100均の壁紙やリメイクシートコーナーで、クッション性のよいレンガ風のパネルを見かけたことはありませんか?
コンパクトサイズで軽く、シールタイプなので簡単に貼り付けられ、ハサミやカッターで好みのサイズにカットできるクッションシート。DIY初心者にも扱いやすいですよ。今回は、クッションシートの魅力と貼り方をご紹介致します。
クッションレンガシートとは?
100均でも購入できるように
以前はホームセンターなどで売られていたレンガ風クッションシート。コンパクトなサイズのものなら、今は100均でも購入できるようになりました。
リメイクシートとの違い
100均でも色々な柄が扱われているリメイクシート。レンガ風のリメイクシートは人気商品の一つで、こちらもリメイクシートのDIY実例です。
そのレンガ風リメイクシートとクッションレンガシートの違いは、なんといっても風合いです。
クッションレンガシートは3Dのため、よりレンガに近い見え方になります。
その他にもクッション性があるため、衝撃吸収・断熱・断冷・防汚・防音効果があるようです。
こちらは、ダイソーのクッションレンガシートを使った実例です。
例えば、セリアのレンガ風リメイクシートは一枚90cm×45cmの大きさで、セリアのクッションレンガシートは一つ70cm×9.5cmの大きさです。
使う場所やイメージする見え方、コストなど、色々使い分けてセルフリフォームを楽しんでみてくださいね。
ダイソー・ セリア ・ キャンドゥのクッションシートを比較!
ダイソーのクッションレンガシート
サイズ:71cm×15cm
値段:150円
質感:レンガ部分が角ばっているマットなタイプ
カラー:ホワイト・グレー
セリアのリメイククッションシート
サイズ:70cm×9.5cm
価格:100円
質感:レンガにデザイン性があるマットタイプ
カラー:ホワイト、ワイングレー、グレー、モカブラウン
キャンドゥのクッションレンガシート
サイズ:69cm×15cm
価格:100円
質感:レンガ角に少し丸みがありツヤがあるタイプ
カラー:ホワイト
100均以外のクッションシール 山善の【ドリームクッションレンガ】
サイズ:70cm×77cm(3枚セット)
厚み:1cm
価格:4030円
貼り方
準備する物
・クッションレンガシート(必要分)
・メジャー
・ものさし
・カッター
・はさみ
・濡れた布/乾いた布
・マスキングテープ
・両面テープ(場合により)
貼り方は3パターン
(A) クッションレンガシートに付いている剥離紙を剥がし、壁に直接貼る壁紙の上に直接貼り付けるだけではなく、環境に合わせて3パターンの貼り方があるようです。
(B) 壁にマスキングテープを貼り、その上に両面テープを貼り、クッショレンガンシートに付いている剥離紙は剥がさずにそのままシートを貼る
(C) 壁にマスキングテープを貼り、クッションレンガシートに付いている剥離紙を、マスキングテープが当たる部分のみ剥がして貼る
手順
①接着する部分のホコリや汚れをきれいに拭き取り、乾燥させる
②必要なサイズに合うよう、ハサミやカッターで調整する
③シートの繋ぎ目を極力合わせるように貼り、手で押してしっかりと圧着させる
ワンポイントアドバイス
シートとシートの繋げ方のアドバイスです。こちらを、【A】の壁とします。
こちらは【B】の壁です。
この【A】【B】の2つの違いは?それは…繋ぎ方の違いです。
【A】はそのまま繋げています。
【B】は下図のように切って繋げました。
【B】は切る作業が増えるほか、レンガシートに厚みがある為なかなかまっすぐ切れないので、繋ぎ合わせたときに隙間ができやすいのが難点。
ですが離れて見ると、繋ぎ目が自然に見えて目立ちにくいのです。
余ったレンガシートは
油性マジックと100均のステンシルシートで文字入れして、マスキングテープ+両面テープでドアに貼り付けました。
下でご紹介しているDIYリフォームのアレンジにも使えますよ。
クッションレンガシートのDIYリフォーム実例
【初級編】部分張り
初心者の方は、まずは小さめの面積に貼って練習してみてはいかがですか?
こちらでは、棚の背板部分のみにレンガシートを貼っています。壁が見えているだけよりも、レンガ風になったことで奥行があるように見えますね。
レンガシートの後ろに見える、さっぱりとした窓周辺にこのレンガシートを貼っただけで…
こんなに素敵が完成します。同じ空間でも、壁面が変わると雰囲気がまた違ったものになりますね。
キッチンカウンターの背板部分にレンガシートを貼っています。フラットな背板と違い、表情があることによりおしゃれ感が増します。
カウンターキッチンの一部を、山善のドリームクッションレンガシートでリメイク。
フラットなカウンターに表情が出ることで、アクセントになりおしゃれに見えます。
カウンター全体に貼るよりもスッキリ見え、手間もかからずコストダウンにも繋がりますね。
猫が爪とぎして、壁の角部分の壁紙が傷んでしまった時のダメージ隠しにも。
角は掃除機や物が当たりやすく傷付きやすいので、柱風に天井から床までカバーするのもいいですね。
【中級編】アクセントとして貼る
レンガシートを貼る前の写真です。充分におしゃれな部屋だと思うのですが、ここにレンガシートが加わっただけで…
さらにおしゃれなインテリアになりました。ぜひ挑戦したいアイディアですね。
窓下に貼られたクッションシート。レンガ風の部分と壁の境界線の間に、アクセントとなる木材があることで、さらにレンガ部分が強調されています。
腰板壁の素敵なリビングの一部分に、レンガシートを貼っています。
こちらも板壁の上全体がレンガ風だと、重いイメージになってしまいますが、一部分なのでとてもスッキリして見えますね。
ナチュラルフレンチなインテリアにも、レンガシートはピッタリです。
男前インテリアに合うダークカラーのレンガシートで、洗濯機横の壁も男前な雰囲気に。
レンガ部分をストレートに貼るのではなく、少しアレンジするだけでよりおしゃれに見えますね。
【上級編】広範囲にアレンジを加えて貼る
テレビ後ろの壁一面に、レンガシートの貼り方をランダムにアレンジして貼った実例。
無造作なようですが、全体像を確認しながら足し引きのバランスを取るのが難しいのです。
天井付近の黒い部分と、腰板壁とレンガ部分のバランスがよく、とても素敵なリビングに仕上がっていますね。
こちらは、最高レベルのアレンジ術です。ダイソーのレンガシート(グレー)、セリアのコンクリート風リメイクシート、漆喰の合わせ技だそうです。
リメイクシートとレンガシートの切り替わり部分に漆喰を塗ることで、2つのアイテムがうまく馴染んでいますね。
まとめ
100均のクッションレンガシートの取り扱い方や実用例をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?発売時より続いてきた品薄状態がだいぶ解消されたとはいえ、店舗や色によりまだ品薄のところも多いようです。
クッションレンガシートを使ったDIYに挑戦するなら、サイズを測り必要予定枚数を計算して、お店に注文する方が無難かもしれません(注文は店舗により異なります)。
ぜひクッションレンガシートを使って、お部屋をセルフリフォームしてみてくださいね。
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