Biophilia(バイオフィリア)とは
2019年のインテリアトレンドの1つとして脚光を浴びているキーワードが、「Biophilia(バイオフィリア)」です。
直訳すると「生物親和性」の事で、インテリアの中に積極的に植物や鉱物、日光といった自然の有機物を取り入れていこうとする動きです。
今回は、「バイオフィリア」に着目したインテリアスタイルをご紹介いたします。
①自然光
自然光を取り入れるレースのカーテン
外からの視線を遮りながらも自然光を通すレースカーテン。レース越しの柔らかな光がお部屋を満たしてくれますね。
柄の無いシンプルなレースカーテンも人気上昇中です。また、白以外のカラーレースも登場していますよ。
窓をふさがないレイアウト
コンパクトなお部屋では、家具のレイアウトにも悩んでしまう事があるかもしれません。
そんな場合でも、できるだけ窓はふさがないようにしましょう。
自然光だけでなく風の通り道でもあるので、窓の前は開けておくとお部屋も明るく快適になりますよ。
天窓のある暮らし
スペースや立地の関係で側面に窓が取れない場合でも、天窓という方法があります。
天井から自然光が入り込んでくるので、お部屋の中はかなり明るくなるでしょう。
自然光が生み出す光と影の美しさも楽しめますよ。
②植物
植物を集中させる
「バイオフィリア」なインテリアでは、1つ1つの植物をお部屋のあちこちに置くのではなく、1つのお部屋や窓、あるいはテーブルといったスペースを決めて集中させるスタイルが好まれています。
視覚的にも豊かなグリーンゾーンを出現させるスタイルです。
鉢と植物の取り合わせ
植物そのものの色や形だけでなく、彼らを植える植木鉢のデザインもインテリアに大きな影響を与えます。
独特の質感がある焼き物はそれぞれ色や形が違いますが、色のトーンやテイストに共通項があるようです。
植物とインテリア、両方のバランスを考えながら植木鉢を選ぶと良いでしょう。
中庭のある戸建て住宅
中庭もまた、自然や植物との視覚的なつながりを感じられるスペースです。
家に居ながらにして自然を視覚でとらえる事ができる中庭は、インテリアに「バイオフィリア」と共に抜け感をもたらしてくれますよ。
外側に窓を作りにくい密接した住宅地でも、中庭に向かって窓を設けることで自然光も十分に享受できるでしょう。
③自然な質感と素材
木のフローリング
自然な質感をインテリアに取り入れる場合、まず思い浮かぶのは無垢材のフローリングではないでしょうか。
素足で歩いても心地よいフローリングは、家の中をナチュラルな質感で満たしてくれます。
木の家具
フローリングと同じように、木で作られた家具や建具からも、自然の質感を感じ取る事ができます。
木の種類や仕上げの手法によって色味が異なり、それぞれの木の持つ木目も違ってきます。
直線的なラインで構成された木の家具は、モダンなインテリアとも馴染むでしょう。
ナチュラルアナログパターン
「ナチュラルアナログパターン」という言葉は、聞き慣れないかもしれません。
これは、自然界に起こる有機物の変遷から得たインスピレーションを、インテリアに持ち込むスタイルのことを指しています。
貝殻のパターンを踏襲した螺旋階段も、これにあたります。
石を素材にしたインテリアアイテム
石もまた自然の素材の1つです。
インテリアに取り入れやすい素材としては、大理石が挙げられるでしょう。
長い時間をかけて生み出される美しい模様を、ローテーブルの天板で楽しんでみませんか。
まとめ
2019年のインテリアトレンドの1つである、「Biophilia(バイオフィリア)」をご紹介しました。
窓をふさがないレイアウトや植物を置く事など、手軽に始められるアイデアもありましたね。
インテリアに自然を取り込むことで、よりリラックスした毎日を過ごせるようになるのではないでしょうか。
是非参考にしてみてくださいね。
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