ごく限られた空間を広く見せるには、シンプルで淡い色のインテリアが一番と思っていませんか?
もちろんそれも正解ですが、「みんなと同じじゃつまらない」「もっと個性的な部屋を作りたい」と思っている方だっているはずですよね。
そこで今回は、海外インテリアを参考に日本の住環境でも取り入れやすいアイデアをご紹介します。
海外インテリアに近づける!日本でも出来る取り入れ方
多色使いを恐れない!ノマドライフ的インテリアでコージーに
海外インテリアでトレンドの「ボヘミアン」や「多国籍」風のスタイルは、多色使いが楽しいインテリア。
あちこちの国からお気に入りを見つけて飾ったような、バラバラ感がかえっておしゃれなノマド(遊牧民)的インテリアはいかがでしょうか。
キリム柄のラグや手編みのバスケット、カラッとした気候を連想させるサボテン、そして多色使いを恐れずに好きなものを自由に選んでみましょう。
床にゴロンと出来る暮らし方も様になるノマドスタイルのインテリアは、日本の住環境にぴったり。
柄×柄も彩度の同じウォームカラーなら、こんなにもしっくりきますよ。
暖色の反対色でもあるブルーやグリーンを散らせば、より締まりのあるインテリアになります。
小物は手作り感のあるものをチョイスして、よりノマドらしさ漂う空間に。
居心地の良いコーナースペースを作る
海外インテリアによく見られるコーナースペースは、日本でも簡単に取り入れられますね。
チェアーの傍に本や照明を置いて、ほっこりくつろげる場所を作ります。
フロアランプを置いたりコードの長い照明を上から垂らしたりと、間接照明を取り入れれば夜もゆったりとくつろげますよ。
好きなものを自由にコーナーにぎゅぎゅっと集めてみましょう。
お気に入りのアートや肌触りの良いクッション、観葉植物やちょっと飲み物を置ける小さなテーブルなど。
好きなものに囲まれる感覚が心地良く、一人暮らしのワンルームでも簡単にできるテクニックです。
左右対称に家具を配置してみる
海外の建築やインテリアによく見るシンメトリーな配置。
この左右対称のバランスに、人は安心感や安定感を覚えます。
たとえば、ドアを開けたその先に意識して左右対称にアートや飾り棚を置いてみる。
大きなスペースはなくとも、お部屋の設計によってはシンプルに取り入れられますね。
好きなアートを思いのままに
海外インテリアと日本のインテリアの違いのひとつは、アートの取り入れ方。
日本の住まいでは、壁に穴を開けるのを出来るだけ避けたいという問題もあるからだと思われます。
ですが最近では、壁を傷つけずにアートを飾れるアイデア商品はたくさん販売されていますね。
怖がらずに、好きと思ったものをどんどん掛けてみましょう。
基本的に椅子生活なら、床から140~150cmほどの高さから下へ、フレームの大きさや形が違っても、一番上のフレームを揃えるとスッキリとまとまりますよ。
掛ける絵のカラーやテーマを決めるのも、スッキリと見せるコツ。統一感が出てよりまとまった印象になります。
考えすぎずに好きな絵を選んでも大丈夫です。高価な絵は必要ないですし、モノクロにした子どもの頃の写真や、好きな人と映った写真でも充分素敵です。
好きなものを眺めていられる環境に、きっと幸せを感じるはずですよ。
トレンドのジオメトリック柄で冒険してみる
賃貸でもDIYで簡単にできるクッションフロアを使って、玄関の三和土やトイレ・バスルームを刷新するのも新鮮です。
海外トレンドのジオメトリックパターンは、エキゾチックでおしゃれな雰囲気にするのにおすすめの柄。
クッションフロアならいつでも取り外すことができるので、思い切った柄にも挑戦できますよ。
ダークカラーを恐れない
「もっと大胆に個性的な部屋にしたい」とお考えなら、壁の色を変えてみるのもひとつの手。
特にダークカラーは海外インテリアでもよく見られ、インパクトのあるお部屋作りに効果的です。
ただ、壁の色を変えるのは少し勇気がいることなので、心配な方は一面だけ変えてみるのもおすすめ。
まとめ
雑誌や写真で見る海外インテリアを真似してみたいけど、「建物や大きさが元々違うから」「お金をかけられないから」という悩みが大きいですよね。
しかし、あのコージーでドラマティックな雰囲気は、お気に入りのインテリアやファブリックを重ねたり、壁の色や間接照明、レイアウトによって得られるものでもありそうです。
そんな海外インテリアのスパイスを、自分のお部屋にどう取り入れることができるのか、小さな発見のヒントになれば幸いです。
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