子供の作品の上手な収納方法をプロに聞きました
幼稚園や保育園で子供が作る作品の数々。思い出としていつまでも大事に取っておきたいですよね。しかし、作品は増えるばかりで保管に困ってしまうもの事実です。
そんな悩みに応えて、本記事ではインテリアのプロに子供の作品の上手な収納方法を教えていただきました。大きい作品の収納や絵の保管について徹底解説します。
プロが回答!子どもの作品に関するQ&A
Q. 子供の作品を捨てずに全て保管するのはアリ?
A. もちろんです!
収納方法を工夫すれば、大切なお子さんの作品を上手に保管できます。
現在は捨てることやミニマルな暮らしが注目されていますが、ライフスタイルはひとそれぞれです。
流行ではなく「自分らしさ」の観点から持ち物や収納を見直し、居心地のよい暮らしを模索してはいかがでしょう。
Q. 子供の作品を収納するときのコツは?
A. 収納の流れを先に決める
収納場所と収納方法の流れをあらかじめ決めておくのがコツです。
例)
ディスプレイコーナーに一定期間飾る
↓
次の作品ができたらクローゼットの箱にしまう
↓
箱がいっぱいになったらどうするか考える
流れを決めておくと、収納がスムーズになり容量の見直しもしやすくなります。
プロ直伝|子供の作品の収納アイデア・グッズ
①子供の《絵》の作品を収納するおすすめの方法
隠さず飾って保管する
作品が完成する頻度が多い場合は、ホワイトボードや有孔ボード、コルクボードなどに飾って収納する方法がおすすめです。
フレームよりも気軽に取り付け・取り外しできるため、作品の入れ替えが簡単になります。
②子供の《大きい》作品を収納するおすすめの方法
広く取り出しやすい空間に収納
工作などの大きい作品は、蓋付きボックスや引き出し収納などを使って押し入れやクローゼットの下段に収納する方法をおすすめします。
使用頻度の低いアイテムの収納に最適なのは天井に近い上の棚ですが、子供でもアクセスしやすいのは上の棚より下段だからです。
また大きな作品は収納する箱も大きくなるため、高い場所の上よりも床に近い下のほうが安全に取り出せます。
③子供の作品を収納するのにおすすめのグッズ
無印良品の「やわらかポリエチレンケース」
無印良品の中では、やわらかポリエチレンケースシリーズがおすすめです。
サイズが豊富なため、作品の大きさに合わせて揃えられます。別売りの蓋をつけるとスタッキングできるのも便利です。
子供が安心して使える柔らかい素材であることもおすすめポイントです。
子供の作品の収納アイデア《ボックス保管》
アイデア①メモリアルボックスで保管
工作などの大きい作品の収納には、通販で手に入るA2サイズのメモリアルボックスが便利です。
子供が学年末にまとめてもらう綴じられた作品集も、このサイズならそのままラクラク収納できます。
学年ごとにボックスを用意すれば、何年分でも重ねて収納できるので便利です。ボックスの見た目も、可愛くおしゃれなものがたくさん市販されています。
A3-4P Multiuse Box 収納ボックス A3サイズ 段ボール 4個セット ふた付き 日本製 47x33x28.5cm ストレージボックス 軽量 組み立て式 たっぷり収納 おもちゃ収納 書類収納 衣類収納 整理箱
アイデア②コンテナで保管
ある程度収納スペースに余裕がある場合は、大きなコンテナボックスを利用するのも良い方法です。
無印やニトリなどで販売されています。形や大きさがバラバラでも、ひとつにまとめて収納できるのでおすすめです。
子供一人分を一箱に収納できるので、コンテナのスペースさえ確保すれば、かえって場所を取らずに保管できます。
アイデア③布団収納ケースで保管
意外に使えるのが布団収納用ケース。十分大きいので、画用紙サイズの絵やかさばる制作物もそのまま保管が可能です。
数年分まとめても収納できるので、数もそんなに増やさなくて大丈夫。
兄妹のいるご家庭では子供ごとにケースを用意して押し入れに収納すれば、コンパクトに保管できます。
子供の名前や期間のタグを付けておけば取り出しも簡単です。
Ikea Skubb Storage Box Zippered (2 Pack) White
子供の作品の収納アイデア《絵は飾って保管》
アイデア④そのまま飾って保管
子供が作品を持って帰ってきたら、まずは飾って楽しみましょう。おひなさまや鯉のぼりなど、季節の行事ごとに作る作品には特におすすめです。
部屋に季節感が増すためインテリアとしても楽しめます。いつも見えるところに飾っておくと、子供も喜んでくれるはず。
手作りの作品が一つあるだけで、部屋の雰囲気が一気に和やかになります。
アイデア⑤額に入れて保管
子供はお絵描きが大好き。幼稚園や保育園、小学生でも絵を描く機会がたくさんあります。中からお気に入りを選んで、額に入れて飾ってみるのもおすすめです。
こちらの例ではフレームも手作りして壁に飾り、楽しい雰囲気になりました。
今は100均でもさまざまな大きさの額やフォトフレームが入手できます。それらを使用して子供の描いた絵を飾るのもいいですね。
アイデア⑥壁に貼って保管
壁に直接ピンで留めたり、マスキングテープで貼ったりする方法もあります。手軽に貼れるので、どんどん増えるお絵描きの保管におすすめです。
飽きたら別のものに替えるのも簡単なので、子供も自分で貼ったり外したりできます。
貼り方のレイアウトによって印象が変わるので、ちょっとした模様替え気分も味わえそう。子供と一緒に貼り方を考えるのも楽しいですよ。
子供の作品の収納アイデア《ファイルで保管》
アイデア⑦クリアホルダーで保管
手軽に保管するには100均で手に入る半透明のクリアホルダーを利用するのがおすすめ。
A3サイズより大きいものは折りたたんで収納すると、スッキリ保存することができます。
ポケットから中身が飛び出しやすいのがやや難点ですが、子供が自分で収納したり取り出したりするのに便利です。
月別にラベルを貼ると、いつのものか分かりやすくて良いですね。
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アイデア⑧ファイルケースで保管
クリアホルダーに収納するのが難しい作品は、ファイルケースで保管しましょう。厚みがある折り紙やお面などの収納におすすめです。
容量はあまり大きくないのですが、取っておくのはここに入るだけと決めておけば、必要以上に溜め込んでしまうのを防ぐのに有効です。
透明なケースを使って収納すれば、中に何が入っているか子供にも一目で分かります。
アイデア⑨仕切りファイルで保管
内側が蛇腹状の仕切りファイルに入れて保管する方法も手軽で便利です。
月別や行事別に分けて入れられ、さまざまな記録やプリントも一緒に保管できます。
無印良品の他、ダイソーやセリアなどの100均でも豊富な種類のファイルが入手可能。
作品の大きさや量に応じてちょうどよいサイズのものを利用してみてください。
子供の作品の収納アイデア《アルバム保管》
アイデア⑩アルバム台紙に貼って保管
絵や折り紙などの作品はアルバムに貼る方法がおすすめです。
ポケットタイプのアルバムも良いですが、台紙に貼るタイプのアルバムは自由度が高く、大きい作品を収納するのに重宝します。
子供と一緒にコメントを書いたカードを添えたり、シールやマスキングテープで飾りつけたりすれば、作品アルバムの完成。
台紙を増やせるタイプのものもあるので、大量の作品を収納できます。
アイデア⑪写真に撮ってアルバムに保管
作品が増えすぎて収拾がつかないときは、思い切って断捨離することも必要です。
とはいえ、子供が一生懸命作った作品を捨ててしまうのは気が引けてしまいますよね。そんなときは、作品の写真を撮ってアルバムに保管しましょう。
工作などの大きい作品でも写真に収めればコンパクトに収納できます。子供と一緒にいつでも手軽に思い出を見返すこともできて便利です。
アイデア⑫フォトブックにして保管
作品を写真に撮り、フォトブックを作るのはいかがでしょう?
選りすぐりの作品で一冊にまとめれば、立派な作品集になります。成長の記録として毎年一冊ずつ作るのも良いですね。
子供の作品でもおしゃれに仕上げることができます。スマホからオーダーできるものもあり、作り方も簡単。
本棚に収納できるので、いつも目に入るところに保管できて便利です。
子供の作品の収納アイデア《加工して保管》
アイデア⑬カレンダーにして保管
せっかくの子供の作品、大切に保存したいですよね。ここからはリメイクして楽しみながら保管する方法をご紹介します。
まずはカレンダーにして飾る方法。スマホから注文できるカレンダー作成サービスを利用すれば、簡単におしゃれなオリジナルカレンダーが作れます。
100均で手に入る大きい模造紙に作品を貼り、オリジナルカレンダーを作るのもおすすめです。
アイデア⑭しおりにして保管
母の日のメッセージや七夕の短冊などはしおりにするという手もあります。今ではラミネートも加工用の機械なしでできるのをご存知ですか?
100均で手に入るラミネートシートに子供の作品をはさむだけで、あっという間にラミネートが完成。
パンチで穴をあけ、リボンを結べば簡単にしおりが作れます。子供と一緒に世界に一つだけのしおりを作れば読書も楽しくなりそうですね。
アイデア⑮オリジナルグッズにして保管
思い切って、オリジナルのグッズにしてしまうのも良いアイデアです。
エコバッグやマグカップ、Tシャツなど、さまざまなものにプリントしてみてはいかがでしょうか。出来の良い作品はアートとしても楽しめます。
子供が描いた絵でも、加工してオリジナルグッズにすることで、思い出をおしゃれに残し続けることができますね。
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子供の作品を上手く収納して思い出を大切に
実際のアイデアを見ながら子供の作品の保管方法について解説してきました。作品が増えるとかさばりがちですが、収納雑貨をうまく利用してコンパクトに保存するのがコツです。
子供が一生懸命作った作品は成長の証。小学生以降に子供と一緒に見直すのも楽しみのひとつになります。これらの収納アイデアを活かして、いつまでも大切に保管できる収納法を試してみてくださいね。
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