使いやすいクローゼット収納を
クローゼットは、ついついモノがあふれてしまいがち。毎日のコーディネートを時短で決めるためにも、すっきりと片付いたクローゼットが理想的です。
クローゼットのタイプによってもレイアウトのポイントは異なりますが、取り出しやすく片付けやすいクローゼットを作るには、デッドスペースを無くすことがポイントになります。
クローゼットのタイプ
I型クローゼット
まずはじめに、代表的なクローゼットのタイプをまとめておきましょう。ワンルームマンションなどでもよく見かけるのは「I型クローゼット」。
引き戸タイプだけでなく、観音扉や普通のドアタイプもあります。
一般的には、上部に棚板があり、中盤にはポールが付いているレイアウトが多いようです。
引き出しや衣装ケースを組み合わせて収納力をアップさせることができます。
Ⅱ型クローゼット
クローゼットの内部に、向かい合った二列の収納スペースがあるタイプが、「Ⅱ型クローゼット」です。
両サイドとも同じデザインの場合と、異なるデザインを組み合わせる場合があります。
吊り下げ収納ができる棚板×ポールや隠す収納ができる引き出しを作りつけるほか、市販の収納グッズを組み合わせてレイアウトしても良いでしょう。
L型クローゼット
最初にご紹介した「I型クローゼット」の横方向、に向きを変えて収納スペースを設けると「L型クローゼット」になります。
コンパクトなスペースでも、Lの字の短辺の幅さえあればOK。
幅があまりとれない場合は、棚板とポールの組み合わせがおすすめです。
ポールにはハンガーで吊り下げ収納をし、棚板の上には収納ケースやバッグ、帽子を置いたりできます。
コの字型ウォークインクローゼット
「Ⅱ型クローゼット」の正面の壁部分にも収納がある「コの字型クローゼット」は、ウォークインクローゼットのようにある程度の広さがあるスペースにおすすめのレイアウトです。
空間を無駄なく収納に使うことが出来るので、収納力も格段にアップします。
「Ⅱ型クローゼット」に、収納ラックや衣装ケースを組み込んでコの字型にしても良いでしょう。
デッドスぺースを作らないクローゼット収納法
空間を上手に仕切って活用
上段の棚には、取っ手の付いた収納ケースを並べています。
同じサイズ、同じデザインの収納アイテムでそろえることで、統一感が生まれます。
ポールに掛けた服は、色別アイテム別に整然と並べてショップのようなスタイルに。
パンツ用のスタンドハンガーも、ジャストサイズです。
吊り収納をプラスして
こちらは、ポールに吊り下げるタイプの吊り収納を組み込んだI型クローゼットです。
不織布などで作られた吊り下げ収納は、クローゼット内の収納力アップの頼もしい味方。
たためるシャツやボトムス、帽子やバッグなどを仕切りながら収納しましょう。
平置きスペースを作る
クローゼットの壁面に棚板シェルフを設置し、ショップのように平置きできるコーナーを作ったアイデアです。
ニットやカットソーなどを収納するほか、バッグや衣類スプレーを置いておくスペースとしても活用されているとのこと。
床に置かれた白い袋には、クリーニングに出す衣類が入っています。
箱型シェルフの下を空ける
「コの字型クローゼット」の右側面に、12個の箱型シェルフが設置されています。
ポイントは、シェルフの下を空けていること。下部が空いていると掃除がしやすいだけでなく、横幅のあるスーツケースやお布団類などの収納にも使えるので便利です。
箱の中は余裕のある収納を徹底し、ショップのような見た目をキープしています。
チェストを組み込む
かなり広いスペースがあるウォークインクローゼットに、市販のチェストを組み込んでいるアイデアです。
チェストの上には、ファイルケースを並べて雑誌やプリントなどを見せない収納スタイルで整理しています。
以前から使っている収納アイテムや家具があれば、このようにクローゼットの中に組み込んで活用しても良いでしょう。
ジッパー付きバッグを活用
収納力を高める方法として、収納する物をコンパクトにするというアイデアもあります。
水着や浮き輪など、水遊びアイテムはそれぞれジッパー付きのバッグに入れてグルーピング。
さらに、布製の収納バッグに入れることで見た目もすっきりしますし出し入れも簡単にできるようになります。
100均でも購入できる圧縮袋を使っても良いでしょう。
ハンガーをそろえる
ポールを使った吊り下げ収納をしている場合、ハンガーをそろえることで見た目のきちんと感を演出するだけでなく省スペースにもなります。
目的に合わせて、シャツハンガーやスラックスハンガーをシリーズでそろえると良いでしょう。
クリーニング屋さんでいただけるハンガーでも、色を統一するだけで印象が変わりますので是非トライしてみて下さい。
まとめ
限られたスペースであるクローゼットを有効に活用するためには、デッドスペースを作らないことが大前提になります。
もともとのクローゼットのタイプに合わせて、レイアウトを考えてみませんか。
市販の収納ケースや収納バッグも活躍してくれるでしょう。
見た目もすっきりさせ、取り出しやすくしまいやすいクローゼットを目指しましょう。
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