最近テレビや雑誌で見かけるおしゃれなインテリアに、錆付いたヴィンテージアイテムをおしゃれにディスプレイしているお家を見かけることはありませんか?年季の入った風合いがとってもおしゃれですよね!でも、お気に入りの本物の年代物を見つけるのは大変!実は、そんな年月を経たような錆加工ができる塗料を使って、ヴィンテージ風アイテムづくりを楽しむことができちゃうんです♪今回はそんなヴィンテージ加工法をご紹介します!
おしゃれなヴィンテージ風アイテムはインテリアにマッチしやすい
おしゃれなインテリアにさりげなく取り入れられている錆ついたヴィンテージ風アイテム。実はそんなインテリアを楽しむ方たちの中には、自分で買ってきた新品のアイテムを錆加工し、まるで年代物のような風合いを出して、ヴィンテージ感を取り入れている方もいるんですよ♪錆加工したアイテムは、写真のようなシャビーな白ペイントの板壁を使ったナチュラルインテリアや、重厚感のある男前インテリアなど、様々なテイストに馴染んでくれます。ではどのように錆加工を施すのでしょうか?
必要な塗料や道具
錆加工を施す際、必要になるのが、写真のような塗料や塗料を塗るための道具です。錆加工を施すには、写真手前のターナーのミルクペイントシリーズの中から、RUST MEDIUM(ラストメディウム)を用意しましょう。塗るだけでアンティークな風合いやジャンクな風合いが作ることができる、錆加工には欠かせない塗料です。明るい茶色と濃い茶色がセット販売されていますよ。他にもあると便利な製品がいくつかあるのでご紹介します。右側の塗料は、同じくターナーのMILK PAINT(ミルクペイント)。アメリカ開拓時代に使用されていたミルク原料を使った塗料を再現したミルクペイントは、優しい色合いが今も人気で、DIYで愛用する方が多い製品。マルチプライマーという、塗料がのりにくい素材(金属類、ガラス、プラスチックなど)とミルクペイントを密着させてくれる塗料があると、様々な素材に錆加工・ミルクペイント塗布ができるので、こちらもあると便利です。また、写真奥の黒い蓋が目印の製品はターナーのIRON PAINT(アイアンペイント)。こちらも塗るだけでヴィンテージ加工ができ、マルチプライマーを先に塗れば、黒いアイアン雑貨などを簡単に作ることができます。ゴールドやブロンズ、シルバーなど、金属的な色合いの6色展開。木目調を生かしたまま、板の色を変えたいという場合に使えるのが、一番左の塗料、ターナーのWOOD STAIN(ウッドステイン)。木目を残すとアンティークな風合いが出やすいので、木製雑貨と錆加工アイテムを組み合わせたい時には活躍することになりそう。そして、塗りたい色の分だけ刷毛や絵の具カップ、バットなどをあらかじめ用意しておきましょう。「汚し」加工を入れるのに、スポンジもあると便利ですよ♪
基本の錆加工
こちらは、バットに錆加工を施してヴィンテージ風にしたアイテムの例。錆の度合いで生じたムラや、ざらざらとした質感まで本物らしく仕上がっていますよね♪こうした加工をするには、アイアンペイントとラストメディウムを使用しましょう。
もとは左のようなぴかぴかのシルバーのステンレスバット。そこにまずはアイアンペイントのマルチプライマーを塗布し、黒のアイアンペイントを塗っていきましょう。これでまるで黒い鉄のような質感になりますので、そこにさらにラストメディウムを使って錆加工を施していきます。錆は直線的にはつかないので、スポンジや刷毛の先端をうまく使って錆感を出していきましょう。錆加工が仕上がったら、アンティーク風の色褪せた風合いの文字入ペーパーを作り、貼り付けます。
できたヴィンテージ風バットは、カフェアイテムともピッタリ合ってくれますよ♪写真のように文字入りペーパーなどと合わせると、カフェ風インテリアにもピッタリマッチしてくれますね♪自分が使ってみたいアイテムを気軽に錆加工できるとなると、インテリアの様々な箇所にアイアンペイントを使ってみたくなりますね!
錆加工のうつわ
こちらは白や黒のツートンカラーなど、様々な色合いの金属プレートに錆加工を施した例。こうしたホワイトアイテムでも、グリーンを飾りつつ外に置いておくと自然と錆が生まれるものですよね。そうした自然な朽ちた質感を、アイアンペイントを使用することで再現することが可能に♪
例えば、左下のホワイトのプレートは、マルチプライマーを塗布した後で、ミルクペイントのクリームバニラの色を塗っていきます。こちらのアイテムは全体に錆加工を施さず、スポンジ等で少し錆が入り始めた風合いを出していますね。また、左上と右下はビンテージワイン、右上はアイアンブラックのカラーを使用しています。右側のプレートのように、ツートンカラーにすると、デザイン性が増しますよね☆
ご紹介した錆加工を使えば、写真のようなおしゃれで風合いのあるヴィンテージな鉢植えを作ることもできますよ!錆加工だけでなく、こちらの例のように、アンティーク製品のような数字やテキストを印刷したシールを張り付けると、より本物の商品であるかのような雰囲気が出るので、加工に慣れてきたら、ラベルにも凝ってみると、さらに素敵なインテリアアイテムになりますよ☆
こちらはヴィンテージな男前インテリアにピッタリな錆風マガジンラックの例。マルチプライマーを塗り、ヴィンテージワインの色のミルクペイントを塗布。その後、ラストメディウムで錆加工を施して作ったものだとのこと。こちらのラックでは、さらにざらついた錆の風合いを出すために、セリアの砂を混ぜ込んでいます。写真を見ても、ざらついた錆が本物の古びた質感そっくりで、落ち着いたシルバーインテリアのアクセントになってくれていますね!
ステンレスバー
また、写真はセリアのステンレスバーなのですが、こうした新品で錆が付きそうもないアイテムも、見事にヴィンテージ風に生まれ変わることができます!こちらもミルクペイントのマルチプライマーを下地に塗り、色の密着度を上げた後に、ヴィンテージワインカラーに塗っていきます。仕上げはラストメディウムで。
ムラのある錆感が良く出たバーになっていますよね♪背景となる黒板やエアプランツと合わせることで、まるで日常ずっと使ってきたような使用感を演出することができるので、ヴィンテージ加工のアイテムにはぜひリアルなアイテムをプラスしてみてくださいね!
おろし金も錆加工でおしゃれなプラントディスプレイのアイテムに♪
こちらは新品のおろし金。新品の実用的な製品も、錆加工を施すことで、実用から離れ、立派なインテリアアイテムになってくれます。
こちらが錆加工後の写真。本来の用途から離れ、人気のグリーンウォール風のインテリアアイテムになりました!ヴィンテージ加工によってよりマットなシルバーの質感に変わり、随所に外で風雨にさらされたかのような錆の質感が出ていますね♪錆のより多くついている部分は砂を加えるなどして再現してみましょう。100均などで売っているフェイクグリーンを差し込めば、こんな素敵なグリーンアイテムができますので、ぜひ試してみてほしいアイディアとなっています☆
チーズ用のおろし金も、同様の錆加工をすれば、ハンギングポットとして使うことができますよ♪日用のキッチン用品は、長らく愛用した後に、まだ愛着があるからと他の用途で使うことがあります。そうした愛着のある日用品の雰囲気をうまく演出することができるんですね。
アイアンプレート
これまで作ってきたのは、バットやおろし金といった日用品の加工でしたが、アイディアと組み合わせ次第で様々なヴィンテージ風アイテムを作り出せるのがラストメディウムの良いところ♪写真は古いトタン風の板に金属板を張り付けたような加工で、それぞれの板の質感、そして金属チェーンと、それぞれのアイテムの錆感が異なり、本物らしい風合いを生み出しています。このように、一口に金属の錆といっても、一目でわかる程質感にバリエーションがありますから、さまざまなアイテムづくりに挑戦し、こうした質感を組み合わせたオリジナルのアイテムを作ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回はヴィンテージな雰囲気が人気を呼んでいる錆のついたアイテムを、時間をかけずに作り出せる錆加工の塗料と、その加工方法をご紹介しました。錆がつくまで長く愛用して見える、便利な塗料ラストメディウムを使って、皆さんも、DIYに挑戦してみてはいかがですか?
こちらもおすすめ☆
新規登録
ログイン
お買い物