グルーガンの使い方まとめ特集!
大人も子供も時間を忘れて楽しめるのがDIYですよね。
今回は、誰でも簡単にチャレンジできる“グルーガン”に注目!
使い方からアレンジ方法、クオリティアップのコツまで、グルーガンを使った実例を多数ご紹介します。
グルーガンとは
グルーガンとは、スティック状の樹脂「グルースティック」を差し込み、内蔵されたヒーターで溶かし抽出するための道具を指します。
取扱いのショップやメーカーによっては、グルーガンという名称の他に「ホットボンド」と呼ばれることもあります。
グルーガンの特徴
グルーガン本体は、その名の通りピストルのような形状をしています。
トリガーを引いて使用するという極めてシンプルな使い方は、多くの世代から支持されています。
接着剤となるグルースティックは、エチレン・ビニール・アセテートの共重合品でできているものがほとんど。
粘着強度について
グルーガンの粘着強度については主成分である樹脂の特性上、一度硬化したら強固に粘着します。
布に使用することができる上に、水がかかっても強度が落ちることはないため、洗濯する衣類や靴にも使用できるというメリットも。
ただし、継続してかかる荷重に対しての強度は十分でないので、ある程度重いアイテムを置く棚などの使い方は控えた方がいいでしょう。
100均で手に入る!コスパ良好なグルーガン
工業・産業用ではなく、家庭用のグルーガンはホームセンターなどで手軽に購入することができます。
それに加え、100均でも入手できるのはご存知でしょうか?
100均へ足を運ぶ際には、グルーガンをぜひチェックしてみてくださいね!
この100均ショップでゲットできる!①ダイソーのグルーガン
「グルーガン 100均」と、WEBで検索するとまず上位に表示されるのがダイソー製品。
ユーザーが多く、使い方のヒントが多く紹介されているのでビギナーさんにもオススメです。
価格は200円ではありますが、コストパフォーマンスは十分に高いアイテムと言えます。
コードの長さは約1mと他社製品より長めではありますが、作業環境によっては延長コードを用意するといいですよ。
この100均ショップでゲットできる!②セリアのグルーガン
ハンドメイドアイテムが豊富なことで人気のセリアにも、グルーガンはラインナップされています。
少し小ぶりなサイズが特徴で、握りやすく女性の手にやさしいと評判です。
100円というプチプラも挑戦しやすいポイントですね!
ただしグルーガンのコードが20cm程度と短めなので、延長コードが必須です。
この100均ショップでゲットできる!③キャンドゥのグルーガン
キャンドゥのグルーガンも100円で入手できます。
セリア製品同様、コードは短めにつきこちらも延長コードを用意しましょう。
キャンドゥとセリア、いずれの製品にも固定用スタンドが付属されています。
使わない時にグルーガンをちょっと立てかけるのに便利ですよ!
グルーガンの使い方
電源を入れて十分に温まるのを待つ
グルーガンの使い方は至ってシンプル。
コンセントを差すことで電源が入り、数分待つとグルーガン本体の内蔵ヒーターが十分に温まります。
ヒーターが温まるまでの時間はメーカーによって様々ですが、5分程度が目安です。
しっかり温度を上げてから使用することが、グルーガンの適切な接着強度をもたらすコツなので要注意ですよ。
グルーガンにグルースティックを差し込む
グルーガン本体の後ろ側には、グルースティックを差すための穴があります。
こちらに、グルースティック1本をゆっくり差し込みます。
スティックが行き止まるまで、しっかりとグルーガン本体の奥へ押し込みましょう。
トリガーを引く力を微調整しながら、適切な量のグルーを出す
内蔵のヒーターで溶けたグルースティックは、グルーガン本体のトリガーを引くことで出てきます。
トリガーを引く力によって、出てくるグルーの量を調整することができます。
グルーを塗布したら、接着箇所を固定し硬化を待つ
樹脂製のグルー材は、塗布してからものの数秒でグルーガンの硬化が進みます。
その間、接着したい部分が動いてしまわないよう指で押さえ固定する必要があります。
接着面が強固になり熱が冷めたら完成!
グルーガンの使い方《注意点》
グルーガンは、表面がなめらかで、つるつるしている素材はくっつきにくいという声を多く聞きます。
例えば、アクリル板やガラスなどの素材が一例として挙げられます。
またグルーガンがくっつかない素材としては、シリコンがあります。
接着をしても剥がれてしまいますので、この特性を逆手にとり「シリコンの型にグルーガンを流し込み、モチーフを型抜きする」というアイディアもありますよ。
垂れずに使うコツ
接着中などグルーガンを一時的に使用しない時でも、コンセントを抜かない限りグルーガンは高温を保ち続けています。
グルーガンの先端からグルー材が垂れ続けていると材料が無駄になるだけでなく、先端に余分なグルーが固まり操作性が悪くなるので、伸びたグルーの糸はしっかり切ることが大切です。
垂れずに使うコツとしては2点。
「グルーガンのトリガーを引きっぱなしの状態にしないこと」と「グルーガンをクルクルっと回して糸を切ること」です。
グルーガンの使い方《素敵なハンドメイド実例》
では、グルーガンで叶えるDIYはどのようなものがあるのでしょうか?
グルーガンを使ったハンドメイドに挑戦してみたい方は、これからご紹介する使い方をぜひ参考になさってくださいね!
造花×グルーガンの使い方×3選
100均をはじめとするインテリアショップで、幅広くラインナップが展開されている造花。
本物と見間違うようなリアリティは、こだわり派の方々にも大人気です。
そんな素敵な造花を用いたグルーガンの使い方をご紹介します。
彩りやボリュームバランスを考えるのも楽しいですよ!
造花×グルーガンの使い方実例①リース
グルーガンを使用したハンドメイド&クラフトの代表格と言えば、リース作りでしょう。
グルーガンならではの高い自由度と汎用性は、お気に入りの造花を思いのままに配置&固定することができます。
まずは土台となるリースを用意します。
100均にもあるので造花と一緒に購入する人も多いですよ。
使い方としては、色合いを厳選した造花をハサミでカットしながら、グルーガンで固定していきます。
大きな花から配置していくのがうまく作るコツ。
造花リースのアレンジ&インテリアコーディネートのコツ
グルーガンを使ったリースは、季節のイベントにも役立てる使い方ができます。
例えば12月ならクリスマスリース、1月ならしめ縄など。
世界にたったひとつしかないオリジナルのリースは、ワクワク感をより高めてくれることでしょう。
グルーガンで素敵に仕上げたリースは、お部屋の壁やエントランスに彩りと優しい感性をプラスしてくれます。
大きな面積の壁にディスプレイする場合、ガーランドやウォールステッカーも一緒にコーディネートすると、よりクオリティがアップします。
造花×グルーガンの使い方実例②コサージュ
大人の女性が身につける造花アイテムなら、コサージュがオススメです。
くしゅっとギャザーを寄せた繊細なチュールに、優しい色合いでまとめた小さなブーケをグルーガンで留めます。
ピンなどの金具を固定するのもグルーガンでOK!
こちらは春らしいミモザをモチーフにした、造花のコサージュ。
卒園式用に、ママとお子さんお揃いであつらえたそうですよ。
グルーガンなら、小花や細い茎などの繊細な花材もしっかり留められて安心です。
造花×グルーガンの使い方実例③帽子飾り
グルーガンで作ったコサージュやモチーフを、帽子飾りとして活用する使い方もオススメですよ。
夏には麦わら帽子のアクセントになり、そのままお部屋に飾ればインテリアアクセントにもなります。
グルーガンのお洒落な使い方としてぜひチェックしておきましょう。
甘すぎるテイストが苦手な方は、こちらの使い方をどうぞ!
帽子にリボンを巻き、飾りリボンも一緒にグルーガンで留めるだけ。
大人っぽく仕上げるコツは素材選びです。
シックな色合いのグログランリボンがオススメですよ。
グルーガンとともに、100均でも手に入るのでぜひチェックを。
使い古しのタライを麻縄&グルーガンでリメイク!ナチュラルバスケット作り
こちらの実例では、使い古しのタライをグルーガンでリメイク!
言われないと分からないくらい、完成度の高い使い方です。
麻縄をぐるぐると巻き付け、グルーガンで固定して製作します。
タライに限らず、空き瓶や蓋つきの缶を利用してもいいでしょう。
グルーガンを使ったリメイクの完成形はこちらです。
縄目の模様と、天然素材ならではの素朴な魅力がたっぷり。
リネンストールや羽織ものなどをラフに収納してもおしゃれです。
家族を笑顔にするDIY・グルーガンの使い方
家族と楽しむDIYは、子どもにとって何よりの思い出になるはず。
目にするたび、手に取るたび、DIYのワクワクした気持ちや達成感を思い出すことでしょう。
家族を笑顔にする、グルーガンの使い方をご紹介します。
ヘアアクセ作り
グルーガンで出来ることはたくさんあります。
中でも、ママ&女の子がデイリーに使うことが出来るヘアアクセサリー作りは人気がある使い方。
バレッタやピン、カチューシャなど、親子でおしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか?
グルーガンがあれば、アイテム作りから一緒にできます!
ヘアスタイルのアクセントになるバレッタ。
お気に入りの生地を縫い合わせてリボンを作り、裏側にグルーガンで金具を固定します。
金具は手芸店でも手に入りますが、100均の手芸用品コーナーなら価格抑えめに買い揃えられますよ。
ヘアアクセは気分や好みで色を変えたり、お友だちとお揃いにしたり。
女の子の“大好き!”をいっぱい詰め込んで、グルーガンの使い方を楽しみましょう。
プリントリボンを輪っかにしてリボンを作り、グルーガンでチャームを留めます。
使い方にはコツ要らずなので、子どもにもお手伝いしやすいと評判です。
旅の思い出が光るフォトフレーム作り
海辺や砂浜で拾ってきた貝を、グルーガンでコラージュしたフォトフレームの製作例です。
粘度が高く、グリップ力の高いグルーガンなら、貝殻のような丸みのある形状のアイテムもしっかり留まります。
家族旅行の思い出をフレームに仕立て、写真と一緒に飾りましょう。
旅先が海ではなく山ならば、こちらの実例のように葉や木の実をグルーガンで飾り付ける使い方もあります。
山の天然素材にコーディネートするなら、コットンレースや麻ひもなどがオススメ。
素材のテイストに統一感を持たせると見栄え良く仕上がります。
デコレーションパネル
夏休みの課題などといった、子どもの工作にピッタリな使い方がデコレーションパネル。
おおよそのレイアウトを事前に決めておいて、たっぷりとグルーガンを施します。
あとは感性のままに貝やシーグラスをデコレート!
ベースとする木板には、前もってラフにペイントするとこなれた印象に仕上がりますよ。
シェルリース作り
先ほどは造花のリースをご紹介しましたが、カリフォルニアテイストのインテリアが好きな人にぜひ取り入れてもらいたいのが、貝がらとグルーガンで作る「シェルリース」です。
使い方のコツとしては、貝殻に多少重量があるのでグルーガンの塗布量は多めにすること。
リースの土台は、段ボールやプラスチック段ボールを用いるようにします。
シェルリースを爽やか&センスよく作るコツは、貝殻の大きさにメリハリをつけること。
単調にならないよう、いろいろな形の貝を集め、ヒトデやサンゴなど他種様々なモチーフをレイアウトしましょう。
色味はワントーンにすると、より大人っぽい魅力がプラスされます。
センスが問われる使い方は注目を集めること間違いなし!
グルーガンでシェルリースを上手に完成させたら、いよいよ壁に飾りましょう。
リース作りで余った材料は、ガーランドにしてもいいですね。
ガーランド作りにもグルーガンは活用できます。
流木などといった潮風香るビーチをイメージさせるアイテムと一緒に飾れば、一歩先を行くオシャレな使い方になりますね。
ミニチュアグッズDIY:ママの密かな楽しみに、グルーガンが大活躍
子育てや仕事がひと段落し、ほっと一息つく女性の時間。
そこでミニチュアDIYを楽しむ人がたくさんいらっしゃるそうですよ。
手のひらに収まる可愛いサイズと、ミニチュアならではの世界観は一度ハマるとやみつきになるとのことです。
今回はミニチュアDIYをインテリアとして活用するための、グルーガンの使い方をご紹介!
ミニチュアグッズDIY:壁面に飾って
「ドールハウスほど大きなサイズのものは置くことができないけど、飾って楽しみたい」という方は、壁掛けのミニチュアDIYという使い方が人気です。
フレームとなる箱は、100均で入手できる木箱をペイントしたもの。
お気に入りの小さなアイテムをグルーガンで固定し、安定感あるディスプレイを叶えます。
紙粘土や針金にコルクなど、様々な素材を組み合わせたミニチュアDIYの実例です。
美味しそうなベーカリーショップのディスプレイに心が和みますね。
グルーガンで固定することで無くす心配もなく、安心感も得られます。
来客の目に留まりやすい玄関に置いて、季節ごとにディスプレイを楽しんでみてはいかがでしょうか?
便利なグルーガンで小物リメイクやDIYを楽しもう
今回は、グルーガンの使い方まとめを特集しました!
多様な素材に対応し、使い方も自在なアレンジを叶えるグルーガン。
場所もとらず出し入れもしやすいサイズなので、家にひとつ常備しておくと便利です。
DIYやリメイクすることで、ライフスタイルがより豊かになります。
様々な使い方にぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
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