
ソファーベッドはリビングでのベビースペースとして、新生児のいる家庭にも人気。
ハイタイプのソファーと比べて落ちる心配が少なく、乳児の時期にも安心です。
ハイハイできるようになったら、ソファベッドを広げたりプレイマットを敷いたりレイアウトを工夫すれば、リビングで赤ちゃんが動ける範囲が広がります。
育児の合間のママの休憩スペースにもぴったり。みんなが暮らしやすいおすすめの部屋です。
ラグとクッションで広々空間のレイアウト
広々としたリビングにラグとクッションを配置したこちらの部屋。新生児から乳児、大人までゆったりと過ごせるレイアウトです。
木のぬくもりを生かしたリビングは、育児中の大人にとってもリラックスして過ごせる空間ですね。
ハイハイやたっちができるようになった赤ちゃんも、部屋中を自由に動き回れて大満足。楽しく育児ができそうな、おすすめレイアウトです。
可動式ベビーベッドを使ったレイアウト
リビングと子供部屋が間仕切りになっている間取りには、キャスター付きの可動式ベビーベッドをレイアウトに組み込むと便利。
子供部屋とリビングの間に配置すれば、昼間のベビースペースとして重宝します。
そのまま寝てしまっても、子供部屋に入れて扉を閉めれば赤ちゃんもぐっすり。
もともと置いている家具とベビーベッドの色味を揃えることで、インテリアとしてもすっきりまとまりますよ。
赤ちゃんのいる和室リビングのレイアウト
おしゃれな畳マットを使ったレイアウト
リビングと子供部屋がひと続きの間取りなら、畳マットをレイアウトすると、2部屋の雰囲気にメリハリが出ます。
柔らかい畳マットは、ハイハイや歩きはじめの赤ちゃんにも安全。
シンプルで優しい色合いのマットは和風になりすぎず、おしゃれな部屋に仕上がります。
お世話グッズやおもちゃは部屋の壁際にまとめ、中身が見えない家具に収納するとすっきり。おすすめのレイアウトです。
畳だけの潔いレイアウト
ハイハイがはじまる乳児期以降は、ラグを敷いてもすぐにぐちゃぐちゃになってしまいがち。
畳のある和室なら、思いきってラグやマットは取り払ってしまうのもおすすめのレイアウトです。
ベビースペースのような部屋には表面の柔らかい畳マットが人気。赤ちゃんが転んでも安心です。
使いたいときにすぐ欲しいおむつセットなどだけ置くようにすれば、部屋全体がすっきりします。
和室らしさを生かしたレイアウト
和室ならでは特徴を上手に使ったレイアウトがこちら。床の間のような小上がり部分を生かして収納スペースにしています。
見せたくないものはカゴや引き出しを活用して収納。
こちらの部屋はホワイト系とウッド系で色味を合わせているため、レイアウトに統一感があります。
木が描かれた壁紙が畳とマッチしていておしゃれですね。
切り離せるプレイマットを使ったレイアウト
畳の上にプレイマットを敷いたこちらの和室レイアウト。
あたたかみのある懐かしい味わいが人気の和室ですが、畳をこまめに洗えないのがデメリットとも言えます。
プレイマットを敷けば、赤ちゃんが汚した際にもお手入れがらくらく。子どもが小さいうちは、汚れた部分だけ切り離せるタイプが便利です。
赤ちゃんのいるリビングにおすすめのインテリア
Q. 赤ちゃんがいる部屋にはどんな家具がおすすめ?
A.座ってお世話がしやすいロータイプの収納家具がおすすめ
赤ちゃんのお世話がしやすいロータイプの家具がおすすめ。
おむつ替えや着替えの際にも便利です。また、背の低い家具は安定感があり、防災の観点からも安心。圧迫感も抑えられます。
おもちゃやおむつなどの赤ちゃんグッズを入れておく収納家具が必要ですが、床に座ってお世話をすることが多いため、背の低いものをレイアウトするのがおすすめです。部屋の壁の色に近い収納家具を選ぶと、圧迫感が軽減されてリビングがゆったりとして見えますよ。
赤ちゃんのいる洋室リビングのインテリア
大人っぽいデザインのベビージム
新生児期からすぐに使えるベビージムは、リビングインテリアの人気アイテム。
赤ちゃんが夢中になっている間に、ママは家事をしたり休憩したりと、便利なお役立ちグッズです。
おしゃれな部屋のインテリアに合わせるなら、こちらのような大人っぽいデザインがおすすめ。
ナチュラルな色合いがどんな部屋のレイアウトにもなじみやすく人気です。
インテリアと調和するプレイマット
リビングでのベビースペースには、おしゃれなプレイマットがおすすめ。
リビングの雰囲気や部屋の壁、または家具の色に合わせたものを選んでみてください。
プレイマット横のスペースに、お気に入りのお洋服や壁飾りをレイアウトすると、ぐっとおしゃれな雰囲気に。
可愛い背景も生かして、記念写真スペースにするのもよいですね。
人気ブランドの電動バウンサー
スペースをあまり取らない電動バウンサーは、手が離せないちょっとした間も赤ちゃんがリラックスできる、ママに人気のアイテムです。
人気ブランド4moms(フォーマムズ)のバウンサーは、赤ちゃんの背骨を考えたシート形状や、やさしい内蔵音など機能性抜群。
スマートフォンと連動し遠隔操作ができるタイプもあります。
モダンなデザインが、インテリアにこだわるおしゃれなママにも人気です。
便利な可動式ミニベビーベッド
新生児期のリビングでのお昼寝スペースには、コンパクトな可動式ベビーベッドを使ったレイアウトが人気です。
ママがキッチンで家事をするときはリビングからダイニングへ、ベビーベッドごと赤ちゃんも一緒に移動。
ママがいると赤ちゃんも安心して過ごせます。
赤ちゃんが大きくなったら、おもちゃや荷物を入れる移動式収納グッズとしても大活躍。移動できる分、お片づけもスムーズです。
赤ちゃんのいる和室リビングのインテリア
和室部屋が可愛くなるクッションやぬいぐるみ
和室部屋にお気に入りのクッションやぬいぐるみを飾り、可愛い赤ちゃんコーナーにしているレイアウトの実例です。
シンプルな和室部屋がキュートなテイストになりますね。
ぬいぐるみを触ったり動かしたりすると脳も刺激され、赤ちゃんの遊び相手としても◎。
ぬいぐるみやクッションが顔に覆いかぶさると危険なため、自分でどかせるようになってからか、目の届くときにしましょう。
おしゃれなキッズテント
こちらは元々和室だったお部屋をDIYして、柔らかな色合いのインテリアに仕上げています。
ベビースペースが取りにくい間取りでも、赤ちゃん専用の個室が簡単にできます。
光や音が漏れにくく、赤ちゃんもリラックス。
テントでスヤスヤと眠る赤ちゃんの姿は、ママにとっても最高の癒しです。
成長しても遊び場所として使えるので、レイアウトを変えれば赤ちゃん期〜小学生頃まで長く楽しめます。
コンパクトなミニベビーベッド
リビングでの赤ちゃんのお昼寝場所には、ベビーベッドがあるとやっぱり便利。
コンパクトなタイプなら、限られた間取りの家にもおすすめです。
お部屋にあった色味を選べば、インテリアとしても可愛くまとまりますね。
壁のデコレーションやクッション、ガーランドなどを可愛くレイアウトすれば、毎日の育児もハッピーにこなせそうです。
赤ちゃんのいるリビングのおすすめ収納アイテム
赤ちゃんがいる洋室リビングの収納アイテム
見せる収納になる絵本ラック
リビングでの絵本収納には、絵本ラックを使ったレイアウトが人気。
お気に入りの絵本の表紙を見せれば、インテリアのレイアウトとしても可愛くまとまります。
どんな部屋のインテリアにもなじみやすく、そのまま置いてもおしゃれな見せる収納です。
イケアのキャスター付き人気ワゴン
イケアの人気商品ロースコグワゴンは、三段収納ができるスリムなワゴン。
いつも使うオムツやおしりふき、おくるみやガーゼなどがまとめて収納でき、リビングでの赤ちゃんのお世話に最適です。
キャスター付きで、リビングから寝室など部屋間の移動もらくらく。赤ちゃんのお世話に忙しいママにも嬉しいですね。
成長後はキッチンやランドリーで使えるのも嬉しいポイントです。
無印のスタッキングシェルフ
赤ちゃんのお世話グッズやおもちゃの収納には、無印のスタッキングシェルフもおすすめ。
無印のバスケットやソフトボックスなどを中にレイアウトすれば、部屋全体の印象がすっきりします。
大人のアイテムと赤ちゃんアイテムをスペースごとに分けて収納でき、生活スタイルに合わせてレイアウトできるのも魅力。
家族みんなの暮らしを快適にする、おすすめ収納アイテムです。
収納としても活躍するミニベビーベッド
ミニベビーベッドは、すぐに使えなくなってしまう…と思っていませんか?そんなことはありません。
おもちゃやお世話グッズの収納家具としても使え、成長や生活スタイルの変化に合わせてさまざまな使い方ができます。
キャスター付きなら遊ぶ場所にも移動でき、部屋のレイアウト次第でいろいろなスペースに配置できるのも嬉しいポイント。
片付けや掃除がしやすい点もメリットです。
赤ちゃんがいる和室リビングの収納アイテム
無印のラタンバスケット
和室部屋でのお世話グッズやおもちゃの収納には、無印のラタンバスケットがおすすめ。
どんなレイアウトのリビングにもなじみやすく人気です。
サイズも豊富なので、生活環境や用途に合わせてぴったりなものを選ぶことができます。
別売りのふたを付ければ、ほこりをつけたくないオムツやおしりふき、ガーゼなどの収納にも便利。
ラタンの素朴な風合いが和室の部屋にマッチします。
和室にも合うスタッキングシェルフ
無印のスタッキングシェルフは、オークやウォールナットなど、木材の種類を選べるのが魅力。
和室リビングへのレイアウトにもおすすめです。
サイズも豊富なので、家族の人数や子供の成長に合わせてレイアウトできるのが嬉しいですね。
シンプルなデザインは、畳の部屋や和風インテリアにもよくなじみます。
縦横どちらにもレイアウトできる点も人気のポイントです。
押し入れ内を有効活用できる収納グッズ
クリアボックスやバスケットなどを使って、押し入れをすっきりとレイアウトする収納アイデア。
出し入れしにくい上部分には、季節外のアイテムや普段使わないものを入れておけばデッドスペースになりません。
写真はクローゼットの実例ですが、押し入れにももちろん活用できる方法。
お世話グッズやおもちゃなどをすべて収納してしまえば、リビングがすっきりします。
無印のやわらかポリエチレンケース
和室・洋室どちらの部屋でも使いやすいのが、無印のやわらかポリエチレンケース。
オムツやおしりふきなど、細々したお世話グッズの収納に最適です。
別売りのふたを付ければほこり防止にも◎。水洗いや水拭きができるので、いつも清潔に保てます。
豊富なサイズ展開で、部屋の環境や収納家具に合わせて選べるのも魅力。
インテリアを選ばないシンプルなデザインも嬉しいですね。
赤ちゃんが快適なリビングを作ろう
今回は赤ちゃん部屋のレイアウトを特集しました。大人の生活スタイルや部屋の間取りによって、赤ちゃんとの暮らし方もさまざま。
リビングのレイアウト次第で、大人も赤ちゃんも快適な空間となります。
新生児から乳児、幼児へと成長するにつれて部屋の使い勝手も変わっていきます。成長に応じたレイアウトで、赤ちゃんとの大切な毎日を楽しんでみてください!
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