お部屋のインテリアが自分の好きな雰囲気になっていたら、暮らしがとっても楽しくなりますよね。とはいえ、すでに自分の好きなインテリアの方向性が見えている方はともかく、そうでない場合、一体どんな風に変えたらいいのかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方のために、色々なお部屋のインテリアをご紹介いたします。ご自分のインテリアが決まっている方でも、他の人はどんなインテリアにしているのか気になる方も、ぜひご覧ください。
お部屋のインテリアを系統別にご紹介♪
北欧モダンテイスト
グレーのソファに、もみの木柄のテキスタイルクッションと、北欧アイテムをさりげなく揃えているリビングです。北欧モダンはシンプルインテリアと相性抜群です。
こちらも一見とてもミニマルでシンプルなリビングですが、北欧モダンデザインのテーブルやプランターなどが置いてあり、スタイリッシュな雰囲気にあふれています。
シンプルなフォルムとくすみ感のあるファブリックカラーのソファが、お部屋に馴染んでいます。
特に北欧モダンスタイルには、本場の北欧製品だけに自然に溶け込むファニチャーです。
こちらで注目する家具は画面右上に映っているウォールシェルフ。
これは北欧でメジャーなストリングシェルフという飾り棚で、この棚があるだけでもグッと北欧テイストな雰囲気になります。
また、モビールも北欧インテリアには欠かせません。
ダイニングテーブルの上に下がっている照明はルイスポールセンという北欧デザインのペンダントライト。
すでにアンティークに入るくらい古い歴史のあるアイテムですが、そのモダンなデザインは時代遅れにはならず、お部屋をモダンな空間にします。
北欧ヴィンテージテイスト
北欧ヴィンテージデザインのランプやソファが、北欧テキスタイルのクッションなどと共に、リビングを北欧テイストにしてくれます。
北欧のヴィンテージデザインの家具はシンプルでありながら、取っ手の部分などが特徴的で味わいがあります。
そんな北欧ヴィンテージ家具をお部屋に置くと、北欧テイストの温かみのあるお部屋に。
こちらも北欧ヴィンテージチェストや北欧のテキスタイル、雑貨を飾った北欧ヴィンテージテイストのリビング。
白樺の木で編んだかごも北欧ナチュラルな雰囲気を醸し出してくれます。
ペンダント式のヤコブソンランプをはじめ、北欧ヴィンテージチェスト、ストリングシェルフ、リサラーソンのライオン、ケーラーの花瓶を集めたお部屋。
たくさんの北欧アイテムが揃えられていて、モダンスタイルと対照的に賑やかです。
北欧ヴィンテージインテリアにしたいなと思っても、いきなり家具から集めようとするのはハードルが高いという場合、小物を飾るところから始めてみると良いですよ。
あるいは、ヴィンテージの北欧食器を集めて飾り棚に飾るというところから始めるのも素敵ですね。
北欧の食器はヴィンテージアイテムでもモダンなデザインが多く、日常生活に馴染みやすいものがたくさんあります。
フレンチカントリーテイスト
日本のフレンチカントリー風スタイルはカフェ風インテリアテイストの中の1つで、ガーリーなイメージが強いインテリア。
白や生成りをベースカラーとするのが主流で、レースや木綿を使った敷物や小物を飾ります。
フレンチカントリーに少しアンティークの要素が入ると、古びた素材感のインテリアや雑貨を飾るシャビーシックインテリアというカテゴリーになります。
くすんだり、剥げかかった白がイメージカラーです。
フレンチカントリーでも、カラフルに楽しむテイストもあります。白をベースに、淡い水色やベージュカラーをプラス。
ナチュラルな印象で、温かみのある雰囲気になります。
フレンチカントリーで良く出てくるアイテムの1つが白い板壁。白い板壁を付けるだけで雰囲気が出てきます。
棚も白色にペイントするとなお良いですね。白はオフホワイト系の柔らかな白を使うとさらに雰囲気UP。
フレンチカントリーでよく使われるアイテムは、ホーロー製品。ホーローのミルクポットなどはマストアイテムと言っても良いですね。
先ほど出てきたシャビーシックインテリアの場合は、剥げかけて錆び付いたホーローが味を出します。
ホーローのミルクポットに、ワイルドフラワーやドライフラワーを飾るのもフレンチカントリー風。
それだけでも雰囲気が出るので、はじめに用意したいアイテムです。
かごもフレンチカントリーテイストには外せないアイテム。籐で編んだかごや、トランク、バックなども飾っておくだけで雰囲気が出ます。
大小様々なものをたくさん飾ると楽しいですね。
こちらはお庭に置いていますが、ルーバー扉や車輪と言ったアイテムもフレンチカントリーには欠かせません。
また、ブリキのジョウロなどもあると、いっそう雰囲気がでるアイテムの1つです。
男前インテリア
男前インテリアもテイストの幅が広く、色々なタイプがあります。
一番、スタンダードなものはブルックリンスタイルやインダストリアルテイストをベースにしたものでしょう。
基本のカラーは黒と茶色。ミリタリーグリーンやグレーを使う方もいます。
男前インテリアの基本の素材は、エイジングしたブラックアイアンとラスティックな木材。
ブルックリンのカフェやレトロアメリカンファクトリーの雰囲気を出すからです。他には、壁はレンガ、コンクリートなどが定番。古材感のある板壁も良いですね。
革製品やデニムやリネンも男前に合う素材です。レザーソファにデニムのクッションを置いたり、鉢カバーなどを麻袋にしたりすると雰囲気UP。
昔のアメリカの路線バスで使っていた行き先案内のロール布を「バスロールサイン」というのですが、それをタペストリー代わりに壁に飾るというのも男前インテリアにおすすめです。
男前インテリアのベースはインダストリアルテイスト。
そこで、工場のむき出しのダクトパイプや排水管を思わせる塩ビパイプを使って、ウォールシェルフをDIYするのが男前流。
間に渡す板は、古材板を使うとクールです。
男前インテリアにも派生形がたくさんありますが、その内の1つに「西海岸風」というテイストがあります。
男前インテリアの中に、西海岸を思わせるカラーやアイテムを入れます。例えば、サーフボードや、パームツリーの観葉植物などがおしゃれ。
和風インテリア
和風のしつらえの玄関。今では新築でまるまる1棟、和風な作りの家を建てることは稀だと思いますが、一部分を和風テイストにして楽しむ方が増えているようです。
ただ、和風と一言で言っても、民芸風から純和風まで幅があり、それぞれ印象が違います。
畳の部屋を小上がり風にして、上がり框に腰掛けられるようにした作りになっています。
洋風のフローリングから違和感なく続いて、ナチュラルで粋な仕上がりの建具です。無印良品の木製家具やクッションが自然に馴染んでいますね。
和風レトロモダンな雰囲気のお部屋。装飾になった窓のサンが古びた雰囲気でおしゃれに感じますね。
和風の小箪笥や文机が、郷愁感とともにしっとりとした情感を漂わせているようです。
古民家風のお家の中にあるお子さんの勉強スペース。経年を感じさせる色合いの文机や古いスツールが趣を放っています。
ペン立ても竹編みかごで、雰囲気に合っていますね。なるべくプラスチックの物を入れないのが、コーディネートの秘訣。
インテリア全部を和風にしなくても、生活の中に和道具を取り入れるのも良いですね。
日本の道具類はシンプルな機能美が賞賛されますが、中には機知に富んだユニークな形状をしたものもあります。
機能の性能はそのままに、楽しいシンプルな装飾がいっそう道具に愛着を持たせてくれます。
道具類は使わないということであれば、和食器を集めるのも良いですよ。
和食器はたとえシンプルな器であったとしても、どこか温もりを感じさせる優し気な表情が感じられます。
ホワイトインテリア
壁や扉、床や天井といった建具をはじめ、椅子やテーブルなどの大きな家具も白にするというホワイトインテリア。
なるべく白い物を多くするところが、モノトーンインテリアと違います。さらに、色はできるだけ使わず、黒のグラデーションに。
ホワイトインテリアを目指す方は、ありとあらゆる身の回りの生活品も「ホワイト化」します。
色とりどりのシャンプーやコンディショナーのボトルなども白いボトルに詰め替えて、白い状態に。
こちらは白に少しライトグレーも混ぜたホワイトインテリア。真っ白よりも、少し柔らかな印象になります。
意外と真っ白な状態は明るいけれども、どこか冷たさを感じることが。でも、グレーを混ぜると、それが少し緩和されます。
白率の高いお部屋に淡いブルーを入れることで、柔らかで優しい雰囲気がプラス。バランスの良い色味の差し方で、とても魅力的な空間に仕上がっています。
フレンチカントリーのところでも出てきましたが、フレンチカントリーやシャビーシックインテリアにする方も白を基調としています。
なので、カテゴリーとしては別なのですが、ホワイトインテリアの一部としてご紹介します。
こちらもキュートでエレガントな海外アンティークテイストの家具を白で統一。それによりいっそう甘くフェミニンな香りが漂っています。
モノトーンインテリア
ホワイトインテリアはなるべく白がちにするインテリアテイストでしたが、モノトーンインテリアは、黒も適度に混ぜます。
こちらは壁やカーテンなどは白で、扉や床はダークトーンのモノトーンインテリア。
広い面積を半分半分、白と黒が占めているので家具や雑貨はバランスを見ながら、白や黒にします。床が黒だと黒がちに感じるので、テーブルやチェスト類は白に。
こちらは白と黒の他に中間色のグレーも入ったグラデーションになっているモノトーンインテリア。
床が白くてバランスが悪いと思う場合はラグで調節すると良いですね。北欧デザインのクッションはモノトーンと相性抜群です。
床がブラウンなので、完全なモノトーンとはまた違った印象ですね。淡いグレーの壁やブラウンが入ることで、白黒のインパクトを緩やかに抑えています。
現代美術館を連想するようなスタイリッシュでミニマルな空間に、グレーのソファがまさにぴったりな風情で置かれています。
床一面の白に、テレビ画面の黒、ソファのグレーが三位一体となって、スマートな空間を作り上げています。
ホワイトインテリアやモノトーンインテリアでよく見かける、白い円筒型の収納棚。それはカルテルというブランドの「コンポニビリ」という家具です。
正規品の他にもリプロダクト品もあります。白が人気ですが、他にも色々なカラーがありますよ。
コンポニビリと同じくらい、モノトーンインテリアで見かけるアイテムは「g」や「R」というアルファベットが大きく印字されたポスター。
これはPLAYTYPEというデンマークのフォントデザイン会社で出しているアイテムです。
一人暮らしのインテリア
ベランダにつながる掃き出し窓を塞がないことで、動線や採光がしっかり確保されていて住み心地の良さそうなお部屋です。
ナチュラルアンティークな雰囲気が味わい深く魅力的。また、自然材料のかごを収納に使うと、おしゃれであたたかですね。
リンゴ箱を重ねた本棚や古材風のテーブル、ワイルドな植物などの雰囲気が折り重なって、個性的で魅力的なお部屋になっています。
一人暮らしの醍醐味の1つは自分の好きなようにお部屋をレイアウトしたり、コーディネートしたりできるところですね。
ベッドとリビングの間にシースルーの収納棚を置き、ゾーニングしています。
どちらからも物を撮ることができ、部屋を暗くしないところもいいですね。腰壁がおしゃれな男前のお部屋です。
古びたラスティックなテーブルは、ただそれだけで存在感がありますね。
海辺に流れ着いた流木と同じように、どこをどう彷徨ってきたのか、一人暮らしのテーブルでちょっと空想に耽ってみるのも楽しいですね。
大きなワンルームをベッドスペース、ダイニングスペース、リビングスペースに分けています。
無印良品の家具はシンプルですっきりしていながら、温かみがあって良いですね。
まとめ
お部屋のインテリア実例特集でした。実際にはもっとたくさんのインテリアがありますが、まずは、今トレンドのインテリアや話題のテイストをご紹介しました。
なかなか自分のお家を変えていくというのは、色々と大変ではありますが、ただ片づけるという作業よりは雰囲気を作るという作業の方が楽しみながらやることができると思います。
お家をきれいにしたいと思う方も、ただ整理整頓というだけでなく、お部屋に味わいを出すように考えるとワクワクして、きっともっと作業が捗ると思いますよ。
是非、参考にしてみてくださいね。
こちらもおすすめ☆
新規登録
ログイン
お買い物