キッチンから家族の顔が見える♪そんなオープンキッチンレイアウトをご紹介

キッチンって、いろいろありますが、家族の顔の見える「オープン式」も増えています。旧来の独立型に近いものも含めて、いろいろなオープンキッチンを実際の例で見ていただきます。ぜひキッチン作りのご参考に♪

2016/06/12 更新
キッチンから家族の顔が見える♪そんなオープンキッチンレイアウトをご紹介

従来の独立型キッチンから最新型の「オープンキッチン」までいろいろありますが、家族の顔がキッチンから見える、家族からもキッチンのようすがわかる、というのは安心ですよね。旧来の独立型でも、オープンキッチンの要素を取り入れたものが増えています。最新型のオープンキッチンを中心に、オープン度を3タイプに分けてご紹介しています。ご参考ください♪

最新型のオープンキッチン/フラットタイプ対面型

こちらはキッチンの開放性がもっとも高い、最新のオープンキッチンのスタイル「フラット式対面型」です。キッチンを囲むものがなく台の上が完全にフラットなので、このように前にせりだしている場合は、そこをカウンターとして食事することができます。従来調理のみを行う場所だったキッチンが食事の場にもなりつつあるということで、キッチンを閉塞させない、オープン化がどんどん進んでいることがわかります。


 

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こちらはインテリア写真投稿サイト「roomclip」から。上のモデルルームと同じ最新の「フラット式対面型」のキッチンが採用されている実例です。キッチンを閉塞的にしていた従来の壁がまったくないので、完全にリビングダイニングと一体化した、もっとも開放度の高い最新のキッチンです。キッチンで料理する人が居間の家族と離れている感じがなく、居間の家族のほうからもいつもキッチンが見えて相互に安心でき、さらに家族がキッチンに入りやすいという長所があります。


 

上のキッチンの内部です。こちらは「二の字」型のキッチンで、シンク側の反対に大きな調理台を兼ねるパントリー(食品貯蔵庫)があります。シンク側だけでなく、反対側でも作業ができるので、複数の人が同時に調理にかかわれるという利点があります。モデルルームと同じくキッチンがフラットでカウンターがせりだしているタイプなので、カウンターに椅子を置いて食事することもできます。


 

同じく最新の「フラット式対面型」のキッチンです。こちらは「L字型」。壁がなく完全にフラットなキッチンですがカウンターのせりだしはないので、食事は横のダイニングテーブルで取ることになりますがこちらも居間との一体感がありますね。もはやリビングダイニングの一部という感じです。キッチンに独立した牙城という雰囲気がないので、主婦の孤立感がなく、家族が居間とキッチンを行ったり来たりするのも容易にできる雰囲気がありますよね。


 

上と同じキッチンの、「L字」の棒の長いほう、コンロのある側を見ています。リビングダイニングの一部という作りなので「見せる収納」が徹底されています。手の届く高さの吊り戸棚に調味料類などがまとめられているので調理台がスッキリしていますね。壁もキッチンも美しいモノトーンに統一されているので、キッチン自体がリビングダイニングの中のひとつの家具のようになっています。


 

オープン度中くらいのキッチンもいま人気!

こちらは最新型のオープンキッチンと、旧来の独立型キッチンの中間に位置する、開放度中くらいのタイプのキッチンです。特徴は腰壁が付いていることです。腰壁というのは、この画像でシンクを囲んでいる垣根のような低い壁のことです。手元やキッチンの内部がかんたんには見えない作りになっていることが特長です。少しくらいキッチンがごちゃごちゃしていてもゲストが意識的にのぞきこまなければ見えません。


 

上のモデルルーム例と同じ、オープン度中くらいの腰壁のあるL字型キッチンです。roomclip投稿 の実例でご覧いただいています。腰壁があるので、最新のフラット型のようにダイニング側と完全に一体化してはいませんが、腰壁からカウンターがせりだしている作りなので、シンク側に向かって家族が食事を取ることができ、最新型寄りのキッチンと言えます。


 

こちらも腰壁付きの、オープン度中くらいのキッチンです。こちらは「二の字」型のキッチンです。手前側のキッチンにはコンロがあるのですが、腰壁という垣根があるので、こちら側からコンロまわりはまったく見えません。この点がリビングダイニングと一体化しているフラット式と異なる点です。


 

上と同じキッチンに寄ってご覧いただいています。このくらいまで寄るとコンロの存在や調理台に出ているものがわかります。腰壁があることによって、キッチンの独立性が、フラット型よりも保たれているのです。


伝統的な独立型に近いキッチンも、まだまだ人気!

こちらは旧来の独立型に近いオープンキッチンです。完全な閉鎖ではなくデザイン窓が付いているので、旧来型よりもずっとオープン度は高くなっています。囲む壁があるので、キッチンとしての独立空間が保たれています。roomclip の投稿写真にはこのタイプも多いので、最新型だからといって、オープン度が高いキッチンにだけ人気が集まるというものでもないようです。

キッチンに独立性のあるほうが好きだけれど居間側とのつながりも欲しいという方もたくさんいらっしゃると思います。おそらくそこで編み出されたのが、この一種の「室内窓」。キッチンという独立空間に家族はやや立ち入りにくいけれど、キッチンから居間側が見渡せ、居間からもキッチンのようすが垣間見えるので、窓を通して相互がゆるやかにつながっているという、このタイプも根強い人気があると思われます。


 

旧来型に室内窓が付いている、上のモデルルーム例と同じタイプのオープンキッチンです。これ以外の写真でもお子さんはキッチンには入りませんが、つねにキッチンの窓のほうに注意を向けています。窓が付いたことで、旧来の独立型キッチン型より一気に開放度が上がり、相互に安心感が生まれていることがわかります。


 

上と同じキッチンの窓に寄ってご覧いただいています。大きな窓で、ガラスなどは入っていないので、外からも内部がすこんと見渡せます。内部も見られてもよい「見せる収納」になっています。


 

 

上と同じキッチンの「見せる収納」が徹底しているキッチン内部です。食器類が食器棚に入っていないので、一目でどこに何があるかわかって、主婦の方以外の家族にも取り出しやすく、また戻しやすい収納になっています。主婦の専門性に頼りすぎることなく、家族がキッチンに入って支度にかかわりやすくなっていますね。


 

こちらも窓の開口部の幅が広く取られているキッチンです。木の温もりが伝わりますね。


 

こちらはroomclip の実例です。縦幅はありませんが横幅の広い室内窓が設けられています。左右にオープンラックと窓枠が取り付けられ、あえて狭くしていることによって相互からあからさまに見えすぎることを防いでいます。


 

同じキッチンの内部です。ダイニング側と同じ、カフェふうの「見せる収納」になっています。独立型の時代と違って、見られてもよい収納になるのは、オープン度の高低にかかわりなく、オープンキッチンの宿命といえますね。


 

旧来の独立型に近いオープンキッチンですが、窓の開口部が狭くなっています。今までの例よりキッチンの独立性がさらに高い例と言えますが、閉鎖的と言うよりむしろ女性にとって心地よい個の空間になっています。


 

同じく開口部を狭くしている独立型オープンキッチンの実例です。窓の幅自体は比較的広いですが、右端に食器棚を置いてあえて狭くしています。中のようすを良く見ようとすれば近寄ってのぞきこむ形になるでしょう。


 

同じキッチンの内部です。雑誌にも取り上げられたという、見せる美しい収納となっています。キッチンをひとつの城として整えようとしたとき、たしかにオープン度の高さは望まれないと思います。けれど開口部も必要とするという、このようなタイプも、依然すたれず継続していくと思われます。


 

 

まとめ

家族の顔の見える安心のオープンキッチンはいかがでしたか。オープン度の進む最新のキッチンは、もはや独立したキッチン空間ではなく、リビングダイニングの一部というところまで来ています。

家族がキッチンに入りやすくなり主婦の方が孤立しないという長所がある一方で、壁が完全に取り払われた実例写真が意外に少ないことから、あるていどの独立性も依然として必要とされているように思われました。

キッチンのオープン化をお考えの際にはぜひ、必要なオープン度は個人によってちがうということをお考えになりながら、お好みを家族でご相談になるとよいのではないかと思います。

 

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