おしゃれな部屋でよく見かける、足場板を使ったインテリア。足場板は、そのシャビーな雰囲気から人気のあるアイテムです。今回は、足場板を取り入れたステキなお部屋やDIYの実例を紹介します!
足場板とは?
足場板とは、工事現場で作業するときに使われる作業用の床です。板の上に人が乗って作業を行うため、十分な強度を持っています。
最近は、スチールやアルミなど金属の足場もよく使われるようになってきましたが、杉の足場板は今でも関西から西で多く使われています。
私たちがホームセンターや木材で購入する足場板は、劣化して工事現場で使われなくなった板。洗浄などリサイクルの工程を経た後に、足場板として販売されています。
足場板で作るテーブル
こちらは、足場板を天板に使ったテーブル。お部屋の中に色が混ざりすぎるとごちゃごちゃした印象になりますが、完全に同じ色に統一してしまうと、重い印象になってしまいます。
テーブルとソファ、チェストに異なるトーンの茶色を使っているので、すっきりしながらも明るく軽やかな雰囲気のお部屋になっています。
足場板で作るデスクとチェア
こちらは、足場板を使ったデスクとチェアです。足場板と相性バツグンのアイアンの脚をつけています。
表面には塗装せず、足場板のラフでシャビーな感じをそのまま活かした仕上げ。味わいある雰囲気が魅力的な、デスクとチェアの出来上がりです。
足場板でミニスツールをリメイク
靴をはいたり脱いだり、荷物を置いたりと、玄関に一つあると便利なミニスツール。こちらのスツールも、足場板を使って作られたものです。作り方を、簡単にご紹介します。
足場板と組み合わせたのは、100均ショップで購入した子ども用のスツール。子ども用のスツールを使うと、ミニスツールにちょうどいい高さに仕上げることができます。
まずは、座面の裏にとめてあるビスを外して、脚の部分を取り外します。脚にはあとから塗る塗料がしっかりと密着するように、プライマーを吹き付けます。
プライマーが乾いたら、お気に入りの色に塗装をします。塗装はラッカースプレーで行うと、塗りやすいですよ。乾いたら、足場板の裏に取り付けて完成です!
詳しい作り方はこちら
足場板で作るハンガーラック
中央にあるのは、足場板で作ったハンガーラック。オブジェや観葉植物を吊るして、お部屋のシャビーな雰囲気にマッチしています。
アンティークな雰囲気のフックを取り付けて、バッグやコートをかけるハンガーラックとして利用しています。古びた雰囲気のある足場板には、アンティークなデザインだけでなく、金属などクールな印象のフックもよく似合いますよ。
足場板は、実際の工事現場で使用されてきたものなので、全く同じ状態のものは一つも存在しません。板によって仕上がりの印象が異なるのも、足場板の味わいと言えるでしょう。
足場板で作る時計掛け
味わいのある足場板は、そこにあるだけでお部屋をおしゃれな雰囲気にしてくれます。こちらは、カットした足場板にステンシルを施して、時計掛けとして使っています。
足場板のように見せる塗装テクニック
近くに足場板を購入できる場所がないという方も、塗装の仕方を工夫すれば、足場板のように見せることができるんですよ。
材料は、これだけ。ワンバイフォー材・水性のニス・ニスを塗るためのハケ・いらなくなった布です。こちらでは、セリアで販売されている「水性ニス ダークウォールナット」を使用しています。
ハケにいつもより多めにニスをとって、板に塗ります。ニスが乾かないうちに、布でニスを拭き取りましょう。ニスが乾けば、足場板風の塗装の完成です!
詳しい作り方はこちら
まとめ
味わいある雰囲気が魅力の足場板は、ヴィンテージやシャビースタイルのお部屋にぴったり。おしゃれなアクセントにもなってくれるので、あなたのお部屋にもぜひ足場板を取り入れてみてはいかがでしょうか?
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