1階から上階に向かって天井がなく、上から下まで繋がっているため空間を広く演出できるのが「吹き抜け」です。
吹き抜けがあると部屋が広々と感じられたり、採光性に優れていたりするなどの魅力があり、家を建てる時は取り入れたいと憧れる方も多いようです。
今回は吹き抜けを設けたお家のインテリア実例をご紹介します。ぜひご覧ください。
空間を明るく演出する、吹き抜けのある住まい
開放感が生まれ、居心地が良い
吹き抜けを取り入れると天井が高くなるため、室内にいても開放感を得られるのが大きな特徴です。
こちらはホワイトでまとめた清々しいインテリアに、ソファとオットマンを配置し、ゆったりとくつろげる空間を実現させています。
こちらは、ブルーのカウチソファのあるリビングの部分が吹き抜けになっています。
天井が高く抜け感があり、ボリューム感のあるソファでも、部屋の広さとのバランスを保ちやすいのがよいですね。
ハンモックチェアを取り入れた場所の上方からも自然光が差し込み、アウトドアライクな気分で過ごせるのが魅力的な住まいです。
厳選された家具でレイアウトされた室内を、一層広く見せてくれますね。
光や風を取り込み、季節を感じられる中庭に面している間取りの例です。
吹き抜けを設けると、縦方向だけでなく横方向にも空間の広がりを感じることができますね。
陽が暮れてからもリラックスできる雰囲気を与えてくれる、吹き抜けのある住まいです。
これなら照明を落としてムードある雰囲気の中で楽しむ夕食や、食後にソファで過ごすリラックスタイムも充実しそうですね。
採光を得られるので明るい
吹き抜けの部分に窓を設けることで、階下まで自然光が入りやすくなり、室内全体が明るくなります。
吹き抜けがあれば、長い時間明るい空間で過ごせたり、インドアグリーンを趣味にしたりと、ライフスタイルの幅が広がりますよ。
窓を設ける際は、部屋の間取りや近隣の家との距離などを考慮し、大きさや配置する場所などを決めれば、理想的な空間が手に入りやすくなります。
こちらは、リビングダイニング全体を明るくするため、大きな窓を並べるレイアウトを採用しています。
1階部分に窓を設けられなくても採光性を得られ、プライバシーも確保できますね。
ダイニングキッチンに吹き抜けを設ければ、いつでも料理を楽しめるオープンな環境が整います。
キッチンからも出入りが容易なテラスへの窓を開放すると、アウトドアリビングのように気持ちの良い間取りが叶いますね。
こちらは玄関と土間、階段を吹き抜けにした住まいです。
天井の高さは6.7mだそうで、階段にもリビングのような大きな窓が設けられ、外の景色をいつでも楽しめるインテリアに仕上がっていますね。
2階部分は梁を見せる構造を取り入れ、天井を高く見せる工夫が施されています。躍動感のある梁が空間の素敵なアクセントになっていますね。
家族との距離が近く感じられる
吹き抜けは1階から上階までひと続きの空間。家族の気配を感じやすくて会話もしやすいため、コミュニケーションが密になるメリットがあります。
2階に室内窓を設けておけば、来客時は閉めておき、室内の温度調節をしたい時には開けることも可能。
フレキシブルに使うことができて、インテリア性もUPします。
階段
上階へと導く階段は、スケルトンタイプなら降り注ぐ陽ざしを遮らず、比較的見通しも良いため、部屋の圧迫感も軽減されやすくなります。
スケルトンタイプは蹴り込み板がないため、空気の循環を妨げないのもポイントです。
こちらも、吹き抜けにスケルトン階段を取り入れています。
階下まで明るさを確保できるので、お子さんがおままごとキッチンで遊んだり、デスクで絵を描いたりするなどして遊ぶ時も、快適に過ごせますね。
テラスに繋がるリビングの左側に設置されている階段は、ジオメトリックなデザインで目を引きますね。
色数を絞った室内のインテリアを、一層お洒落な雰囲気に導いています。
シーリングファン
こちらは空気を対流させて室内の温度を一定に保つのに役立つ、シーリングファン。
天井にはシナ合板が使用されており、部屋全体をナチュラルなムードに包んでいます。
こちらは天井にアクセントクロスを使用し、空間を引き立てていますね。
シーリングファンは、夏は床面に溜まりやすい冷気を上からの送風で循環させ、冬は天井に溜まりやすい暖気を下まで送る効果が。
効率の良い冷暖房を実現してくれますよ。
ダークカラーのシーリングファンが、味わいのある木目の階段と好相性のインテリアです。
サイドの壁に取り付けられたスポットライトともマッチしていて、程よいメリハリ感を演出しています。
吹き抜けは装飾やアレンジを施すことで、個性的な雰囲気を持つインテリアに仕上がります。
こちらは梁を大胆に配置することで光の取り込み方を調整しながら、モダンで端正な印象を与えています。
壁面にクライミングウォールを取り入れ、アスレチックテイストのインテリアに。
ナチュラルな木目を活かした梁を配置し、ハンモックチェアを取り付けてアクティブな雰囲気を加えています。
あたたかみのある木をふんだんに取り入れることで、伸びやかな吹き抜けのある空間が完成していますね。
まとめ
吹き抜けを取り入れた住まいをご紹介しましたが、いかがでしたか?
お家を購入したり、リノベーションやリフォームなどで吹き抜けを検討されている際は、ぜひご紹介した実例を参照してみてくださいね。
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