木材のインテリアはどんなお部屋ともマッチし、空間をおしゃれに仕上げてくれます。しかし同じ木材でも、合成板と無垢材ではその風合いは大きく変わってくるもの。今回は無垢材をインテリアに取り入れたお部屋と、無垢材の家具のお手入れ方法をご紹介します。
無垢材ってなに?
木材の家具には合板と無垢材があります。合板は複数の木材を接着剤でくっつけ、一番上に薄い木の板を貼り付けたもの。
一方で無垢材は木や丸太をそのまま加工したものです。1本の木から取り出していますが、木目や反り方がそれぞれ変わっているのが特徴。
手入れや安価で手に入ることから人気の合板ですが、多少値段が張ろうとも木そのものの温かみを感じたい、という人には無垢材がおすすめです。
無垢材をメインにしたお部屋づくりを楽しもう!
本棚に無垢材を使って
階段状の無垢材でできた本棚に漫画をぎっしり詰めて、自分だけの図書館を作ってみませんか?無垢材は調湿性に優れているため、大切な本の保管に最適です。
大好きな漫画や小説、とっておきたい日記帳などは無垢材で保管するのがおすすめですよ。
ダイニングテーブルは経年変化を楽しめる無垢材で
ダイニングテーブルは毎日使う家具の一つ。無垢材は経年変化を楽しめるのが大きな特徴です。
毎日使う家具だからこそ、日々少しずつ現れる変化を楽しみたいですよね。
ですが、無垢材はお手入れが大変だからダイニングテーブルには向かない、と聞いたことがある方もいるでしょう。
水がこぼれたらすぐに拭く、汚れはその都度落とすなど、普段通りのことをしていれば長く愛用することができますよ。
家全体を塗装なしの無垢材で自然な印象に
これからマイホームを計画するという方は、あえて無垢材をそのままむき出しにしたおうちも素敵ですよ。
無垢材の良いところは、なんといってもその温かみです。優しい手触りや香りに、人は自然と寄って集まってしまうもの。
早く帰りたくなるような、ほっとするおうちができそうです。
タンスや小物も木材で温かく
お部屋に置く家具に無垢材をプラスして高級感を出してみましょう。無垢材と合板の違いを見分けるのは、一目では難しいかもしれません。
ですが触ってみたり年月が経ってくれば、その差はすぐに分かります。合板やプリントでは出せない風合いは、おうちの主役級家具にぴったり!
洗面台に無垢材をプラスして
洗面台を無垢材にすれば、1日の始まりを優しくスタートさせることができますね。朝の憂鬱な時間も、木の温もりがそっと癒してくれますよ。
また、無垢材とタイルはとても相性がよく、おしゃれでほっとする水回りになりますね。
ソファは無垢材がおしゃれ!
ソファ本体を無垢材にすると、北欧風のお部屋にぐっと近づけます。長時間座っている事も多いソファは、どうしても湿気が溜まってしまうもの。
無垢材なら余分な湿気を吸収してくれるので、ソファのクッション生地も傷みにくく長持ちします。
ウォールインテリアもナチュラルで温かい印象に
無垢材の切れ端にデザインを施したウォールインテリアは、お部屋にナチュラルで落ち着いた印象をプラスしてくれます。
それぞれ色味や風合いが少しずつ違うのも、無垢材ならでは。同じデザインを施してもそれぞれ違った表情が見えてきます。
クローゼットに個性を演出
建具はお部屋の中の面積を大きく占めます。建具に無垢材を使うことで、お部屋全体が温かいぬくもりに満ちたものになりますよ。
こちらのように無垢材を組み合わせて個性的な建具を作るのも◎見る人がハッとなりそうなステキなデザインです。
味のあるドアがお部屋の印象を決める!
こちらはドアに無垢材を使ったアイディア。味わい深い無垢材が、お部屋をクラシカルな雰囲気にしてくれます。
すりガラスを合わせた趣のあるドアは、他のヴィンテージ家具との相性も抜群!ちょっぴり渋めのかっこいいお部屋が完成します。
こちらも建具に無垢材を使用したお部屋です。寝室の扉に濃いめの無垢材を使用し、落ち着いた大人っぽい空間に。
フェルメールの描いた絵画をあえて床に置くことで、飾りすぎない高級感が出ていますね。
無垢材の間仕切りは圧迫感を与えない
間仕切りがあると空間にメリハリがつきますが、どうしてもお部屋を狭くしてしまうもの。
ですが無垢材で作られた間仕切りなら、温かい雰囲気となってお部屋に馴染み、圧迫感を与えません。
無垢材による色味の違いを楽しんで
無垢材の床材、フローリングはお部屋一面を趣のあるものに変えます。
フローリングを無垢材にするのは高価だし手入れも大変…とお考えの方も多いはず。
ですが経年変化を存分に楽しめ、さらに使い込むごとに味わいが出てくるため、まさにフローリングにこそおすすめなのです。
ワックスを塗るとツヤが出て、水や汚れも弾きやすくなりますよ。
無垢材のダイニングチェアは座り心地も抜群!
本来床生活を送ってきた日本人にとって、椅子生活は馴染みのないものです。
しかし無垢材でできた椅子なら、柔らかな質感fr長時間座っていても疲れにくいんですよ。
柔軟性も高いため、立ったり座ったりを繰り返すお母さんにこそおすすめです。
無垢材のお手入れは自宅でもできる!
無垢材のお手入れ方法は、実はとても簡単!まず注意してほしいのは以下の2つです。
・水分がこぼれたらすぐに拭く
・基本は乾拭き(ダイニングテーブルなどは固く絞ったふきんを使用)
この2つを守るだけで、使用年数をぐっと伸ばすことができます。床材などの場合は塗装やワックスがけを数年に1度行うと良いでしょう。
まとめ
無垢材で出来たインテリアは高級感があり、お部屋をおしゃれなものに変えてくれます。値段は確かにちょっぴり張りますが、良いものを長く使った方が結果的にはコストダウンに繋がります。温かみのある無垢材で、ステキなおうち作りを楽しんでくださいね!
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