40段の階段と趣味を深堀りできる家

HOWS Renovationの「横浜荏田北の家Ⅰ」の2階には、間仕切りのない大空間が広がる。自由に暮らしをつくっていけそうなこの家に一目惚れしたというNさんご夫妻。ご主人はプロダクトデザイナー、奥さまは西洋民芸のショップに勤める。担当コンサルタントの桜庭伸也さんも交え、暮らしぶりについてお聞きしました。

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40段の階段と趣味を深堀りできる家

40段の階段と趣味を深堀りできる家

40段の階段と趣味を深堀りできる家

HOWS Renovationの「横浜荏田北の家Ⅰ」の2階には、間仕切りのない大空間が広がる。真っ白なキャンバスのように、自由に暮らしをつくっていけそうなこの家に一目惚れしたというNさんご夫妻。

ご主人はプロダクトデザイナー、奥さまは西洋民芸のショップに勤める。ゆくゆくは40段ほどの階段のアプローチやゆとりのある空間を活かし、家を住み開いていきたいと話します。

担当コンサルタントの桜庭伸也さんも交え、暮らしぶりについてお聞きしました。

 

 

40段の階段はポテンシャル。広い玄関はショップのイメージ

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——Nさんご夫妻は、「横浜荏田北の家Ⅰ」のどんなところが気に入って購入を決めたのですか?

【ご主人】部屋数は必要なく、ワンルームで広い空間に住みたいと思っていました。

2階に広がった空間を見た時はとてもテンションが上がって、一目惚れのような状態。間仕切りがなく、白い箱だけが用意されていて、住みながら自分たちでいかようにでも色づけできそうだというのが響いたところです。天井の黒い鉄骨の梁が現しになっているのも好みでした。

 

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【桜庭】初めてご案内した時の、ご主人と奥さまのテンションの違いが印象的でした(笑)。ご主人はすぐにでも決めたいという感じでしたが、奥さまはとても冷静に見学されていましたよね。

【奥さま】景色が開けていて、日当たりも風通しも良く、すごく明るい。私もとても居心地がよくていい家だと思いました。でも、周囲の友人も家を買い始めて、そろそろ私たちもと考えて、探し始めたばかりで、最初に見つけたのがこの家だったから、即決はできなくて…。

とりあえず他も見ておこうとマンションなどの見学にも行きました。ちなみに梁は私も惹かれたポイントで、いろいろなものが掛けられるのが魅力的だなと。実際にいろいろ掛けて楽しんでいます。

【桜庭】この物件は高台にあり、前面道路から約40段の階段のアプローチがあります。やはり最初はこの階段を気にされていましたよね。

 

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【奥さま】他の物件を見ている間に、3〜4回ほど来て階段を登ってみました。仕事帰りにもシミュレーションしてみて大丈夫だと確認するうちに、この階段の可能性に期待できるかもしれないと思うようになったのです。

たとえば、将来的にショップをやるとしたら、この階段がよいアプローチになり、階段や庭も含めてイベントスペース的に使ったりもできそうです。玄関の土間がとても広く、ホールもちょっとした部屋のようなスペースがあり、ここをショップ空間にするというイメージも浮かんできました。

【桜庭】現在もテーブルとソファがあり、壁には素敵な抽象画が飾られ、ギャラリーのようで、すでにその片鱗を感じました。この広い面積を使いこなし、余白も含め自分たちの空間としているのがすごいなと思いました。家具や植物なども含め、置いてあるものの高さやスケール感がすごくいいバランス感で収まっていますよね。

 

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将来的には焙煎機をキッチンに。趣味を活かし、ともに成長する家

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——2階はLDKですが、36帖以上ある大空間です。オープンなキッチンが設けられていますが、それ以外は自由に空間を使うことができます。空間の使い方はどう決めていきましたか?

【ご主人】この空間を見た時に、ここだったら面白い音が鳴らせそうだなと思ったことも決め手。趣味の一つがオーディオなのですが、スピーカーの配置をまず考えました。それが決まれば、一番いい音が聞こえる場所に、ハンス・ウェグナーのシングルソファを2つ並べる。これである程度、配置が決まってきます。

キッチンの近くにダイニングテーブルを置いて、奥は趣味スペースとして書斎っぽくしました。オーディオに関してはまだ模索中で、この場所に最適なスピーカーを探している最中です。

 

 

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——奥の趣味スペースでは、どんなことをして過ごしていますか?

【ご主人】私はレザークラフト、妻は洋裁をすることが多いです。レザークラフトは、引っ越してきてから始めた趣味。もともとカメラ、コーヒー、自転車、クルマなど、多趣味なのですが、何かものづくりをしたいなと思っていて、この場所でやるならレザークラフトがいいかなと。

 

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——キッチンにもエスプレッソマシンやミルなど、コーヒー関連のアイテムが並んでいますよね。

【ご主人】今は元々持っていたものを並べているだけなので、もっとこの空間に合ったものに変えていきたいなと思っています。焙煎もするので、焙煎機が欲しくて、実は入居前に焙煎機が置けないか検討し、桜庭さんにご相談したのです。

 

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【桜庭】排気のためのダクトを設ける追加工事が必要になりますが、お応えすることは可能で、壁に穴を空けて設置するための大まかな予算をお伝えしました。

【ご主人】それを聞いて、最初から全部を叶えるのは難しいと感じ、先の楽しみにとっておこうと思いました。1階に暖炉も付けたいし、これからも追加リノベーションをしていくつもりです。

 

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——1階には寝室ともう一つ個室がありますが、そこは趣味の部屋のような感じですね。

【ご主人】主に自転車を置いたり、メンテナンスしたりする場所として使っています。棚には本や雑誌、ミニカーのコレクションなどを並べていますね。この家で暮らしていくことで、もっと趣味を深堀りできそうだなと感じています。趣味を掛け合わせて、この家の空間を使って何か小商いのようなことや、リビングをシェア空間にして、人を集めてイベントなどができたらいいなとも考えているのです。

今思えば生き方を反映できるような、一緒に成長していける家を求めていたのかも。この家はそれを叶えてくれそうだと感じています。あとは僕らの想像力と行動力にかかっていますね。

 

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家具の配置で居心地が変わる。暮らしをつくり続ける楽しさ

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——この家に住み始めて半年くらいとのこと。実際に暮らしてからはどのような住み心地ですか?

【奥さま】毎日とても気持ち良く暮らしています。住み始めてからも、家具の配置を何度か変えて、いろいろ試すのも楽しいです。

1階の玄関に置いているソファも、最初は2階に置いていたのですが、下も気持ちいいかもと感じ、二人で移動させました。ソファを移動させるだけでも、居心地がすごく変わるので、飽きることなく暮らしをつくっていくのを楽しめそうです。

【ご主人】寝室も最初はベッドを奥に置いていたのですが、なんとなく狭く感じて、ベッドを入り口側に移動させたら、抜けができてすごくしっくりきました。飽き性なので、こまめに家具を移動させて、模様替えできるのは嬉しいです。それも広さと余白があるからできることだと思います。

 

 

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——新居として、戸建てリノベーションされた家をお選びになり、感じていることを教えてください。

【ご主人】前の家に住んでいた感覚を忘れるほど、私たちの暮らしに空間が馴染んでくれていると感じています。住み始めて半年とは思えない。ずっと前から住んでいるような体感です。家に愛着が沸くという感覚も、この家で暮らし始めてから日々実感しています。

 

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【桜庭】この家を最初にご案内した時に、家と住み手が一緒に育ちながら愛着を育んでいく柔軟な箱を提案したいというHOWS Renovationのコンセプトをお話しました。暮らしが始まった家を見て、まさに愛着を育む暮らしとはこういうことだなと、実際に形にして見せてくださっていて、お手本のようで嬉しかったです。さらに、家がお二人の今後の夢ややりたいことに、役立っていきそうな予感も感じています。

【ご主人】HOWS Renovationのコンセプト自体もとてもクリエイティブで、共感することができました。表層のリノベーションではない、奥深い提案があり、安心感と物件としての魅力を両立していることが他にはない価値だと思います。将来的にどんな暮らしがしたいかというアイデアも、この家があるからこそ、どんどん生まれてくるように感じています。

 

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【奥さま】祖母の家が築100年ほどで、床に使われた無垢材が真っ黒になっているのですが、よく手入れされ魅力を増しているように感じます。年月が経て風合いが育まれた家がとても好きなので、この家でも同じように手を加えていきながら、これから先の経年変化を楽しめることがとても嬉しいです。描いていた理想と一番近い空間に住むことができたと思っています。一から設計していないのに、このような家にめぐりあえたことはラッキーでしたね。

【ご主人】仕事でデザインをしていますが、自由に何でもつくれるわけではなく、いろいろな制約の中で形をつくっていきます。家もそれに似ていると感じました。箱を与えられて、そこにどうやって思いを重ねていくかによって、暮らしがつくられていくのだと思います。

一から設計する家もいいなと思う反面、この家での暮らしはHOWS Renovationだからできる、他にはないオリジナルなものだと感じています。

 

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間取り、プラン

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  • 専有面積: 136.28㎡
  • 間取り: 2LDK
  • 既存建物竣工年: 1985年
  • リノベーション竣工年: 2017年

玄関を入ると広い土間とホールが広がる。ホールは将来的に個室をつくることができるほどの広さがある。

1階には寝室と個室がもう一つ。三角形の土地に四角い箱が入ったような建ち方をしているため、ホール、水まわり、2つの個室はそれぞれ庭に面している。

2階は36帖以上あるワンルーム。4方向に窓があり、明るく開放的な空間となっている。

 

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