狭いアパートでもインテリアを楽しみたい!とお思いの方は多いのではないでしょうか。アパートなどの集合住宅は、立地や築年数、家賃などで選ぶと、間取りが気に入らないということも多いですよね。
そこで今回は、アパートの限られた空間を有効に活用する方法をご紹介します。
ワンルームをおしゃれにコーディネート
ワンルームのアパートの場合、自分が毎日生活するスペースも、お客様を迎えるスペースもすべて同じ部屋を使用しなくてはいけませんよね。
できることならば気持ちよく生活できる部屋で、お客様が来たときにおしゃれと思ってもらえるインテリアにしたいもの。
そんな願いを簡単に叶えるなら、家具のカラーを統一するのが初歩的なポイントです。
木材の収納家具が多い場合は、ブラウン系のカラーで揃えると部屋に統一感が出て、散らかった雰囲気ならない上に、おしゃれな感じを出すことができます。
ワンルームアパートの場合、部屋にメリハリがつきづらく、ごちゃまぜな印象のインテリアになってしまうことも。
そんなときに活用したいのがラグマットです。
インテリアの基調となっているカラーとは違うラグマットでメリハリをつけて、ベッドルームスペースとリビングスペースを区分けしてみましょう。
ラグマットはインテリアに季節感を出してくれるというメリットもあります。
こんな風に季節に合ったラグマットを使用することで、それぞれの時期の雰囲気があるインテリアが作れますよ。
こちらは窓からの画像ですが、逆に入り口から見るとドアから窓までの間に視線をさえぎる物がないので、奥行きを感じるインテリアコーディネートになっています。
目線の先に観葉植物を置くのも効果的ですよ。また、家電など生活感が出やすいアイテムは入り口近くの窪んだ場所に置いて、目立ちづらい工夫をしています。
正面の壁に様々なアイテムを使ってディスプレイすることで、アイキャッチを作って狭く感じづらい工夫を。
また手前の壁をブラック、奥の壁をホワイトと色分けすることで、抜け感を作っています。
ワンルームアパートの場合、生活感が出てしまう家電も目に付いてしまいますよね。
そんな家電をインテリアに馴染ませるためには、こちらのように部屋の雰囲気にあっているステッカーやポストカードなどで装飾させるのがおすすめです。
家電の他にもワンルームアパートならではの悩みとして、玄関から入ってすぐの所にランドリースペースがあったりと、生活感が隠せないことがあります。
こちらのように、洗剤などが入っているボトルのパッケージを統一しておしゃれな雑貨風に見せれば、生活感を隠して素敵なインテリアが作れますよ。
1LDKの素敵なインテリアコーディネート
1LDKのお部屋になると、ワンルームとは違ってベッドルームというプライベートなスペースはお客様に見られなくて済むのが嬉しいですよね。
また生活感のある物をできるだけベッドルームに置いて、リビングダイニングは生活感の少ないインテリアにするということもできます。
リビングとダイニングがひとつの空間にある場合には、ワンルーム同様にラグマットなどを使ったゾーニングで、インテリアにメリハリをつけてあげることも必要です。
特にダイニングテーブルを置きたい場合には、こちらのように小さい物でもラグなどがあったほうが区切りがつきますよね。
キッチンが独立していない場合には。カウンターなどを使ってキッチンとの境を作るのもインテリアを素敵に見せるコツです。
キッチンカウンターがない場合には、シェルフなどを使って生活感が見えないようにするのもいいですね。
お部屋のインテリアをおしゃれに見せるためには、目隠しをすることも必要です。こちらでは手作り家具を使って、目隠しができるスペースを確保しています。
上部には細かなアイテムを入れるために浅い収納を作って、下部には大きな物を入れられる高さのある収納を作っています。
他の家具よりもすこし背が低いので、圧迫感が無いというのも1LDK向けですよね。
生活感のある物やインテリアに馴染まない物は隠すというのが基本。
ですが、隠してしまっては使い勝手が悪い物は、カバーをかけて生活感が出過ぎない工夫をするのも、上手なインテリアコーディネートですね。
2LDKを快適にするインテリアコーディネート
2LDKになると、アパートと言ってもほとんど生活感のない空間を作ってインテリアを存分に楽しむことができてきます。
こちらのお部屋では収納アイテムを少なめにして、広々とした印象のリビングを作っていますよ。
こちらは先ほどのリビングをソファの側から見た様子。
オブジェなどが乗っているチェストの向こうにパソコンスペースという実用的な空間がありますが、チェストとデスクの高さを合わせて一続きの空間を演出しています。
パソコンのモニター以外に物がないのも、すっきりとしたインテリアを作ってくれますね。
2LDKでもキッチンの入り口に近い場所が、お客様から見えてしまうということもあります。
そんなときにはリビングのインテリアと合っている素材の収納アイテムで、おしゃれに見せる収納をするのがおすすめです。
ゴミ箱など絶対に見られたくないアイテムは、カウンターの下に入れたりして見えない工夫をしてみましょう。
また、カラーを統一することで存在を目立たなくするという方法もありますよ。
狭い部屋を広く見せるインテリアのコツ
抜け感を出す
アパートの部屋を広く見せる方法はいくつかあるのですが、すぐに取り入れられるのが、入り口からまっすぐ突き当りまでの動線上に物を置かないという方法。
ここに物が置いてあると視線を遮ってしまって、より狭いスペースに感じてしまうんですよ。
家具の高さを抑える
アパートの部屋は狭い場合が多く、高さを有効利用したいと大きめの家具を置いてしまうことがありますが、大きな家具は圧迫感があり部屋を狭く見せてしまうことも。
なるべく高さを抑えた家具を利用して、高さを感じさせるインテリアコーディネートをしてみましょう。
遠近法で奥行きを出す
遠近法を使うのも部屋を広く見せるアイディアの1つ。
インテリアコーディネートでの遠近法のコツは、手前に背の高いシェルフなどを置いて、置くには背の低い家具を配置することで奥の壁面を遠く見せるというものです。
アパートで部屋が狭いけれど、大きめの収納家具を置きたいというときには、この方法で配置するようにしましょう。
大きな鏡で広がりを作る
大きな姿見などを壁面に設置するのも、部屋を広く見せるインテリアのコツです。大きな鏡が部屋にあると、鏡に映った部屋が壁の奥に続いているような錯覚を起こしますよね。
単なる姿見ではインテリアコーディネートに合わないという方におすすめなのが、こちらのように横長の鏡です。
少し高い位置に設置することで、窓が合うような雰囲気に仕上がりますよ。また、バーなどのおしゃれな空間の雰囲気もありますね。
家具のカラーを揃える
家具のカラーを統一するというのも広い部屋に見せるコツです。こちらのように素材などは違っても色のトーンや明度が同じなら、一体感のあるインテリアになりますね。
カラーを統一してお部屋を広く見せるときに一番効果的なのが、ホワイトインテリア。白は膨張色なので、部屋を大きく感じさせますよ。
またアパートの壁には白い物が多いので、家具などが目立ちづらく、圧迫感を感じなくなるのです。
高さを揃える
もう1つのコツは、置く家具の高さを揃えるということ。
家具の高さに違いがあると、空間がぶつぶつと途切れてしまったような印象を与えるので、実際の広さよりも小さく感じてしまうこともあります。
でも高さを揃えるとまとまりがあって、広く見えるインテリアが作れますよ。
こちらはベッドのヘッドボードに高さを合わせたサイドテーブル。
少しだけサイドボードのほうが低いのですが、グリーンやオブジェなどで同じような高さにしているので、気になりませんよね。
ヘッドボードとサイドテーブルの素材感が同じなのもポイントです。
収納が少ないアパートにおすすめのアイテム
スペースをとらないハンガーラック
ここからは、部屋の広さに限りのあるアパートでの暮らしに役立てたいアイテムをご紹介します。まずご紹介するのはコンパクトなハンガーラック。
ワンルームの場合には、服を収納するスペースも1つの空間の中に作らなくてはいけません。
また作り付けの収納が少ないという物件も多いので、こちらのようなハンガーラックは重宝しますよ。
高さを抑えたハンガーラックは、圧迫感がないから使いやすいですね。カゴやグリーンなどを配置して、収納アイテムをインテリアの一部に取り入れています。
ハンガーをかけられる部分だけでなく、下にワイヤーバスケットのあるハンガーラックは男前インテリアやインダストリな部屋にぴったりのアイテム。
収納力もあるので、ぜひ取り入れてみたいアイテムですよね。
こちらは壁に立てかけて使うタイプのハンガーラック。
普通のハンガーラックには足が2本あって、いくら壁にぴったりと付けたくても少しデッドスペースが生まれますが、こちらのアイテムならそれがありませんよ。
インテリアの邪魔にもならないので、どんな部屋にも置けそうですね。
壁面と一体感がある家具
部屋を広く見せるインテリアのコツでもお話したように、アパートの部屋のカラーを統一することは、すっきりとしたまとまりのあるインテリアを作るといううえでも大切なポイントです。
こちらで使用しているような壁と同じカラーの家具なら、すっきりとまとまった雰囲気ですよね。
人目につきやすいアパートの玄関。そんなスペースでも部屋の壁と馴染むカラーの収納アイテムなら、すっきりと片付いた印象を作ってくれますね。
高さのある靴用のシェルフも圧迫感がありません。
扉のない収納アイテムの場合、様々な場所がお客様の目に付きやすいアパートでは、散らかった印象を作ってしまうことも。
そんなときには家具や壁と同じカラーのカバーをつけることによって、おしゃれなインテリアに格上げしますよ。
カスタムメイドのような部屋にぴったりの家具
アパートは部屋が狭いところが多いというだけでなく、構造上なくてはいけない壁や梁などの段差があるところも多いですよね。
そんな凹凸のある壁面に、市販の収納家具をきちんと納めるのは難しいもの。
そんなときに使いたいのがユニットシェルフなど自分で組み合わせる手使うことができる家具です。
こちらは無印良品のスタッキングシェルフ。こちらもパーツなどを組み合わせることによって大きさや機能性を選ぶことができます。
ユニットシェルフやスタッキングシェルフの中には、様々な素材のものがあるので、インテリアコーディネートをしやすいもの嬉しいポイント。
スチールラックなら、高さや幅、奥行きを自由に選んで組み合わせることができますよ。
パーツのカラーバリエーションもあるので、男前な雰囲気やインダストリアルなインテリアだけでなく、ナチュラルインテリアなどでも使えます。
こちらのように小さめのトランクルームや納戸でもユニットシェルフやスタッキングシェルフ、スチールラックは大活躍します。
収納アイテムを並べるのにおすすめですよ。100均などで販売されているスチールラックのパーツなら小さなスペースにもぴったり合います。
他の機能を持つ家具
収納はたくさんあると嬉しいですが、あまり多くの家具を置くのはアパートのインテリアコーディネート的にNG。
ごちゃごちゃとした印象を作ってしまいます。でもこちらのように収納がついたテーブルなど、機能がプラスされた家具を使えば、悩みが解消されますよ。
こちらはより収納容量が多いテーブル。天板の下だけでなく脚の部分にも収納スペースがあるので、新聞や雑誌などを駆り沖しておくのにぴったりですね。
リモコンなどの小物もテーブルの収納の中にすっきりとしまえます。
仕事や勉強などを行うパソコンスペースは欲しいけれど、パソコンが見えるとインテリアの邪魔になるというときには、こちらのようなアイテムがおすすめ。
扉をすべて閉めると普通のチェストのように見えるのですが、中には天板が収納されていて、パソコンをのせるとデスクスペースに早変わりするんですよ。
キッチンでも小さなスペースでたくさんの物を収納できるアイテムは重宝します。こちらは、木製のシェルフを利用したキッチンカウンター。
小さなアイテムなのに食品を収納するスペースやマガジンラックもついています。一番下は、ゴミ箱を入れると生活感が隠せますね。
扉などのカラーとデザインを変えることで、様々なインテリアテイストにマッチさせることができますよ。
高さを変えられるテーブル
ワンルームのアパートの場合には、広さ的にデスクとローテーブルの両方を置くことが難しいという場合が多いですね。
そんな時には、高さを変えられるテーブルを使ってみましょう。最近ではインテリアにマッチするおしゃれな物が販売されていますよ。
賃貸のアパートでも使える収納&間仕切りのDIYアイディア
ディアウォールなどを使って
アパートなどの集合住宅には、賃貸の物件が多いですね。賃貸住宅では退去するときに原状回復させる必要があります。
そんな賃貸住宅で部屋のレイアウトを変えたり壁面に収納を作ったりするのに便利なのが、ディアウォールなどのアイテムですね。
こちらでは奥行きのないウォールシェルフを作って、インテリアのアクセントにしています。
ディアウォールなどを使うと壁面にくっついた収納などを作ることができるだけでなく、間仕切りなどを作って空間を分けることもできます。
こちらのように板などを貼らなければ、抜け感のあるしきりになりますね。好きなアイテムを飾ってインテリアのアクセントにすることも。
どうしても部屋の中に壁が欲しいという場合には、こちらのように板を貼って部屋を仕切るのも1つの方法。
このような壁があれば生活感のある物を隠して、素敵なインテリアを作り上げることができますよ。
ディアウォールなどで作る壁は、仕切るだけでなく壁面に沿って設置して、壁面のイメージを変えるという使い方もあります。
こちらあでは、ディアウォールを使った壁でインテリアのイメージチェンジをしています。これなら壁に傷を付けることなく、フックなどを取り付けることもできますよ。
つっぱり棒を使って
つっぱり棒も原状回復が簡単で賃貸アパートにぴったりのアイテムですね。
こちらでは幅の狭いスペースにクローゼットを作っているのですが、その目隠しにするためにつっぱり棒にカーテンをつけています。
アパートの作り付け収納には、押入れタイプの物も。奥行きが深すぎて使いづらい場合は、こちらのようにつっぱり棒でクローゼット風に改造してみましょう。
作りつけ収納を上手に使うことで、インテリアの邪魔をする物がない素敵な部屋が作れますよ。
アパートの玄関も効率的に利用したいスペースですね。
大きめのシューズクロークや収納などがない場合には、こちらのようにつっぱり棒で収納スペースを確保しましょう。
ブラックのつっぱり棒なら、モノトーンインテリアにもぴったり。
先ほどおすすめアイテムのところで、収納があるテーブルが便利と話しましたが、手持ちのテーブルを使って簡単に収納を作るなら、つっぱり棒がおすすめです。
新聞やティッシュなど生活感が出るアイテムを収納して、おしゃれなインテリアを作ることができます。
また収納の大きさなどが気に入らなかった場合は、簡単にやり直すこともできますよ。
まとめ
アパートでもインテリアを楽しまれている実例や、賃貸住宅でも使えるDIYアイディア、狭い部屋でも使える収納アイテムなどをご紹介しました。気になるアイディアやアイテムはありましたか?
ぜひ今回ご紹介した内容を参考に、アパートの部屋をより快適に、よりおしゃれにコーディネートしてみてくださいね。
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