推し活、このまま続けていい?雨照 占い館アメテラス 渋谷店の知世先生にタロットで見てもらった

推し活が少し苦しくなってきたfolkの編集スタッフが、渋谷の道玄坂にある雨照 占い館アメテラスで知世先生に相談。タロットで出たのは「死と再生」のカードと、年明けから始まる気持ちの移り変わり。やめどきではなく、次の楽しみの話でした。

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推し活、このまま続けていい?雨照 占い館アメテラス 渋谷店の知世先生にタロットで見てもらった

青いクロスの上に、大きなカードの列と、小さなカードの列。知世(ともよ)先生はカードに手をそえながら、1月、2月、4月と、月の名前を出していきます。

「1月何かね、推し活よりももっといいもの見つけるよって言われてます」

2026年9月、知世先生の鑑定を受けたのは、folkで編集を担当しているKさん(仮名)。場所は雨照 占い館アメテラス 渋谷店です。相談したのは、推し活をこのまま続けるかどうかという、人には少し聞きにくい悩みでした。

取材のメモ

  • 知世先生のタロットは、一年の流れを月ごとに読む
  • 「続けていい?」と聞きたくなるとき、心の中で起きていること
  • 推し活から次の楽しみへ、気持ちが移っていく時期
  • 雨照 渋谷店での予約・料金のこと

霧の先を、月ごとに見渡す先生

知世先生は、タロット・数秘術・手相を使う先生です。公式のプロフィールでは、タロットで一年ほどの大きな流れをつかみ、そこから一か月ごとの変化を見ていくスタイルと紹介されています。

雨照 占い館アメテラス 渋谷店でタロットを広げる知世先生

明るい色の髪に、白いカーディガン。話し方はとてもやわらかいのに、カードの意味を伝えるときは言葉をにごしません。「いい」も「気をつけて」も、理由といっしょに出てくるので、聞いている側は置いていかれません。

先生の出勤日や得意な相談は、雨照 占い館アメテラス 渋谷店のページで一覧できます。

「推し活でちょっと悩んでることがありまして」

鑑定のはじまりに、Kさんはこう切り出しました。

「推し活でちょっと悩んでることがありまして」

推し活らしいことは、これまであまりしてこなかったKさん。ある出来事をきっかけに、推し活を始めてみたそうです。

楽しい。でも、それだけではなくなってきた。Kさんは、その感じをこんなふうに言葉にしています。

「推し活ってこう苦しさもあるというか」

「リリースしたから買わなきゃとか、イベント行かなきゃみたいな」

「ちょっと義務感みたいな」

ドラマや映画なら、見ても見なくてもいい。つまらなければ途中でやめてもいい。でも推しのことになると、「一応見るか」と手が伸びてしまう。好きで始めたはずのことに、いつのまにか「やらなきゃ」がまざっていく。推し活をしたことがある人なら、どこかで覚えのある感覚かもしれません。

カードに出たのは「死と再生」

知世先生がまず読んだのは、今年から来年にかけての流れでした。

知世先生の鑑定で並んだタロットカード

「死神って死神のカードなんですけど、死と再生って言って、今のところは満足したから次の土地に行こうっていうカードなんですよ」

「死神」と聞くとどきっとしますが、先生は何かが終わる怖さだけでなく、満足して次へ進む区切りのカードとして説明してくれました。

「なのでもう満足しちゃいそう、今年で」

ただ、すぐに気持ちよく離れられるかというと、そうでもないようです。

「でもまだちょっと尾を引いていて」「急に離れるのが逆に不安だったりとか、推し活のない生活に戻れるかな、みたいな、そういう不安が出てきそうなんですね」

先生は、離れるときに生まれそうな不安にも触れました。そのうえで、話は来年の流れに進みます。

「でも、来年復活のカード出てるので、元の自分に戻っても大丈夫だ、になるんですよ、来年」

「そのご相談してるってこと自体が、もう手放し始まってる」

この日、Kさんの悩みの見え方がいちばん変わったのは、カードの話から少し離れた、この言葉でした。

推し活の相談に笑顔で答える知世先生

「今、そのご相談してるってこと自体が、もう手放し始まってると思うんですね」

「手放したくない時はそういう相談にならないと思うので」

先生によると、本当に手放したくないときは、相談の中身がまるで違うものになるそうです。「推し活をやって何が悪いの」という気持ちが先に立つから。

「やってて大丈夫ですかとかってことは、もうそろそろ離れた方がいいのかなっていう」

Kさんの相談は、続けてもいいかどうか。けれど先生は、その問いを、手放し始めている気持ちの表れとして受け取ったようです。問いの中身ではなく問いの形から気持ちを読む。知世先生らしさがよく出た場面でした。

それでも先生は、責めるような言い方はしません。Kさんが話した「義務感」についても、カードにはちゃんと出ている、と受け止めたうえで、こう続けます。

「ストイック出てます、ちゃんと」「でもそれを克服できるのも出てるので」

年が明けた1月、「推し活よりももっといいもの」

先生は、カードをもう少し細かく広げていきます。そこで出てきたのが、冒頭の言葉でした。

タロットカードを切る知世先生の手元

「1月何かね、推し活よりももっといいもの見つけるよって言われてます」

その「いいもの」は、誰かのための幸せではなく、Kさん自身の気持ちを満たすものだそうです。

「周りが幸せとかじゃなくて」「ご自身のお気持ちが満たされて、今のところからも移動するって出ているので、ここで1,2,3,4,5月には離れられそうなんですよ」

「でもその流れは1月から始まるよって言われています」

来年1月から流れが始まり、春から5月ごろにかけて気持ちが移っていく、という読みです。半年あまり先までが月の名前で見えてくると、「いつまでこのままなんだろう」という気持ちが、ふっとほどけます。

2月にフェードアウト、そして「クレッシェンド」

カードが示した「いいもの」のひとつは、思いがけないものでした。尊敬する人からの紹介をきっかけに、パートナーと二人で、競馬に興味を持ちはじめる、というのです。

渋谷の占い館 雨照で鑑定する知世先生

Kさんの返事は「競馬ないですね」。今は興味がないと伝えると、先生はこう付け足しました。

「ギャンブルとかじゃなくて、賭ける方の競馬じゃなくて、馬自体が好きになる」

馬の毛並みや、今日はごきげんかどうか。そんなところを見るのが楽しくなる、と先生は話します。

そして、気持ちの移り方まで、音楽の言葉で描いてくれました。

「2月頃にそういう感じでちょっとフェードアウトして、4月フェードアウトして、競馬の方がちょっとクレッシェンド、大きくなっていく」

「なんだ2人で楽しめる趣味あったね、みたいな感じで新しくできたねって言って、希望が出てくる」

推し活を「やめる」のではなく、別の楽しみの音が少しずつ大きくなって、気づいたら入れ替わっている。我慢して卒業するのとはずいぶん違う景色です。

次にはまるのは「頭を使って切り込んでいく」こと

鑑定の終わりには、推し活に使っていた時間が、この先どこに向かうのかも見てもらいました。

次の楽しみについて話す知世先生

「何らかの職人とかプロの技に夢中になる」

「まあ推し活もね、ある種プロの技に夢中になる」「それがちょっとスライドしていく感じなんですね」

カードから出てくる候補は、ひとつではありませんでした。山登り、天文学、そして「今、相撲っていうワードが出てきたんですけど」という意外なものまで。共通しているのは、データを集めたり、予想を立てたりしながら、自分から深く入っていく楽しみ方です。

「今度はご自身が頭を使って切り込んでいくみたいな」

なかでも、先生がわざわざ念を押したのは、喜びの回数でした。

「すごい注目していただきたいのが、めっちゃ喜びがくるって言われてるんですよ、3回も」

そして、同じことをくり返さないための約束のように、こう添えます。

「ストイックにならずに、余裕を持って、自分の好きなタイミング、自分のペースで楽しめる趣味っていう風に言われてますね」

義務感で苦しくなった推し活のあとに、自分のペースで楽しめるもの。悩みの出発点に、ちゃんと答えが戻ってきました。

「めっちゃ面白いちょっと楽しみです自分の未来が」

最後にKさんの口から出たのは、相談に来たときとは反対向きの言葉でした。

取材を終えて

推し活をやめるかどうかを、白黒で決めてもらう鑑定ではありませんでした。

知世先生がしてくれたのは、「続けていい?」という問いの形から気持ちを読むことと、その先の数か月を、月の名前で見せること。1月に始まり、5月ごろにかけて少しずつ入れ替わっていく。そう聞くと、今の迷いも「途中の景色」に思えてきます。

好きなものとの距離に迷ったとき、無理に決めなくても大丈夫。別の楽しみに出会うかもしれないと聞いただけで、これからを考える余地が生まれるように感じました。

知世先生と相性がよさそうな人

  • 好きなことが、いつのまにか「やらなきゃ」になっている人
  • やめどきを、自分を責めずに考えたい人
  • 「いつ」「どう変わるか」を月単位で知りたい人
  • うまく話をまとめられないまま相談したい人
  • やわらかい雰囲気で、でもあいまいにしない先生を探している人

知世先生に会えるのは、道玄坂の4階

お店の住所は東京都渋谷区道玄坂1-19-13 トップヒル並木4F。運営は株式会社GOGONで、顔を合わせて占ってもらう対面の占い館です。最寄りは渋谷駅(徒歩6分)と神泉駅(徒歩3分)。受付を済ませたあとは仕切られたブースに移るので、推し活のような少し照れくさい話でも、まわりを気にせず話せます。

料金はすべて税込で、20分なら3,500円、30分なら5,000円、60分なら10,000円。延長は10分2,000円です。知世先生の指名料は1,500円。ただしWeb会員の登録をしていれば、初めての先生を指名するときは無料になります(ご縁割引)。

お店が開いているのは13:00から22:00まで。Webか03-5050-1600への電話で予約でき、空いていれば当日ふらっと寄っても大丈夫です。お会計は現金のほか、クレジットカードとPayPayも使えます。

知世先生が何曜日にいるかは知世先生のプロフィールに、予約の空きは渋谷で占いを探すなら、雨照 占い館アメテラス 渋谷店に載っています。ほかの先生も見てみたい人は雨照のサイトへ。

Kさんのプライバシーを守るため、先生の言葉は変えずに、相談者の状況の一部を変えています。鑑定で示された内容は、これからを考えるためのヒントとして紹介しています。未来を保証するものではありません。

構成:folk編集部