南欧スタイルとは、スペインやイタリア、ギリシャなどの地中海に面したリゾート地に多く見られる建築様式です。真っ白な外壁に赤茶色の屋根、均等に並んだ小さな窓、カラフルな花々などを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
今回は、そんな南欧スタイルを楽しむためのインテリアコーディネートのポイントを紹介。南欧独特のゆったりとした癒しの空間をお部屋で再現してみませんか?
南欧スタイルのお部屋を作る時のポイント
外壁は白色がおすすめ
南欧風のお家では、外壁は白色で統一されることが多く、主に漆喰や珪藻土などが使われます。
日本では、安価で扱いやすいビニールクロスなどが使われることもあるそうです。
賃貸や実家暮らしで、「外壁を変えるのが難しい…」という場合は、その代わりに南欧らしい花壇や雑貨を飾ると良いでしょう。
壁紙は無地で統一しよう
南欧スタイルでは、素朴で落ち着いた空間を演出するため、柄のない無地の壁紙が多く使われます。色は白色や黄色、水色などの爽やかな色がおすすめです。
レンガ・テラコッタ調のタイルを使う
南欧スタイルを再現する場合、床はレンガやテラコッタ調のタイルを使うのがおすすめです。そうすることでほっとするような温かみのある雰囲気が叶います。
このような商品は、通販はもちろんのこと、大型のホームセンターやインテリアショップでは常時販売されています。
アイアン家具を取り入れる
南欧スタイルで欠かせないものといえば、アイアン素材を使用したアイアン家具。深みのあるアイアンと温かみのある木材の組み合わせが人気です。
また、壊れにくく頑丈で、長く使えるのも魅力的。ヨーロッパのインテリアには欠かせない家具となっています。
門扉はエレガントに決めて
南欧風のお家の玄関の門扉には、多くの場合アイアン素材が使われています。
かなりヨーロッパらしい雰囲気が出るため、外装にもこだわりたい方は是非試してみてください。
また、南欧テイストの門扉には、ツタやブドウの葉などのデザインをモチーフにしたものがあります。
このような優雅なデザインであればあるほど、より南欧テイストに近付くということも知っておきましょう。
カラフルなインテリアを選んで
壁や床は南欧テイストに近付いたけれど、なんとなく物足りないような気がする…。
という方には、カラフルな家具や雑貨を取り入れることをおすすめします。
基本は白色・茶色を基調としたアンティーク家具が合いますが、お部屋が寂しくなってしまう場合はパッと目を引くような明るいインテリアを取り入れましょう。
ただし、取り入れすぎるとごちゃごちゃしてしまうので、ポイント使いを意識するようにしてください。
ちなみに南欧スタイルには、ややトーンが低い中間色がよく使われます。例えば、オリーブ色やラベンダー色、ヒマワリ色などです。
できるだけ原色や暗い色は避け、植物の名前が付いた色を選ぶと良いでしょう。
南欧らしい雰囲気を守る
南欧テイストに仕上げるうえで大切なことといえば、「ポップで可愛らしい雰囲気を守ること」です。
南欧スタイルでは、スタイリッシュでカッコいい家具よりも親しみのあるキュートな家具がよく使われています。
そのため、便利さを求めることも重要ですが、あえて最先端でない家具を選ぶこともポイントです。
また、南欧スタイルは北欧スタイルとよく似ていますが、北欧スタイルよりも涼しげで爽やかな雰囲気が特徴的です。
そのため、インテリアコーディネートの際は、夏らしい色味や家具を揃えることも意識してみてください。
まとめ
南欧スタイルでは、白い外壁と壁紙、重厚なアイアン素材、カラフルなインテリアなどが重要になります。
是非、今回紹介したポイントを参考に、南欧らしい爽やかなお部屋を作ってみてください。
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