華やかなダリアを楽しもう
切り花としては一年中花屋さんで見かけるダリアですが、実は旬は秋。秋は、ダリアの花や花びらの形、そしてカラーバリエーションが最も豊富なシーズンです。存在感があり華やかな印象のダリアを上手に生けてみませんか。
ダリアを生けると、インテリアがパッと明るくなります。今回は、生け方のコツとおしゃれなアレンジをご紹介していきましょう。
ガラスのフラワーベースに生ける
一輪で生ける
存在感のあるダリアは、一輪で生けても様になります。フェミニンなパープルのダリアを一輪、シンプルなガラスのフラワーベースに生けてテーブルへ。
茎の処理を丁寧にして、葉っぱを落としているので花だけが目立つアレンジです。
明るい木目のテーブルや窓のあるダイニングに、ダリアのパープルがおしゃれなアクセントになっています。
2つの花器で高低差をつけて生ける
ダリアのおしゃれなアレンジ方法として、2つのフラワーベースを使う方法もおすすめです。素材をそろえると、統一感が生まれます。
フラワーベースの高さを変え、それぞれに生けるダリアの茎の長さも変えましょう。
高低差のある飾り方をすることでワンランク上のセンスアップしてフラワーアレンジメントを簡単に楽しむことができます。
ワイヤーバスケット×ガラス瓶
茎を短くカットしたダリアのアレンジは、キュートな印象を生み出します。こちらは、ガラスの空き瓶をワイヤーバスケット3つに並べ、一輪ずつダリアを生けたアイデアです。
花芯が淡いパープルに染まっている白や淡いピンクの花色が、ロマンティック。インダストリアルなワイヤーバスケットとのコントラストが、ユニークなアレンジアイデアになっています。
ガラスのグラスに花を浮かべて
こちらは、こんもりとしたピンク色のダリアの花を、ガラス製のグラスに浮かべているアイデアです。
美しい花で有名な寺社仏閣などでは、手水鉢や境内の池に季節の切り花を浮かべているところがあります。
個人のお家でも、こうして茎をカットして花だけをグラスに浮かべると、最後の最後までダリアの花を楽しむことができるでしょう。
ガラス以外のフラワーベースに生ける
ボックスを使って生ける
ダリアを生けるのは、ガラスのフラワーベースだけではありません。
陶器、ブリキ、ホウロウと様々な素材のフラワーベースを使ってアレンジを楽しむことができます。
どの素材であっても、ダリアの鮮やかな花色を活かせるように花器は白かニュートラルカラーがおすすめです。
こちらはボックスの中に小さな花器を入れているアイデアです。
白いフラワーベースに生ける
キッチンのカウンターに置いた白いフラワーベースに、ダリアを生けているアイデアです。
ニュアンスカラーに色付いたダリアは、白を基調としたシンプルでミニマムなキッチンのおしゃれなアクセントになっています。
すっきりとしたフォルムのフラワーベースを選んでいる所もポイントです。
個性的なフラワーベースに生ける
こちらは、パープルのグラデーションが美しい大輪のダリアを、個性的なデザインのフラワーベースに生けたおしゃれなアレンジです。
テーブルクロスの色味を花色に合わせているのが、洗練されたインテリアを作るポイントになっています。
グリーンのフラワーベースを葉っぱのように見せ、きれいなダリアの花色を強調するアレンジメントです。
角柱型のフラワーベースに生ける
同じ白のフラワーベースでも、角柱型を選ぶとまた違った表情が楽しめます。花器の角に花をもたれかけさせるようにすると、おさまりが良く見えるでしょう。
ここでは、さまざまな種類のダリアを、それぞれ一輪ずつ選んでいます。
ピンク系の花を多めにしていますが、白いダリアや紅白の変わり咲きのダリアも混じっているので、同一種の花とは思えないほど楽しい雰囲気が生まれています。
作家ものの花器に生ける
華やかなダリアを、渋いベージュの陶器に生けてもすてきです。
こちらは鹿児島県の「宋艸窯」で作陶されている竹之内琢さんによる作家ものの花器です。
力強い鎬のラインが、明るいダリアの花色にマッチしています。少し口がすぼまっている形なので、葉っぱも残してボリューミーに生けるアレンジがおすすめです。
大人っぽいスモーキーカラーをバケツに生ける
くすみピンクのようなスモーキーカラーのダリアを集めたブーケは、大人っぽさを感じます。
濃淡を作るために、ワインレッドや白のダリアも入れると、よりおしゃれな印象になるでしょう。
ダリアがゴージャスな分、フラワーベースはシンプルに。ブリキのバケツはインダストリアルな印象があるので、男前インテリアにもなじみやすくなります。
まとめ
さまざまな花色と花の形があるダリアを、お家で楽しむアレンジアイデアをご紹介しました。華やかな花色を活かせるガラス製のフラワーベースが人気です。
陶器やブリキといった他の素材のフラワーベースを合わせる場合も、花色とけんかをしないような淡い色やニュートラルカラーを選ぶと良いでしょう。ダリアを生けて、インテリアの明るいアクセントにしてみませんか。
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