粘土は子供が遊ぶものというイメージはありませんか?最近は、様々な素材の粘土が出てきて、リアルな雑貨などが作れるんです。100均で手に入るものもあり、粘土を使ったハンドメイドにハマる大人が増えてきています。どんな種類があるのか?どんな物が作れるのか?ご紹介いたします。
紙粘土
特徴
原材料にパルプが含まれているので、紙粘土と呼ばれていますが、成分は樹脂粘土とあまり変わりません。とても軽く、乾くと固くなります。絵具を混ぜて色付けでき、一般的に学校の図工で使われています。
作れるもの
ブルックリンな道路標識
こちらは、通りの名前が書いてある道路標識のオブジェを、紙粘土で作った例です。
粘土にロゴをステンシルで施し、インダストリアルな雰囲気になるよう、剥げて古びた感じを色付けで表現しています。
粘土で作るものは、可愛いもののイメージがあるのですが、こんな男前なかっこいいものも作れます。
バッファローのスカル
こちらは、紙粘土でバッファローのスカルを作った例です。ボヘミアンやウエスタンなど、民族寄りのインテリアにぴったり。
樹脂粘土
特徴
子供が図工で使う普通の粘土とは質感が随分違います。名前の通り、樹脂をベースにしている為、弾力があってベタつかず、固い質感の粘土です。ダイソーでも購入でき、108円で手に入るのが魅力。
色の付いているものもあり、混ぜ合わせて好きな色を作ることも出来ます。複雑な色にしたい場合は、先に粘土にアクリル絵の具を混ぜるか、乾燥させて固くなってからアクリル絵の具で色付けする方法もあります。
作れるもの
ミニチュア
樹脂粘土でミニチュアフードを作った例です。焼いた感じなど、本物そっくりに色付けしています。パンの素材感が、粘土とも思えない程リアルです。
このミニチュアフードの裏に磁石をつければ、マグネットに変身。カフェ風キッチンに置くブラックボードに、ぴったりの可愛いマグネットになります。
箸置き
ミニチュアフードをそのまま使うと、箸置きとしても使えます。ミニチュアフードでなくても、インテリアに合ったデザイン・形にすることで、食卓がもっと楽しくなります。
子供のおままごと用のフェイクフード
こちらは、なんと子供部屋にDIYで作ったお店やさんコーナー。ドリンクやクッキーは、樹脂粘土で作ったものです。
カフェごっこがリアルに出来て、子供が喜びそうです。口に入れたりしない年齢のおままごとに。
大理石調オーナメント
ダイソーやセリアのアクリル絵の具の黒をチョンと1ヶ所、粘土の上に乗せます。
包みながら3~5回こね、麺棒やラップの芯で伸ばします。黒の絵の具が、大理石のようなマーブル模様になるんです。
お菓子用などの型抜きで、好きな形にくりぬいたら、ピンで穴を開けます。
アクセサリー用の丸カンをつけ、ひもをつければ、リアルな大理石調のオーナメントに。北欧インテリアに合いそうな雰囲気です。
大理石風トレイ
こちらも、オーナメント作りを応用して大理石調トレイを作った例です。長方形だけでなく、六角形などもおしゃれになりますね。
雑貨をのせて飾れば、ホテルのインテリアにありそうな高級感のある仕上がりに。とても粘土で作ったとは思えないです。
フェイクグリーン
高度な技で、フェイク植物も作れてしまうんです。こちらは、人気のキセログラフィカを作った例になります。形やグラデーションなど、本物そっくりです。
フェイクフラワー
グリーンより、もっと細かい作業が必要ですが、こんなフェイクフラワーも作れます。こちらは、ひな祭りで飾った粘土の桃の花です。
軽量紙粘土
特徴
お子様が使うクレイ粘土は手が汚れますが、こちらは手触りが良く、手が汚れないように改良された粘土です。こちらも、絵の具を混ぜることが出来ますし、完成後に着色することも出来ます。
作れるもの
タグ
こちらは、収納ボックスにつけるタグを作った例です。ロゴをステンシルで施し、ワトコオイルで汚しをかけて、アンティークな雰囲気を出しています。
穴を開け、麻ひもをつければ、ナチュラルインテリアやカフェ風インテリアにぴったりの可愛いロゴになります。
陶土粘土
特徴
またの名を「オーブン陶土」と言います。陶芸は、教室に通って窯で焼く必要がありますが、この粘土を使うとオーブンで陶器が作れます。仕上がりは、本物の陶器みたいなのに、手軽に家で作れるのが魅力です。
作れるもの
オーナメント
粘土で、鳥とダーラナホースのオーナメントを作った例です。穴を開けて、ひもで枝から吊るしたナチュラルなモビール。和み系の北欧インテリアに合いそうです。
リメイク鉢
ツートンカラーで、ナンバー入りの鉢を作った例になります。なかなか市販では、ナチュラルな色付の鉢がないのでオリジナルで作れるのは魅力です。
まとめ
いかがでしたか?100均でも、どれを選んだら良いかわからない位、たくさんの種類の粘土が売られています。作りたいものが決まったら、固さや質感、どんな作業に適しているか考えて粘土を選ぶと良いです。
アイディア次第で、無限大に作れるバリエーションが広がりそうです。ハンドメイドがお好きでしたら、気軽に試してみてくださいね。
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