はじめに
日本全国の陶器の産地で、GWなどに開催されている「陶器市」をご存知ですか?
その地の釜が数多く揃い、お店が連なる様子は見ているだけでも目移りしてしまう楽しさ。
今年のGWに開催される陶器祭りについて、5つを選びご紹介していきます!
益子陶器市
栃木県で開催
東京から最も近い、関東の焼き物のお祭りとして有名なのが、益子陶器市。
2019年は4月27日~5月6日に開催されます。
500以上の店舗が並ぶ姿は壮観です。東京からもバスが出ており足を運びやすいのも嬉しいですね。(関東やきものライナー 秋葉原駅⇔益子駅)
益子焼とは
益子焼の特長は、ごつごつとした荒い土に釉薬を掛けた、ぽってりとした形です。
手に馴染む温かみのある形は、和食などにも良く合いそうですね。
色鮮やかな作品も
こんな色鮮やかな益子焼も。
和菓子を載せたり、小皿としてテーブルコーディネートのアクセントにしてもいいですね!
益子陶器市 公式ホームページはこちら
笠間の陶炎祭
茨城県で開催
笠間の陶炎祭(ひまつり)は、毎年4月29日~5月5日に茨城県の笠間芸術の森公園イベント広場にて開催されるイベントです。
200以上の出店があり、茨城県下最大の陶器市です。
笠間焼とは
笠間焼は、笠間の粘りけの強い粘土を使っており丈夫な性質が特長です。
普段使いの器にぴったりなデザインのものが沢山ありますよ。
笠間焼は「特徴がないのが特徴」と言われるほど、幅広い作風があります。
特徴がないということがマイナスではなく、それぞれの作家が型にはまることのない作品を産み出していけるという環境が笠間にはあるんですよ。
笠間の陶炎祭 公式ホームページはこちら
九谷茶碗まつり
石川県で開催
「九谷茶碗まつり」は、毎年5月の3、4、5日にかけて石川県能美市の九谷陶芸村で開催されます。
全国から毎年20万人以上の人が訪れるという大きなイベントです。
九谷焼とは
九谷焼は、色鮮やかな色彩と絵付が特徴の磁器。
五彩と呼ばれる、「赤」「黄」「緑」「紺青」「紫」の色を使った絵付が定番です。
伝統的な華やかな絵が描かれたお皿や、このようにコロンと小さな豆皿で使いやすいものも。
九谷茶碗まつり 公式ホームページはこちら
波佐見陶器まつり
長崎県で開催
毎年ゴールデンウィークに長崎で開催される波佐見陶器まつり。今年は4月29日~5月5日の開催です。
無料のシャトルバスの運行もあり便利。大型テントが並び、雨天でも安心してお買い物ができます。
波佐見焼とは
波佐見焼は、艶のある白磁に藍色の顔料で絵付けをしたものが特徴です。
北欧の食器デザインのような美しさがあり、近年特に人気を集めている伝統工芸品なのです。
モダンな絵付のものも
波佐見焼きは、女性にも人気があります!
その理由として現代的なデザインや、北欧風の柄など可愛らしいものが多いことがあげられます。
日常使いで食卓が楽しくなるデザインですね!
波佐見陶器まつり 公式ホームページはこちら
有田陶器市
佐賀で開催
有田陶器市は毎年4月29日~5月5日に開催されます。
日本三大陶器祭の一つで、町をあげて陶器祭を盛り上げています。
公式のホームページにはグルメスポットの紹介もあるので、旅行感覚で楽しむこともできますね!
有田焼とは
有田焼の特長は、繊細な絵付け。形を作る成型の作業や絵付けの作業など、それぞれに職人が担当しており分業制となっています。
その分野で磨かれた職人の技ならではの仕上がりですね。
モダンなデザインも
伝統的なイメージの強い有田焼ですが、このようにモダンなデザインも。
普段使いのお皿としても伝統工芸品が取り入れやすくなるのは嬉しいですよね。
有田陶器市 公式ホームページはこちら
まとめ
全国で開催される人気の陶器市についてご紹介してきました。
今年は長いゴールデンウィーク。小さな旅行の気分で陶器市に足を運んでみてはいかがでしょうか?
きっとまた来年も行きたくなる魅力に出会えますよ。
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