日本家屋にはつきものの「押し入れ」。生活の洋式化にしたがって、布団をしまっておく場所が必要なくなったりもしますよね。そこで、近年増えてきた押し入れの新たな活用法である、おしゃれな収納術やDIYで押し入れをステキに変身させている例をご紹介します。ご参考ください♪
押し入れのおしゃれな収納術♪
レトロなカフェふうのおしゃれ収納
押し入れのカフェふう収納です。背景の壁に麻袋を留め、ナチュラルな小間物入れやキャビネットとともに、帽子や小物類などを収納しています。とても押し入れとは思えない、レトロなカフェふうの雰囲気たっぷりの収納空間ができあがりました。この押し入れの前でティータイムをしてもいいですね。
ショップふうにシャツだけをまとめて
上段を洋服掛けにしている押し入れです。上段につっぱり棒を渡してクロゼットにする例はよくありますが、クロゼツトの衣服のように印象をバラバラにせず、シャツ類だけを掛けています。そのためブティックのような印象に。バスロールサインを掛けているのも雰囲気を出していていいですね。ショップふうに見せることで、押し入れの生活感を軽減しています。シャツだけ掛けるのはすばらしいアイデアですね。下段はモノクロの衣装ケースと目隠し布なので、上段のおしゃれ感はまったく損なわれていません。ステキな見せる収納ですね。
ステンシルのロゴ入り目隠しで押し入れの生活感を払拭
押し入れは左側です。上段は男前な目隠しが。そのため押し入れの生活感がうまく払拭されていますね。白い布なのでブラックのステンシルのロゴが映えています。右側の白い板壁は元襖をリメイクしたもの。右にロゴ入りの麻布が掛かっているので、左右のおしゃれなロゴに視線が集中して、下が畳敷きながら、ぜんたいがレトロふうの男前テイストになっています。和室収納の目隠し布はよくありますが、ステンシルの英字のロゴが入るだけで、一気におしゃれ感がアップしますね。このアイデアはぜひ真似したいですね。
押し入れ収納です。襖が取り払われて、白い塗装が施されているほかは、とくにDIYはされていないと思いますが、まるで海外のアパートの作り付けの収納棚のように見えますね。メタルラックや白い衣装ケースで、ホワイトに統一されているので、雑多な感じがしない上に、上段は取り出しやすさを重視した見せる収納に。ほんとうに機能的なスペースは見ても美しいということがわかりますよね。
オフシーズン物や、上段より稼働率の低いものが下段の衣装ケースに入っていると思いますが、そちらはカーテンで目隠しできるようになっています。左側のシェルチェアを置いたおしゃれな作業スペースとともに、使う人も便利、見ていても楽しい押し入れ収納になっています。
下は住人の方のコメントです。
なんと、大手新聞社から取材がありました。来年、「押入れの改造事例」で紹介されるかもしれません。びっくり。
http://roomclip.jp/photo/w4e
押し入れをDIY でステキに変身させちゃいました♪
作業スペース
押入れ上段に手作りされた作業スペースです。天袋の戸は、古材ふう壁紙が貼られています。真ん中の段はそのままですが、戸が外されて、カフェふうの窓枠が付いています。下段はステンシルのロゴ入りの目隠しが。男前なカフェふうの作業スペースになっていて、とてもステキですね。
まるでニューヨークのアパートのような雰囲気の、元押し入れだったとは思えない作業スペースです。(画面左側)扉を取って真ん中の段はそのまま残し、上段にブルーの壁紙を貼っています。棚はベニヤ板の手作りだそうです。並んでいる本にはカラーを統一したカバーが掛かっています。見せる美しい作業スペースですが、いざというときの目隠しに、カフェふうの丈の短いカーテンを付けてあるのもおしゃれですね。
こちらも元押し入れのアトリエです。真ん中の板を取りのぞいて壁に白い板を貼り、L字型に机を置いて、カフェふうのディスプレイが施されています。下は外から見たところです。アンティークふうの窓付きのロマンティックな間仕切りでアトリエの丸見えを防いでいます。
飾り棚
元押し入れの飾り棚です。戸がのぞかれて、アーチ型の枠が取り付けられているので、カフェの一角に作られたファンタスティックな飾り棚のような雰囲気が出ていていいですね。下は飾り棚のアップです。レトロなカフェふうの、洗練された大人のかわいらしさのある、とてもおしゃれな飾り棚です。ステキですね。
DIYでリビングのクロゼットに
リビングの一角の押し入れをDIY し、見えてもよいクロゼットにしています。リビングの床は古材ふうのクッションフロア。それに合わせて押し入れの床も同じものを敷き、レンガ柄の壁紙をDIYで貼っています。リビングの一角として浮いてしまわないようにブルックリンふうに改装されました。
DIYでお子さんのおままごとの部屋に
まるでレトロな駄菓子屋さんそっくりの、おままごとのお部屋です。押し入れをDIY して、お子さんのためのこんな夢のある小部屋ができました。
こちらも押し入れをDIY して作られたお子さんのための「おうちカフェ」です。ガスレンジがあり、そこには調理器具も下がっていて、手が込んでいますね~♪外で待っているお客さんに左側のカウンターからお料理を出すのでしょう。お子さんはきっと夢中でおうちごっこができるのでは。
押入れ下段に作られた、お子さんのためのミニハウスです。「ぼくのひみつきち。」というコメントがついています。毎日ワクワクしながら、この基地から冒険を始められますね。
押し入れを用具入れとロフトベッドにDIY!
Before
こちらは元四畳半の和室の押し入れ部分が、改装後にこのような形で残っているものです。すでに板壁がDIY で張られていますが、これがBeforeの状態です。
途中経過
DIY の途中経過です。右側の板壁に穴が開いています。中に明かりが点いていて押し入れの下段部分が見えます。なにやら作業中の気配ですね。
After
Afterの状態です。元押し入れの下段に入り口が取り付けられ、カフェふうの飾り付けが施されています。下段は、用具入れだそうです。
下段の中身です♪
元押し入れの下段には、こんなに沢山の工具類が入りました! 中は天井の低い小部屋になっていて、見た目と裏腹の、ごっついDIY 用の道具類置き場になっています。押し入れ上段は、お子さんのためのロフトベッドです。押し入れ上段の空間はそのままに、真ん中の段の三方を白い板壁が囲んで、その中に布団が敷き詰められているとご想像ください。お子さんにとって、心安らぐ寝室にちがいありません。
上段が収納、下段がお子さんのためのミニハウス
押し入れは左側です。上段は押し入れ収納のまま。白いカーテンで目隠しされています。下段はお子さんのためのミニハウスです。ちっちゃい扉から、お子さんが毎日ドキドキしながら出入りする姿が目に見えるようですね。
下段のミニハウスは夜にはライトが点きます♪
夜にはライトも点きます。小さいお子さんなら、きっと、夜もここで眠りたいと思うでしょう。
まとめ
押し入れのおしゃれな収納&DIY はいかがでしたか?部屋のスペースが一畳分広く使えると考えれば、空間を死蔵させずに有効に活用できるのではないでしょうか。真ん中の段を取り払わなくても、入り口の戸さえ外してしまえば、色んな使い方ができることがわかりますよね。使わなくなった押し入れがあったら、ぜひこちらの実例をご参考にされてそこに楽しい空間を作ってみてください。きっと生活が広がります。
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