クローゼットを突っ張り棒ですっきり収納
奥行きが浅く、上部に枕棚と1本のハンガーパイプがあるというのが一般的なクローゼットの作りです。そのため、収納が足りない、スペースを活かしきれないというお悩みが多いようです。
今回、突っ張り棒を使ったクローゼット収納アイデアをリサーチしました。洋服の収納力がアップしたり、出し入れしやすくなったりするさまざまなおすすめアイデアがありますよ。ぜひご覧ください。
洋服（大人）の突っ張り棒収納アイデア
バーが無いクローゼットの突っ張り棒収納
こちらはもともとハンガーパイプの付いていない棚式のクローゼットでしたが、動線を考えて収納を変更。
突っ張り棒タイプのハンガーパイプをDIYで取り付け、外出時によく着る上着やコートを掛けるスペースにしました。
動線を考えた収納にすると、使いやすく片付けやすい環境にできます。突っ張り棒なら簡単に設置できるので、収納の見直し時におすすめですよ。
クローゼット下部を活かす突っ張り棒収納
クローゼットに備え付けのハンガーパイプには上着や洋服を掛けて、その下に突っ張り棒を付けてボトムスをハンガー収納しています。
ボトムスもハンガー収納にすると畳む手間が省けチェスト類を減らすことができ、効率的に家事ができるのでおすすめ。
季節アイテムを上下で分けるとか、コートなどのアウターを上部に、シャツ類を下部にという分け方も人気があります。
人気のブランコハンガー式突っ張り棒収納
こちらもクローゼット上下2段ハンガーの実例ですが、突っ張り棒を突っ張らせずに、ブランコハンガーにして活用しています。
ブランコハンガーとは、上部のハンガーに紐やチェーンで棒を吊り下げて2段にする方法。使いやすいと人気の収納スタイルです。
突っ張らせて使用する時のような落下の心配がなく、突っ張り棒を使えば好きな幅に調整できるところが特長ですよ。
縦型突っ張り棒を使った突っ張り棒収納
画像はクローゼット内ではありませんが、枕棚やハンガーパイプのないクローゼットにハンガーを取り付けたい時におすすめのアイテムなのでご紹介します。
「突っ張りハンガーラック」という山善の人気商品で、床と天井の間に縦に突っ張らせて使うハンガーです。
耐荷重が60kgなので、重いコート類もたくさん掛けることができ、上下2段使いも可能です。つやなしカラーが人気。
洋服（子供）の突っ張り棒収納アイデア
クローゼットの下部に突っ張り棒収納
こちらは和室のクローゼットで扉は折り戸なのですが、中の構造は押し入れ風の収納スペースです。
その1番下の収納部分を小さなお子様の洋服収納として活用。100均で購入した突っ張り棒を横に渡して、アウター類のハンガーパイプにしています。
重さで落ちてしまうのが心配な時には両端にすのこを立て掛け、すのこ板のスリットに棒を掛けるようにして突っ張らせると安心です。
リビングクローゼットの突っ張り棒収納
こちらはリビングのクローゼット。上の方は日用雑貨を収納する棚として使い、下部をお子様のクローゼットとして使用しています。
まだ自分で洋服を選ぶことができないお子様でも、お子様の背丈に近い所に洋服を収納することで、お着替えさせる時に手が届きやすいのでおすすめのアイデアです。
使っている突っ張り棒はニトリのアイテム。落ちづらいと人気のおすすめ商品ですよ。
商品はこちら
ブランコハンガーアイデアの突っ張り棒収納
お子様が自分でお着替えできるようになってきたら、お子様の手の届きやすい位置に洋服が掛けてあると、自発性をさらに引き出すことができます。
そこでおすすめのアイデアがブランコハンガー収納。クローゼットのハンガーパイプに、紐などで突っ張り棒を吊るすだけの簡単DIYアイデアです。
普段着る洋服を下に、シーズンオフアイテムを上に掛けておくと衣替えも楽ちん♪
簡単DIYアイデアで突っ張り棒収納
前出と同じブランコハンガー収納ですが、こちらはさらに取り付けや高さ調整が簡単にできるアイデアです。
100均などで、大きいS字フック4つと、チェーン2本、突っ張り棒を用意します。
画像は突っ張り棒ではありませんが、突っ張り棒の方が長さ調整しやすいのでおすすめ。
両端にS字フックを付けたチェーンでクローゼットのハンガーパイプに突っ張り棒を掛ければ完成です。
隙間を活用する突っ張り棒収納アイデア
おすすめ！ネックレスの突っ張り棒収納
袖壁のあるクローゼットはクローゼット横にわずかなデッドスペースができてしまいます。
こちらはそこに突っ張り棒を渡してフックを付け、ネックレスを収納するアイデア。
壁に直接フックを付けるよりも、突っ張り棒を使うことにより、フレキシブルにフックを増減できます。
洋服と一緒にネックレスを選んだり、片づけたりできるので便利です。ベルトなどにもおすすめの収納法です。
デッドスペース活用の突っ張り棒収納
こちらは枕棚のあるクローゼットで使える隙間収納突っ張り棒活用アイデア。
枕棚の下部にある補強角材の間に細い突っ張り棒を渡して、S字フックで帽子を吊るし収納しています。
クローゼット背面の枕棚下は意外な盲点のデッドスペース。
クローゼットのハンガーパイプに洋服をかけても、帽子が邪魔にならず、洋服をずらせばすぐに出し入れできるので、肥やしになりません。
枕棚のないクローゼットで突っ張り棒収納
枕棚の付いていないクローゼットは、ハンガーパイプの上部がデッドスペースになりがちでしょう。
突っ張り棒を使えば、大掛かりなDIYをすることなく収納を増やせます。
突っ張り棒に専用の棚板を付けてもいいのですが、ボックスを使えばそのままのせるだけでいいのでおすすめ。
こちらはニトリの人気アイテムNボックスを利用しています。白で統一されていておしゃれですね。
人気アイテムを活用した突っ張り棒収納
[JOURNAL STANDARD] DRAWALINE 004 Shelf A
4,400円
こちらは突っ張り棒に引っ掛けるだけで設置できる人気のおしゃれなシェルフ。簡単なDIYで組み立てられます。
釘やネジで壁に固定してしまわないので、フレキシブルに移動可能で賃貸などの方におすすめです。
クローゼット横に取り付けた突っ張り棒に設置すれば、一時的なポケットの中身置き場にしたり、化粧品置き場にしたりなど、いろいろ便利に使えるでしょう。
落ちにくくする突っ張り棒収納アイデア
支柱を使った突っ張り棒落下防止アイデア
「強力支え棒」という商品を使った突っ張り棒落下防止アイデア。
突っ張り棒の途中にこの支柱を入れることで、掛けている物の重さで突っ張り棒がたわんだり落下したりするのを防ぎます。
スマートだからクローゼットの収納力も落としません。画像は押入れ用を使っていますが、同商品のクローゼット用もありますよ。
人気商品でSNSでもおすすめする声が多数上がっています。
一石二鳥の突っ張り棒落下防止アイデア
無印良品の「壁に付けられる家具・フック」を使った突っ張り棒落下防止アイデア。
突っ張り棒を設置したい位置の下にフックを取り付けることで、突っ張り棒を支える役も兼ねています。
もちろん、フックとしても使えるので一石二鳥のナイスアイデアです。
「壁に付けられる家具」はシンプルでナチュラルなところが人気のアイテム。ちょっとコートを掛けたい時などにも便利ですよ。
簡単DIYの突っ張り棒落下防止アイデア
こちらの画像はクローゼット内ではありませんが、クローゼット内でも使えるアイデアなのでご紹介します。
ウエルスジャパンというメーカーの「突っ張り棒が落ちない君」というアイテムを使った突っ張り棒落下防止アイデアです。
ステープラを使った簡単DIYで取り付けでき、壁面を大きく傷つけることなく設置できるところが人気。突っ張り棒をしっかりホールドしてくれます。
100均商品の突っ張り棒落下防止アイデア
こちらも前出同様、クローゼット内の画像ではありませんが、突っ張り棒の端が円形タイプならクローゼット内でも使えるおすすめのアイテム。
セリアの「つっぱり棒壁面ガード」という商品です。ジェルマットを利用するので壁を傷つけることなく設置でき、DIYツールなど何も必要がありません。
何度でも貼り直せるので、DIY初心者でも簡単に取り付けができる人気の商品です。
目隠しでおしゃれな突っ張り棒収納アイデア
ミニカーテンで部分目隠し収納アイデア
クローゼットの一部にすっきり見えない部分があると、クローゼットを開けた時にちょっと気になってしまいますよね。
そんな時には突っ張り棒で部分目隠しカーテンを付けるのがおすすめ。
こちらはクローゼットの下部分だけ、目隠しするカーテンを突っ張り棒で付けています。
幅の広いクローゼットの場合は、突っ張り棒を突っ張らせずにフックに引っ掛ける方法もお手軽で人気です。
セリアアイテムで部分目隠し収納アイデア
ハンドメイドでカーテンを用意するのが難しいという場合、お手軽なのが100均アイテム。こちらはセリアのフリークロスを使った目隠しカーテンです。
100均にはクロスの他に、クロスを簡単にカーテンに変えてくれるおしゃれなカーテンクリップやカーテンリングも豊富にラインナップされています。
突っ張り棒も含めて、全部まとめて100均で揃えられるのでおすすめです。
オープンクローゼットの目隠し収納アイデア
こちらはあえて扉を付けなかったクローゼットスペース。扉代わりにIKEAのカーテンを突っ張り棒で付けています。
カーテンレールを設置するという選択肢もありますが、固定したカーテンレールよりも、突っ張り棒で付ける方が後からいろいろ自由に変更できるところが魅力です。
こちらのオーガンジー風なIKEAのカーテンは、可愛らしい雰囲気で女の子のお部屋に人気ですよ。
カーテンで仕切る目隠し収納アイデア
こちらは突っ張り棒とカーテンを使って、仕切ることによってクローゼットスペースを作っている実例です。
カーテンで目隠しすることでお部屋がすっきりしますね。カーテンは大きなものを天井付近から吊るすと、お部屋が広く見える効果が期待できるのでおすすめです。
本物のクローゼットでも扉を外してカーテンに付け替えてみると、大胆な模様替えができるでしょう。
クローゼットの突っ張り棒アイデア収納
クローゼットの突っ張り棒収納アイデアをご紹介しました。突っ張り棒というネーミングから、壁に突っ張らせて使うものという固定概念がありますが、発想を転換すると活用アイデアがたくさんありますね。
クローゼット収納にお悩みの方は、ぜひこれらのクローゼット突っ張り棒収納アイデアをヒントに、ご自宅のクローゼットを使いやすくアップデートしてみてください。
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