ふたり暮らしを始めるなら、おすすめの間取りはなんですか?
ふたり暮らしの部屋探し。仲良く楽しく暮らすためには、どんな間取りを選べばいい?
実際のインテリア事例を見ながら、間取りを選ぶポイントを解説します。
text : Miha Tamura from goodroom journal
なるべくリビング・ダイニングが広い、1LDKがおすすめです
1DKとは……
「ダイニングテーブル、ソファどちらか1つ置けるダイニング(4.5畳程度)ひとつ」と「寝室ひとつ」
2DKとは……
「ダイニングテーブル、ソファどちらか1つ置けるダイニング(4.5畳程度)ひとつ」と「寝室ふたつ」
1LDKとは……
「ダイニングテーブル、ソファどちらも置けるリビング・ダイニング(8畳程度)ひとつ」と「寝室ひとつ」
ダイニングテーブル、ソファどちらも配置した例(このお部屋はこちら)
ふたり暮らしの間取りに悩んでいるなら、おすすめは「1LDK」。
ずっと同じテーブルで向かい合っていたり、同じソファにずっと横並びだと、やはりどうしても窮屈に感じてしまうもの。
かといって、部屋が分かれてしまうとそれはそれで寂しいし、会話がなくなってしまう。
同じ部屋で2人でいても、適度な距離感が保ててひとりの時間もとれるような、なるべく広いLDKがあるお部屋が、ふたり暮らしにはおすすめです。
ひとりがダイニング、ひとりがソファで、なんとなくゆるくつながりながら、ひとりの時間も持てるのが1LDKです(このお部屋はこちら)
ワンルーム・1K・1DKを選ぶなら、「35㎡以上」は最低限必要です
ワンルーム、1K、1DKのお部屋は、ひとり暮らしむけに考えられていることが多く、寝室にシングルベッドしか入らない、収納量も一人分しかない、などふたりには少し窮屈な場合があります。
「家具はダイニングテーブルだけでいい」という方も、35㎡〜40㎡程度は広さがあるお部屋で探すほうが良いでしょう。
キッチンも、しっかり2人分の料理が作れる設備があるかどうかチェックしましょう(このお部屋はこちら)
こんな人には2DKがおすすめ
・寝室を分けたい方
就寝のタイミングや生活リズムが異なるなどの場合は、寝室を分けられる2DKを選ぶのもありです。
・ルームシェアの方
兄弟姉妹、ご友人などでルームシェアをする場合は、部屋の広さで喧嘩にならない2DKがおすすめ。
こんな人には、もう1部屋余裕のある2LDKもおすすめ
・新婚の方
新婚カップルさんの家には来客が多いもの。お互いのご家族だったり、友人が遊びに来た時に気兼ねなく使ってもらえるようなゲストルームがあるととても便利です。
また、お子さんを考えていらっしゃる方も、妊娠がわかってからや生まれてからでは忙しくてお引越しどころではなくなることも。
あらかじめ子ども部屋としても使えるような広めの間取りを考えておくとよいでしょう。
1部屋をゲストルームとして用意していらっしゃる2LDK(このお部屋はこちら)
・在宅勤務のカップル
リビングで仕事を……と思っていても、どうしても集中できない、イライラしてしまう、なんてことも起きがち。
在宅勤務を考えているなら、1部屋をしっかり書斎として確保することもおすすめです。
・荷物が多めのカップル
意外に喧嘩になりやすい原因が、「収納が少なくて、片付かない」問題。
自分のものではない荷物って、すごく邪魔に思えてしまうんですよね。
そんな時は、荷物をしっかり収納するために1部屋を「ウォークインクローゼット」として活用するのが良いでしょう。
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【2019】ふたり暮らしのインテリア 広さ・間取り別15の実例まとめ
人気の連載「ふたり暮らしのインテリア」から、広さと間取り別にお部屋をまとめます。
パートナーと一緒に、どんなお部屋が好みか参考にしてみてくださいね。
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