幸せが宿る器「ボンボニエール」って?魅力と作品紹介

忙しない日々の中で小さな幸せをくれるお菓子たち。そんなお菓子をかわいく入れられる「ボンボニエール」という器をご存知ですか。今回は、調べてみると奥が深いボンボニエールの世界をご紹介します。

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幸せが宿る器「ボンボニエール」って?魅力と作品紹介
Creema

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専門家ライター

アクセサリーやバッグなどのファッションアイテムからインテリア、アート、キッチン、フード…あらゆるジャンルのクリエイター作品1,000万点以上が集まる、日本最大級のハンドメイドマーケットプレイス「Creema(クリーマ)」。 一つひとつ想いを込めて作られたオリジナリティ溢れるアイテムは、自分へのご褒美はもちろん、大切な方へのプレゼントにもぴったりです。"自分だけのお気に入り"が、きっと見つかります。

幸せが宿る器「ボンボニエール」って?魅力と作品紹介


皆さんは、どんな瞬間に幸せを感じますか?とても些細なことですが、私は甘いお菓子を味わうひと時に幸せを感じます。

甘いものを食べている時は、自然と気持ちがほぐれて安らぐもの。忙しい時でも小さな幸せを感じることができるように思います。

仕事や家事、勉強の合間に、甘いものをそばに置いてエネルギーチャージするという方も少なくないと思います。甘いものは、時に励まし、元気付けてくれるお守りのようなものなのかもしれません。

 


忙しない日々の中で小さな幸せをくれるお菓子たち。そんなお菓子をかわいく入れられる「ボンボニエール」という器をご存知ですか。

Creemaで出品されているのを見かけたのが、私とボンボニエールとの出会い。思わず声に出して読み上げたくなるネーミングと佇まいの可愛らしさに、心がときめきました。

実は可愛らしいボンボニエールには、高貴な歴史や様々な魅力が隠されていたのです。今回は調べてみると奥が深いボンボニエールの世界をご紹介します。

 

 

ボンボニエールとは?

発祥の地はヨーロッパ

ボンボニエールとは、皇室の慶事の際に配られる小さな菓子器のことです。その可愛らしい名前は、フランス語の砂糖菓子「bonbon」から名付けられています。

ちなみに「bonbon」の語源は、フランス語の「bon」(意味:よい、美味しい)という形容詞を2つ重ねた幼児語で、日本語でいうと「うまうま」といったところでしょうか。

 

フルーツやナッツを、砂糖から作った殻で包んだお菓子がbonbonと呼ばれ、砂糖以外にチョコレートでコーティングされたものもあります。

日本ではウイスキーをチョコレートで包んだ「ウイスキーボンボン」などが馴染深いのではないでしょうか。そもそもボンボニエール発祥の地はヨーロッパ。

出産や結婚式などの祝事の際に砂糖菓子を配る風習があり、そこで使用されていた菓子器が「ボンボニエール」と呼ばれていました。


 

祝事の引き出物として、現代でも活躍

お祝いの品として贈られていたため、装飾は華やかで細やかな意匠が施されているものが多く、まさに小さな工芸品です。

日本に初めて登場したのは、明治22年。皇室の慶事での引き出物としてボンボニエールが配布されるようになりました。

当初は皇室・皇族の間で出回っていましたが大正~昭和10(1912 ~ 1935)年代前半に大流行を迎えると、企業や一般家庭にまでその慣習が広がっていきました。

当初は「ボンボニエール」という名前ではなく、「ボンボニー」「ボンボン入れ」など様々な呼ばれ方をされ、徐々に「ボンボニエール」という名前が定着していきました。現代の皇室でも、この慣習は続いています。

 

ボンボニエールの魅力

縁起が良く、可愛らしいボンボニエール。つづいて、その魅力に迫っていきます。


小さな可愛いボンボニエール。イチゴ ボンボニエール 磁器はこちら

 

魅力1 いくつも集めたくなる、かわいらしいビジュアル

ころんとした小さな器に、華やかな装飾が施されているので、手に乗せてじっくりと眺めてたくなる可愛らしさです。小さなサイズだからこそ、お気に入りのものをいくつも集めたい!という気持ちになりませんか?

 

魅力2 砂糖菓子以外にも◎小物入れにもなる実用性

主に金平糖などの砂糖菓子を入れる、というのが本来の使い方ですが、蓋付きなので小物を入れることも。デスク周りに置いて、細々としたものを収納するのもおすすめです。

小さい器なので、お気に入りの指輪やピアスをそっと入れれば、より愛着が湧きそうですね。

 

魅力3 インテリアとして、飾って楽しめる。

華やかな装飾が施された小さな工芸品・ボンボニエールは、小さいながら存在感抜群。玄関や、リビングなどのちょっとしたスペースに飾れば、お部屋のアクセントにもなってくれそうですね。

お菓子をそっと忍ばせつつ、お部屋のインテリアとして飾っておけば、お子さんに見つからずに糖分補給もできるかもしれません(笑)

 

魅力4「幸せが宿る器」とも呼ばれる、縁起の良さ。

高貴な歴史をもつボンボニエールは、「幸せが宿る器」とも呼ばれています。

出産祝いや結婚式などのシーンに留まらず、誕生日祝いやちょっとしたギフトとして贈っても喜んでもらえそうです。相手の好きな色や形、装飾のものをプレゼントすれば、小さな幸せも一緒に届けてくれそうですね。

 

Creemaで出会えるボンボニエール

ここからはCreemaで販売されているボンボニエールをご紹介します。

丁寧に絵付けが施されたものから、漆の美しさが際立つものなどを集めました。お気に入りのボンボニエールと出会えますように。

 

小さな可愛いボンボニエール。イチゴ ボンボニエール 磁器

京都・清水焼団地にある和食器ギャラリー、rakuさんで出品されているのが、いちごのボンボニエール。

白い器に、大粒のいちごがみずみずしく描かれた可愛らしいデザインです。

いちごの葉に隠れるように、控えめに顔を覗かせた花もとても可憐ですね。

いちごの他にも、コスモス紫陽花など人気の花が描かれた絵柄のボンボニエールもあるので、ぜひお好みの絵柄をチェックしてみてください。


小さな可愛いボンボニエール。イチゴ ボンボニエール 磁器はこちら

 

jewelボンボニエール・香合(ピンク)

主に折り紙・幾何学をモチーフにした器を手がけるplumbookさん。こちらのボンボニエールのモチーフは”宝石”です。

その洗練されたシルエットには、可愛らしさの中にも上品さが感じられますね。


 

落ち着いたパステルカラーで、カラフルな金平糖との相性も◎。

小さなお菓子や、大切な小物をそっと入れて蓋を閉じれば、ころんとした宝石のようなシルエットも楽しめます。オブジェとして飾るのもおすすめです。


jewelボンボニエール・香合(ピンク)はこちら

 

Lienリアン ボンボニエール グレー アクセサリー入れ/引き出物

katogoroshotenさんのボンボニエールは食卓にも馴染みやすいカラーリング。

丁寧に彫られた花の模様がグレーの器から浮かび上がった、緻密なデザインには見応えがあります。

シンプルながらも、華やかに食卓を彩ってくれそうですね。


 

ティータイムのお供に角砂糖を入れたボンボニエールをそっと並べれば、より優雅な時間を過ごすことができそうです。

特徴的なレリーフが美しい、『Lien』シリーズの食器はマグカッププレートなど幅広く展開されています。

ぜひお気に入りで揃えて、テーブルコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか。


Lienリアン ボンボニエール グレーはこちら

 

ちょっと大きめ朱塗りボンボニエール


古くから漆器の盛んな町、和歌山県の海南市で漆を身近に感じながら創作活動を始めた伝統工芸士・漆屋はやしさん。美術品から普段使いできる器やアクセサリーなど、幅広いジャンルの作品を手がけられています。

そんな漆屋はやしさんが手がけるボンボニエールは、両手でそっと持ち上げられる大きめサイズ。まず目を惹くのは、鮮やかに染まった朱色です。

そして揺らいだような器の曲線は、花をイメージして仕上げられており、凛とした存在感があります。お部屋に並べるだけで、ぐっと空間が引き締まりそうですね。

ちょっと大きめ朱塗りボンボニエールはこちら

 

ボンボニエールで、暮らしに小さな幸せを。

▲京都 漆器の老舗・井助さんのボンボニエール。漆の色はこだわりの5色展開で、老若男女が手に取りやすく、暮らしに馴染むシンプルなデザインです。

小さく愛らしいボンボニエールは、明治20年代より日本に登場し、祝事を通して多くの人々の幸せに寄り添い続けてきました。

そばに置いておくと、心がちょっぴり豊かになって、幸せな気持ちになる。ボンボニエールにはそんな魅力もあるのかもしれません。


IRO-IRO ボンボニエール 橙(オレンジ) 漆塗りはこちら

 

お菓子を入れてデスクにそっと置いたり、プレゼントとして贈って相手に小さな幸せを届けたり。とっておきのボンボニエールをひとつ、暮らしに迎えませんか。

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